１．政策内容と目標

（１）政策内容

（２）長期的目標

●将来ビジョンの取組の方向性（該当所属のみ）

番号	大項目	取組みの方向性
1	�U【つなげる】様々な活動・力をつなげ、結集して、持続可能で、魅力あふれる地域を創る	�B移住・定住相談窓口の全県的な整備、移住定住サポートセンター（本県への移住定住についての総合窓口）におけるきめ細かな相談対応、近畿圏域等を重点地域とした移住・定住先としての鳥取県の魅力の効果的な情報発信など、IJUターン対策に積極的に取り組み、定住人口の増加を目指すとともに、二地域居住等の新しいスタイルの住民を増加させます。新たな住民が行う活動により地域が活性化し、更に新たな住民を呼び寄せ、増加させる大きなサイクルを形成します。
2	�U【つなげる】様々な活動・力をつなげ、結集して、持続可能で、魅力あふれる地域を創る	�C移住者向けの家屋、土地等の提供（クラインガルテン（滞在型市民農園）等の造成）など、移住定住環境の充実を進めるほか、地域の受入機運を醸成するなど移住者が地域に溶け込むようサポート体制を充実し、移住して就業したり、豊かな自然環境の中で中山間地域の生活を楽しんだり、文化・芸術の創作活動を目指す移住者の増加を目指します。また、例えば、家庭菜園的な農業を始める際の行政の支援、ネットワークづくりなどを進めます。
3	�W【楽しむ】いきいきと楽しみながら充実した生活を送る	�E移住定住推進交付金での支援（住宅購入・修繕・貸与に対する支援等）など、県と市町村とが連携して移住希望者のニーズに対応した支援策を充実し、IJUターンをされた方やその同士が地域の方々とのネットワークを形成し、IJUターンをされた方が不安なく住み続けられるような、人の温かさを感じる地域コミュニティ（地域社会）づくりを推進します。

●政策項目（該当所属のみ）

アジェンダ	政策項目
�X 彩り、輝き - 鳥取の誇り	住んでよしの鳥取県の持つ彩り、輝きをアピールし、Ｉターン・Ｊターン・Ｕターンを関西圏のみならず首都圏等でも働きかけ、４年間で２千人の移住を受け入れることを目標とします。

●所属で設定する長期目標（設定がある場合のみ）

（３）今年度の目標

２．測定指標

指標１

指標名	指標の分類
移住定住者数（累計）	成果指標

指標の選定理由及び目標値の設定根拠	根拠となる計画等（ある場合）
ようこそようこそIJU（移住）２千人プロジェクトの目標は、平成２３年度〜２６年度までの⒋年間で２千人の移住者を受け入れる。	政策項目

	基準値	年度当初値	今年度目標値	今年度実績値	長期的目標値
数値	１，１６３人	５０４人	１，００６人	９９２	２，０００人
時点	平成１９年度〜平成２２年度	平成２３年度	平成２３年度〜平成２４年度	平成２４年度暫定値(H24.12月末)	平成２３年度〜平成２６年度
達成度	−	２５．２％	５０．３％	４９．６％	１００％

指標2

指標名	指標の分類
移住定住相談件数（累計）	成果指標

指標の選定理由及び目標値の設定根拠	根拠となる計画等（ある場合）
本県への移住定住希望者を把握する目安となる。

	基準値	年度当初値	今年度目標値	今年度実績値	長期的目標値
数値	１，３８２件	２，４４０件	３，２００件	３，２２９件(県外窓口別途340件(H24年度から集計))	４，６００件
時点	平成１９年度〜平成２２年度	平成１９年度〜平成２３年度	平成１９年度〜平成２４年度	平成２４年度	平成１９年度〜平成２６年度
達成度	３０．０％	５３．０％	６９．６％	７０．２％	１００％

