平成25年度工程表
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基本的事項

所管組織、所管責任者

部局名部局長名所属名所属長名職員数
教育委員会教育委員会教育長 横M純一文化財課上山憲二13

組織ミッション

地域の歴史と伝統を大切にし、これからの地域づくりのきっかけにするため、歴史的史料や文化財等の保護保存と情報発信に取り組むとともに、伝統技術・文化の継承を推進する。

1.政策内容と目標

(1)政策内容

@文化財を大切にし、身近に感じ、親しむことができる地域づくり

(2)長期的目標

政策項目(アジェンダ)将来ビジョン環境イニシアティブプランアクションプラン(教育振興基本計画)その他

●アクションプラン(教育振興基本計画)

施策の方向性施策目標
4:文化・芸術の振興と文化財の保存・活用(2)文化財を大切にし、身近に感じ、親しむことができる地域づくり

(3)今年度の目標

○文化財を大切にする機運の醸成【再掲2-(2)】
・県民が歴史や文化を誇りに思い、文化財を大切にする機運を醸成します。
○文化財を大切にする機運の醸成【再掲2-(2)】
・文化財主事による学校等への出前講座の開催や弥生講座の充実を図ります。
○文化財保護の推進と情報発信
・文化財指定、登録、指定後の防災・防犯対策、保存修理などフォローアップ等により文化財保護を推進するとともに、文化財の積極的な情報発信を行うなど活用促進を図ります。
○文化財を身近に感じ、親しむ地域づくりの推進
・地域の身近な文化財を訪ねる楽しさを伝えるとともに、祭り行事などの身近な無形民俗文化財を地域で伝承していく活動を支援します。
○文化財を身近に感じ、親しむ地域づくりの推進
・妻木晩田遺跡や青谷上寺地遺跡をはじめとする本物の文化財に触れ、楽しめる環境を整備し、活用を促進します。



2.測定指標

指標1

指標名指標の分類
県指定文化財の新規指定件数
基準値年度当初値今年度目標値今年度実績値長期的目標値
数値6件4件合計15件
時点
根拠となる計画等その他計画の名称計画指標の選定理由

3.目標を実現するための主要事業・主要制度

番号主要事業・主要制度事業概要・スケジュール
1「とっとりの文化遺産」魅力発掘・知的好奇心アップ事業 (トータルコスト予算額千円)妻木晩田遺跡や三徳山など県内の優れた文化財を観光資源としても活用できるようにその魅力の発掘を行うとともに、文化遺産を活かした知的好奇心のアップを図る。また、「たたら」など地域に埋もれている文化遺産の掘り起こしを行う。
2「とっとり弥生の王国」普及活用事業 (トータルコスト予算額千円)国内最大級の弥生時代集落「妻木晩田遺跡」、地下の弥生博物館「青谷上寺地遺跡」の2大遺跡を「とっとり弥生の王国」として、各遺跡を活用した種々の事業を通じて史跡の活用や情報発信を行う。
3情報発信「鳥取県の文化財」 (トータルコスト予算額千円)文化財の展示会や見学会、職員による出前講座などの講演会、文化財のガイドブックの刊行などによる情報発信を行う。
4調査研究「鳥取県の文化財」 (トータルコスト予算額千円)国・県指定、登録等の候補となる文化財の調査研究を実施し、文化財指定等に向けて取り組む。
5鳥取県文化財防災・防犯対策事業 (トータルコスト予算額千円)県内に所在する多数の貴重な文化財を災害や犯罪から守るため、所有者及び地域住民の防災・防犯意識の向上と防災・防犯施設整備の充実を図る。
6文化財保護指導費 (トータルコスト予算額千円)文化財の状況を把握するための巡視活動や文化財の価値を永く伝え残すためのフォローアップ調査などを行う。
7文化財助成費 (トータルコスト予算額千円)国及び県指定文化財の保存と活用のため、保存整備を行う団体等への助成を行う。
8伝統芸能等支援事業 (トータルコスト予算額千円)無形民俗文化財の保存伝承を図るため、民俗芸能フォーラムの開催や民俗芸能大会への民俗芸能団体派遣などを行う。
9銃砲刀剣類登録審査事業 (トータルコスト予算額千円)美術品・骨董品として価値のある火縄式銃砲等の古式銃砲又は美術品として価値のある刀剣類の審査・登録を行う。また、登録審査補助員制度を導入し登録審査員の育成を図る。
10池田家墓所整備活用促進事業 (トータルコスト予算額千円)国史跡鳥取藩主池田家墓所の管理、活用及び保存整備等に係る経費に対して助成を行う。

4.評価

■最終評価(年度末時点)

進捗評価
○(予定どおり) 
達成度の評価
評価理由
◯本年度の県指定保護文化財の新規指定は、9月末時点で2件である。今後も追加指定する予定である。 ◯むきばんだ史跡公園は、体験メニューの見直しを行うとともに、周辺の遺跡などと連携しながら弥生の文化を知り楽しく学んでもらっている。また、青谷上寺地遺跡も予定どおり発掘調査が進んでいる。また、文化財主事が各地の出前講座で講演することにより、県民が文化財に興味を持ち、理解を深め大切にしていく気運を醸成した。 ◯さらに「たたら」や若桜鉄道、法勝寺電車といった「鉄道遺産」など各地にある文化遺産の掘り起こし磨き上げるなど、概ね計画どおりに事業が進んでいる。 

H25年度の取組成果
・子どもたちの「歴史と伝統を尊重する」心を育て、知的好奇心をくすぐるような取組や情報発信を行うとともに、教育委員会事務局関係各課と連携した取組を進める。 ・文化財主事による出前講座など地域や学校現場への情報発信。 ・県内の個人所有の文化財の防災防犯対策を支援する。 ・これまで調査を行ってきた文化財のうち4件(赤波川渓谷のおう穴群、赤松の荒神祭、常福寺経蔵及び山門、阿弥陀三尊来迎図)を新たに県指定した。 ・小学校や公民館などでの出前講座や青谷上寺地遺跡フォーラムなどにより文化財について情報発信し、文化財への理解が深まった。 ・文化財の防災防犯対策補助金の補助率嵩上げを行い、所有者の負担を軽減し、さらなる防災防犯対策の推進を図った。 ・文化財保護推進のため、各種パンフレットや県内の文化財を分かりやすく解説した「とっとり文化財ナビ」をホームページに掲載するなど情報発信、調査研究を行った。 ・小中学校の校外学習ガイドブック「弥生のふしぎを作成・配布し、利用促進を図った。
課題今後の取組
・文化財をもって知ってもらい活用していくよう市町村や小中学校などと連携して取り組む必要がある。 ・二大遺跡である妻木晩田遺跡と青谷上寺地遺跡をさらに活用することが課題である。 ・まだ埋もれている文化財を掘り起こす。・小中学校などと連携し、校外学習等で妻木晩田遺跡や青谷上寺地遺跡、伝統的な建造物などの優れた文化財に触れる機会を増やす。 ・市町村と連携し埋もれている文化財を掘り起こし、磨き上げる。

※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。


この工程表へのお問い合わせ

文化財課 所属長名 上山憲二 電話番号 0857-26-7523


最後に本ページの担当課
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