教育委員会 教育委員会 図書館の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
部局名 | 部局長名 | 所属名 | 所属長名 | 職員数 |
教育委員会教育委員会 | 教育長
横M純一 | 図書館 | 高橋紀子 | 44 |
組織ミッション
県民に役立ち、地域に貢献する図書館
1 仕事とくらしに役立つ図書館
2 人の成長・学びを支える図書館
3 鳥取県の文化を育む図書館
1.政策内容と目標
(1)政策内容
D図書館機能の充実
(2)長期的目標
政策項目(アジェンダ) | 将来ビジョン | 環境イニシアティブプラン | アクションプラン(教育振興基本計画) | その他 |
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○
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●アクションプラン(教育振興基本計画)
施策の方向性 | 施策目標 |
1:生涯にわたって自ら学び、社会全体で子どもたちを育む体制づくり | (3)活力ある地域社会をつくる生涯学習の環境整備と活動支援 |
(3)今年度の目標
○図書館機能の充実
・『県民に役立ち地域に貢献する図書館』を目指し、「仕事と生活に役立つ図書館」「人の成長・学びを支える図書館」「地域文化を育む図書館」としての機能を充実します。
2.測定指標
指標1
指標名 | 指標の分類 |
公立図書館の個人貸出冊数(人口一人あたり) | |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 4.65冊 | 4.9冊
(H26.3月頃) | | H26.8月頃
(H27.3月頃) | 5.2冊
(全国15位以内) |
時点 | | | | | |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
アクションプラン | | |
3.目標を実現するための主要事業・主要制度
番号 | 主要事業・主要制度 | 事業概要・スケジュール |
1 | 図書館ビジネス支援推進事業 (トータルコスト予算額千円) | 図書館が提供する高度なビジネス情報が、企業の経営戦略の中で、どのように活用できるのか、フォーラムや、セミナー、漫画を使った広報等をとおして、県民、特に企業関係者にPRし、活用を図る。 |
2 | くらしに役立つ図書館推進事業 (トータルコスト予算額千円) | 図書館が所蔵する多様な資料や専門職としての司書の能力を最大限に生かし、地域の情報拠点として、県民の情報要求に応え、県民の生活課題に即した情報提供を実現する。 |
3 | 郷土情報発信事業 (トータルコスト予算額千円) | すぐれた郷土資料(地域資料)の収集・保存を進め、後世へ伝えるとともに、郷土資料の普及・啓発、郷土関係文学者情報の発信を行う。 |
4 | 子ども読書活動推進事業 (トータルコスト予算額千円) | 子どもの読書推進を図り、子どもの学ぶ意欲を育てるために、公共図書館職員、幼稚園・保育所職員、学校図書館職員等を対象とした講座の開催やブックリストの作成を行う。 |
5 | 環日本海図書館交流事業 (トータルコスト予算額千円) | 環日本海諸国(地域)に関する資料収集・情報発進、図書館との図書交換等を行い、県民の交流や異文化理解を支援する。 |
6 | 市町村・学校図書館等協力支援事業 (トータルコスト予算額千円) | 市町村立図書館、学校図書館、大学図書館、県立病院図書室、県内協力機関等の県内図書館ネットワークの要として県全体の図書館サービスの高度化を図る。 |
4.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
○(予定どおり) |
達成度の評価 |
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評価理由 |
◯「仕事と生活に役立つ図書館」「人の成長・学びを支える図書館」「地域文化を育む図書館」としての機能が充実しつつある。
・「米子市立図書館、倉吉市立図書館、各産業支援機関等とのビジネス支援サービスでの連携協定の締結」「フォーラム等の開催」等により、特に西部地区における公共図書館のビジネス支援機能の充実・普及が図られた。
・「いきいきライフ応援コーナー」の開設、録音図書の貸出等により、高齢者及び障がい者へのサービスが充実した。
・職員等のスキルアップのための研修を開催し、子どもの読書を推進する取組みを支援できた。
・子ども読書応援ルームの開設やサポートホームページの開設等により、学校教育への支援が充実しつつある。
・「ふるさと鳥取コーナー」の開設により、鳥取県の優れた文学、自然、歴史、人物に関する図書等を見やすく展示・発信できるようになった。郷土学習ガイド等の作成により、学校での郷土資料の活用が促進された。 |
H25年度の取組 | 成果 |
【仕事と生活に役立つ図書館】
○米子市立図書館、倉吉市立図書館、各産業支援機関とビジネス支援サービスで の連携協定を締結し、米子市立図書館及び倉吉市立図書館における起業・経営なんでも相談会の開催や県立図書館ビジネス関連図書コーナー設置を実施した。
○米子市立図書館と連携して、ビジネスライブラリーフォーラムや経営革新のための情報収集・活用力セミナーを開催した。また、平成25年10月より毎月1回、米子市立図書館においてビジネス情報相談会を開催した。