３．目標を実現するための主要事業・主要制度

番号	主要事業・主要制度	事業概要・スケジュール
1	鳥取来楽暮(とっとりこらぼ)促進２０００人プロジェクト事業〜とっとり移住定住支援〜　（トータルコスト予算額65493千円）	鳥取県へのＩＪＵターンを希望される方の視点に立ち、ＩＪＵターンに関する住宅・就職・就業等の相談や情報発信を総合的かつ一元的に実施するとともに、受入体制の整備を進め、本県を移住定住先として選んでいただくためのきめ細かなサービス提供に努めることで、本県への移住定住の促進を図る。 ○ようこそようこそIJU（移住）２千人プロジェクトの運営（委員は移住者、移住支援者を含む県民、行政で構成） 　移住者受入２０００人の目標を達成するため、プロジェクトチームにおいて現場の実情に即した施策の検討・立案を行う。 　・PT全体会…各部会の代表者により構成、２回開催 　・住宅等田舎暮らし支援部会…委員１７名、４回開催 　・就職支援・学生定住部会…委員１５名、４回開催 　・農林水産業等就業起業支援部会…委員１６名、４回開催 ○相談業務及び情報発信業務の総合的かつ一元的な実施 　IJUターンに関する相談や情報発信業務を（公財）ふるさと鳥取県定住機構に委託して総合的かつ一元的に実施する。 　・鳥取県移住定住サポートセンターの運営 　・関西・東京相談窓口（田舎暮らしｺｰﾃﾞｨﾈｰﾀｰ配置）の運営 　・県外相談会、鳥取来楽暮カフェの開催、専門誌によるPR　など ○受入体制の整備 　市町村が取り組む移住定住施策を支援する鳥取県移住定住推進交付金の対象メニューを拡充するなど、市町村や関係団体と連携し、本県へのＩＪＵターンの受入体制の整備を行う。
2	鳥取来楽暮（とっとりこらぼ）促進２０００人プロジェクト事業〜週末は“とっとり暮らし”　お試し起業・創業体験モデル事業〜　（トータルコスト予算額5839千円）	伝統工芸やカフェ、ペンション経営など本県の特色を活かした起業・創業に興味のある方を対象に、本県に滞在しながらお試し的な体験研修を受ける機会を提供することで、本県への移住定住を促進する。 【スケジュール】 モデル市町村の募集（７月〜） モデル事業の実施（１０月〜）
3	鳥取来楽暮（とっとりこらぼ）促進２０００人プロジェクト事業〜わが町自慢！お勧めライフスタイル情報発信事業〜　（トータルコスト予算額12679千円）	各市町村から地域の特色を活かしたお勧めのライフスタイルを提案してもらい、コンテストを実施。本県で多様なライフスタイルを送ることができることを具体的に情報発信することで、「とっとり暮らしの魅力」をアピールするとともに、本県への移住定住の促進を図る。 　・移住定住専門誌との編集タイアップ（８月〜） 　・「お勧めライフスタイル」紹介誌の作成（８月） 　・「お勧めライフスタイル」現地体験（９〜１１月） 　・ライフスタイルコンテスト開催（１０月） 　・「とっとり暮らし」ライフスタイル集の作成（H25年１月）
4	鳥取来楽暮（とっとりこらぼ）促進２０００人プロジェクト事業〜Ｕターン状況実態調査事業〜　（トータルコスト予算額4311千円）	県外進学者の就職状況等を調査し、本県へのＵターン状況を把握することで、若者の県内就職率、県内定着率を高めるための施策を検討する資料とする。 ○学生・保護者へのアンケート調査 　平成２０年３月高校卒業の学生・保護者を対象に、就職状況等についてアンケート調査を行い、本県への就職状況を調査する。 ○県内企業へのUターン就職状況調査 　県内の従業員５０名以上の企業を対象に、新卒採用状況等についてアンケート調査を行い、本県への就職状況を調査する。 【スケジュール】 アンケート調査等の実施（６〜７月） 集計・分析（８〜９月）
5	鳥取来楽暮促進２０００人プロジェクト事業〜田舎暮らしで運転免許取得モデル事業〜　（トータルコスト予算額3459千円）	田舎暮らしや移住定住に関心の高い５０代から６０代のシニア世代を対象とした、宿泊体験、農業体験などの田舎暮らしを体験できるメニューや移住定住に関する情報提供、相談の機会を盛り込んだ合宿型の自動車運転免許取得プランを、モデル的に造成・実施する県内の指定自動車学校に助成金を交付することで、本県への移住定住の促進を図る。 【スケジュール】 モデル事業者の募集（５月） モデル事業の実施（１０月〜）

４．評価

■最終評価（年度末時点）

実施状況
○相談業務等の一元的実施 　ＩＪＵ（移住）ターンに関する住宅・就職・就業等の相談や情報発信業務を一元的に実施するため、これらの業務や「鳥取県移住定住サポートセンター」の運営業務を（公財）ふるさと鳥取県定住機構へ委託実施した。 ○ライフスタイルコンテストの実施 　県内８市町から地域の特色を活かしたライフスタイルを提案いただき、１１月１７日に大阪市でコンテストを開催した。移住定住先としての本県の魅力を具体的に発信するため「とっとり暮らし〜田舎で始める新しい生活〜」を作成し、県外相談窓口等に配置した。 ○お試し起業・創業体験 　鳥取市が「因州和紙の立体ちぎり絵」など３つの体験メニューを造成し、事業を実施された。 ○市町村移住定住施策の支援 　事業実施市町村を募集し、１１市町から３３事業の交付申請があり、移住定住推進交付金を交付した。
進捗
○（予定どおり）
自己評価
7
理由
指標はほぼ順調に推移しているが、ライフスタイルコンテストの参加市町村や移住定住推進交付金の利用市町村に偏りがある。
課題と解決策
○相談業務等の一元的実施 　引き続きＩＪＵ（移住）ターンを希望される方の視点に立ってきめ細やかな相談対応等を行っていく。 ○市町村移住定住施策の支援 　市町村移住定住促進担当課長会議等の場を通じて、効果的な具体の取組を提示し市町村の取組の底上げを図るとともに、引き続き市町村の移住定住施策の支援を行っていく。 ○民間活動団体との連携 　県、市町村など行政中心の取組に加え、民間の活力やコネクションを活用して移住施策を進めていく必要がある。

※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する年度末での進捗を「◎：予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。
※「自己評価」欄には年度当初にたてた今年度の目標に対する達成度を１０段階で評価しています。

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とっとり暮らし支援課　所属長名　尾崎史明　電話番号　0857-26-7961