教育委員会 教育委員会 むきばんだ史跡公園の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
部局名 | 部局長名 | 所属名 | 所属長名 | 職員数 |
教育委員会教育委員会 | 教育長 横M純一 | むきばんだ史跡公園 | 中原 斉 | 18 |
組織ミッション
魏志倭人伝に描かれた弥生の国邑を彷彿とさせる国内最大級の弥生時代の集落遺跡である妻木晩田遺跡を、県民の誇るべき歴史遺産として適切に保存して次世代に引き継いでいくとともに、遺跡の有効な公開・活用を図ることにより、その魅力を県の内外に発信し、もって県民の文化向上に資することを目指す。
1.政策内容と目標
(1)政策内容
@文化財を大切にし、身近に感じ、親しむことができる地域づくり
(2)長期的目標
政策項目(アジェンダ) | 将来ビジョン | 環境イニシアティブプラン | アクションプラン(教育振興基本計画) | その他 |
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○
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●アクションプラン(教育振興基本計画)
施策の方向性 | 施策目標 |
4:文化・芸術の振興と文化財の保存・活用 | (2)文化財を大切にし、身近に感じ、親しむことができる地域づくり |
(3)今年度の目標
○文化財を身近に感じ、親しむ地域づくりの推進
・妻木晩田遺跡や青谷上寺地遺跡をはじめとする本物の文化財に触れ、楽しめる環境を整備し、活用を促進します。
2.測定指標
指標1
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | − | 33,032人 | | 28,027人 | ※50,000人 |
時点 | ” ” | | | | |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
| | |
3.目標を実現するための主要事業・主要制度
番号 | 主要事業・主要制度 | 事業概要・スケジュール |
1 | 妻木晩田遺跡調査整備事業(保存整備) (トータルコスト予算額千円) | 松尾城地区の遺構保護を行うほか、第2期整備についての検討を行う。 |
2 | 妻木晩田遺跡調査整備事業(発掘調査) (トータルコスト予算額千円) | 国史跡妻木晩田遺跡の集落像を解明するため、発掘調査等を行う。 |
4.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
○(予定どおり) |
達成度の評価 |
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評価理由 |
◯妻木晩田遺跡調査整備事業の保存整備は計画通りに進捗している。また、発掘調査では、松尾頭1区及び10区に墳丘墓の存在する可能性が高いこと、仙谷地区では、遺跡内最大規模の墳丘墓を確認するなど概ね予定どおり進捗している。 |
H25年度の取組 | 成果 |
<保存整備事業>
・松尾城A工区の遺構保護工事と管理道の整備を行った。
・屋外放送設備実施設計を行った。
<発掘調査>
・松尾頭地区のトレンチ調査を行いこれまでに発見されていない墳丘墓の存在を確認する。
・仙谷地区西側丘陵は妻木晩田遺跡の衰退期に作られた墳墓の可能性があることから遺跡を評価する重要な遺構。埋葬施設の下部構造を明らかにするための追加調査を行った。
<来場者数ついて>
・年度当初に幼保、小・中学校等教育機関への訪問活動を行った。 | <保存整備事業>
・松尾城A工区の遺構保護ができた。放送設備実施設計が出来上がり、施工に向けた環境が整った。
<発掘調査>
・松尾頭1区及び10区に墳丘墓が存在する可能性が高いことが明らかになった。
・仙谷地区に遺跡内最大規模の墳丘墓を確認した。
<来場者数ついて>
・学校関係への広報が、効果を挙げており、団体予約が増えている。 |
課題 | 今後の取組 |
<発掘調査>
・仙谷地区の墳丘墓は遺跡を評価する重要な遺構であることから、埋葬施設の調査に向け、調査目的と方法を整理し具体的な調査計画を立てる必要がある。
・山陰道埋文調査に伴う人材不足。
<来場者数ついて>
・教育機関の更なる利用促進。
・リピーターが楽しめるメニュー、イベント企画の開発が必要である。
・SNSを活用した一層の広報活動の強化が必要である。 | <発掘調査>
・人材確保が困難な中での調査体制、調査方法を検討する。
<来場者数ついて>
・年間行事が決定する前に教育機関へ訪問できるよう調整する。
・幼稚園児、保育園児にも利用しやすい環境を整える。
・タイムリーな広報活動を行うための研修を行う。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。
この工程表へのお問い合わせ
むきばんだ史跡公園 所属長名 中原 斉 電話番号 0859-37-4000