○「図書館で夢を実現しました大賞」を実施し、図書館活用により企業・商品開発等につながった事例を募集し、優秀事例を漫画化した。
○図書館を使って毎日いきいきと暮らすことを提案する「いきいきライフ応援コーナー」を開設し、開設記念講演会を開催した。また、「あたまイキイキ音読教室」を毎月1回定期的に開催した。
○図書館の利用が困難な方への「はーとふるサービス」コーナーをリニューアルし、パンフレット等を作成して周知するとともに、携帯プレーヤーによる録音図書の郵送貸出を始めた。また、手話言語条例の制定を受けて、「手話の本コーナー」を開設した。
【人の成長・学びを支える図書館】
○公共図書館、幼稚園・保育所、小中特別支援学校職員等を対象とする講座(学校図書館司書・司書教諭研修会への出前図書館、市町村図書館児童図書部門実務担当者会、「幼児の成長を育む本の講座」「児童生徒の学ぶ意欲を育てる講座」など)を開催した。
○「子ども読書応援ルーム」を開設し、学校図書館関係者、保護者、子どもの読書推進に関わるボランティア等に役立つ資料や情報を提供した。
○学校教育をサポートするホームページを開設し、学校図書館の運営や調べ学習に役立つ資料とサービスを紹介した。
○「子どもと一緒に理科読しよう」「グリーンウェーブ」など様々なテーマ展示を実施した。
【地域文化を育む図書館】
○郷土の文学、人物等を紹介する「ふるさと鳥取コーナー」を開設し、開設記念展示を実施した。
○郷土資料室の案内サイン及びコーナーをリニューアルした。
○「図書館に行こう!!鳥取を知ろう!!キャンペーン」を実施した。
○「震災の記憶を語り継ぐ」の講演及び座談会を開催した。
○学校での授業や自由研究において、県立図書館の郷土資料を活用しやすくするため、分野ごとに具体的な本とサイト等をまとめた「郷土学習ガイド」を発行した。
○子どもたちにわかりやすく、より親しみやすく郷土の人物を紹介するため、漫画を使った冊子及びパンフレットを作成した。 | 【仕事と生活に役立つ図書館】
○米子市立図書館、倉吉市立図書館、各産業支援機関とのビジネス支援サービス連携協定締結等により、西部地区及び中部地区における公共図書館のビジネス支援サービスの体制強化が図られた。
特に西部地区におけるフォーラムの開催やビジネス情報相談会の開催により、西部地区における図書館のビジネス支援機能の周知ができた。
「図書館で夢を実現しました大賞」の実施により、図書館のビジネス利用の効果を県民に広くPRできた。
○「いきいきライフ応援コーナー」の開設及び携帯プレーヤーによる録音図書の貸出実施により、高齢者及び障がい者へのサービスが充実した。あたまイキイキ音読教室などのサービスは、市町村図書館等にも広がりつつある。
【人の成長・学びを支える図書館】
○子どもたちに日常接する職員等のスキルアップのための研修を開催し、子どもの読書を推進する取組みを支援した。
○子ども読書応援ルームの開設やサポートホームページの開設等により、学校教育への支援が充実しつつある。
○様々なテーマ展示を行い、県民が必要とする様々な情報の提供ができた。
【地域文化を育む図書館】
○「ふるさと鳥取コーナー」の開設により、鳥取県の優れた文学、自然、歴史、人物に関する図書等を見やすく展示・発信できるようになった。
○キャンペーンの実施や震災の記憶を語り継ぐ講演会の開催により、郷土について知っていただくきっかけとなった。
○郷土学習ガイド等の作成により、学校での郷土資料の活用が促進された。 |
課題 | 今後の取組 |
○特に中部地区における公共図書館のビジネス支援機能の充実と認知拡大を図る必要がある。
○県民への手話の普及、啓発とろう者を含めた障がい者全体への積極的な情報提供の推進の必要がある。
○音読教室など高齢者サービスの市町村図書館等への普及をさらに広げる必要がある。
○市町村図書館及び学校図書館等職員のさらなるスキルアップに努める必要がある。
○郷土資料を後世に伝える必要があるが、子どもたちが利用しやすい郷土資料が少ない。
○グローバル社会において、図書館にも英語力強化を支援する機能が必要である。 | ○中部地区でのビジネスライブラリーフォーラムや情報収集・活用力セミナーの開催等により、中部地区でのビジネス支援機能の充実と認知拡大を図る。
○「手話関連資料コーナー」を開設し、障がい者にも理解しやすい手話、字幕付きの図書館紹介DVDを制作する。
○高齢者サービスに関する講演会を市町村図書館と共催することで、市町村図書館への普及を図る。音読教室を初めて実施する市町村にサポート職員を派遣するなど、新しいサービスを実施しやすい環境を作る。
○学校図書館支援員を県立図書館に配置し、学校図書館の機能強化、市町村図書館と学校図書館の連携等に関する相談・研修等の要望に対応する。また、県立図書館職員が現場に出向いて研修を実施するなど、多様な研修機会を提供する。
○子どもが郷土資料を活用しやすくするため、子ども向けの郷土の教材や調べ学習用資料を作成する。
○国際交流ライブラリーを開設し、英語を含めた外国語資料・情報に親しむ機会を作る。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。
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図書館 所属長名 高橋紀子 電話番号 0857-26-8155