文化観光局 国際観光推進課の工程表
基本的事項
組織のミッション
・米子ソウル便、環日本海航路の維持発展
・米子ソウル便、環日本海航路などを活用したインバウンド推進
・インバウンド推進による本県の交流拡大、観光振興
所管組織、所管責任者
| 部局名 | 部局長名 | 所属名 | 所属長名 | 職員数 |
| 文化観光局 | 細羽正 | 国際観光推進課 | 馬田浩一 | 11 |
1.政策内容と目標
(1)政策内容
米子ソウル国際定期便及び環日本海定期貨客船(旅客)の利用促進
(2)長期的目標
●将来ビジョンの取組の方向性(該当所属のみ)
| 番号 | 大項目 | 取組みの方向性 |
| 1 | T【ひらく】地域で・県外で・国外で新時代に向かって扉をひらく | G米子−ソウル便の利便性の向上、国際チャーター便(貸切りの国際航空便)の増加、定期航路の充実等により、東アジアを中心とした海外観光客の増加を目指します。本物の日本が感じられる国際的な保養地としての評価の定着を目指します。 |
●政策項目(該当所属のみ)
| アジェンダ | 政策項目 |
| U 産業未来・雇用創造 | (D-1に続いて) これによりリサイクル貨物5倍増など、貨物や旅客の貿易・交流を活発化させます。【このうち、旅客の交流活発化について】 |
●所属で設定する長期目標(設定がある場合のみ)
(3)今年度の目標
・山陰両県による利用促進
・米子ソウル便の運行支援や同便を利用したグループ旅行、旅行商品PRなどの経費支援
・食と温泉ツアー、韓国ドラマロケ地を巡るツアー、個人向けツアーによる利用促進
2.測定指標
指標1
| 指標名 | 指標の分類 |
| 米子ソウル便の外国人利用者数 | 成果指標 |
| 指標の選定理由及び目標値の設定根拠 | 根拠となる計画等(ある場合) |
| その他 鳥取県国際観光アクションプログラム |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
| 数値 | - | | 18,000人 | 9,208人(2月末時点) | 恒常的な年間搭乗率70%以上 |
| 時点 | | | | | |
| 達成度 | | | | | |
指標2
| 指標名 | 指標の分類 |
| 環日本海定期貨客船の外国人利用者数 | |
| 指標の選定理由及び目標値の設定根拠 | 根拠となる計画等(ある場合) |
| その他 鳥取県国際観光アクションプログラム |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
| 数値 | - | | 30,000人 | 25,028人 | |
| 時点 | | | | | |
| 達成度 | | | | | |
3.目標を実現するための主要事業・主要制度
| 番号 | 主要事業・主要制度 | 事業概要・スケジュール |
| 1 | 世界に開かれた“とっとり”国際観光推進事業(外国人観光客受入向上推進事業) (トータルコスト予算額52959千円) | 外国人観光客の誘致を持続的に進めるため、外国人に優しい環境(国際リゾート)を官民共同で整備する。
・鳥取県国際観光アクションプログラムの更新検討、テーマ別ワーキンググループの開催
・外国人観光客受入環境の整備(二次交通運行支援、市町村・民間による受入環境整備の支援 等) |
| 2 | 世界へ打って出る“とっとり”国際観光推進事業(外国人観光客誘致推進事業) (トータルコスト予算額96120千円) | 海外からの観光客を増やすことにより、本県の観光振興を図るとともに、その際の主な誘客手段である米子ソウル便、環日本海定期貨客船の維持・発展及び国際チャーター便の誘致等、本県と海外をむすぶ交通手段の充実を図る。
・海外への観光情報発信、現地プロモーションの実施
・海外の旅行会社・メディア等を招へい、視察ツアーを実施し、旅行商品造成・広報宣伝を図る
・外国人旅行者送客促進事業補助金の活用推進
・スポーツツーリズム、ニューツーリズムなどテーマ、ターゲットを絞った情報発信・誘客促進 |
| 3 | 国際航空便利用促進費(定期便) (トータルコスト予算額102216千円) | 山陰唯一の国際定期航空路線である米子ソウル便の安定運行を図るため、同便を運行するアシアナ航空に対して、米子空港の着陸料、施設使用料等の経費を支援するとともに、山陰両県の官民70団体で組織する山陰国際観光協議会の一員として同便の利用を促進する。 |
| 4 | 韓国向け観光客誘致緊急対策事業 (トータルコスト予算額8649千円) | 東日本大震災及び円高ウォン安により観光客が激減している韓国に対して、安全・安心の情報を平成24年度第1四半期に集中的に発信するとともに、新たな観光需要を掘り起こすことにより、訪問客の回復を図る。 |
| 5 | 環日本海定期貨客船航路利用促進費 (トータルコスト予算額3085千円) | 環日本海定期貨客船の旅客利用のうち、利用が伸び悩んで知る日本からの利用を促進する。
・グループ旅行支援:環日本海定期貨客船を利用した旅行を実施する4名以上のグループに対して、経費の一部を支援。
・修学旅行支援:環日本海貨客船を利用した修学旅行に対して、境港国際旅客ターミナルまでの貸切バスの費用を支援。 |
4.評価
■最終評価(年度末時点)
| 実施状況 |
| ・米子ソウル便については、第1四半期に米子仁川往復航空券3万ウォンキャンペーンの実施や山陰国際観光協議会による各種支援制度を活用して韓国からの利用促進を図ったが、円高ウォン安等の影響に加え、竹島問題発生等により伸び悩んでいた。
・24年秋からの為替相場が円安ウォン高に振れ、また韓国ケーブルテレビホームショッピング商品の販売好調により、1月・2月の韓国人利用者が対前年同期比で36%増となり、通年でも対前年度比20%増(2月末現在)となるなど、回復傾向にある。
・環日本海貨客船については、竹島問題発生直後、一部でキャンセル及び団体旅行の延期などがあったが、その後回復し、順調に利用者数が伸び、対前年度比841人増となった。 |
| 進捗 |
| △(やや遅れ) |
| 自己評価 |
| 5 |
| 理由 |
| ・米子ソウル便の利用者数は、東日本大震災発災以降低迷しており、円安ウォン高の進行などにより回復の兆しが見えてきたが、震災前の水準には戻っていない。
・環日本海定期貨客船の利用者数は、週2便時代に設定された目標数値であり、週1便の現状としては概ね達成できた。 |
| 課題と解決策 |
| 米子ソウル便に関して、魅力的な内容・価格の旅行商品の造成を旅行会社に働き掛けるとともに、韓国大手メディアと連携した情報発信や、韓国アウトドアメーカーと連携したエコツーリズム商品のブラッシュアップ及び会員への情報発信などにより、利用促進を図る。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する年度末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。
※「自己評価」欄には年度当初にたてた今年度の目標に対する達成度を10段階で評価しています。
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国際観光推進課 所属長名 馬田浩一 電話番号 0857-26-7310