文化観光局 交流推進課の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
| 部局名 | 部局長名 | 所属名 | 所属長名 | 職員数 |
|---|
| 文化観光局 | 細羽正 | 交流推進課 | 門脇誠司 | 28 |
組織ミッション
地勢的に北東アジアに近く、西日本と北東アジアの間におけるゲートウェイとなるポテンシャルを持つ本県の特性を活かすべく、環日本海における大交流新時代の拠点を目指し、当該友好地域（韓国江原道、中国河北省・吉林省、モンゴル中央県、ロシア沿海地方・ハバロフスク地方）との多様な分野でのグローバルかつ幅広い交流を促進し戦略的な連携を構築する。
環日本海地域以外の友好交流地域（台湾台中市、ブラジル、米国バーモント州など）についても、これまで積み重ねてきた友好交流をさらに積極的に推進し、国際感覚の涵養、友好親善及び交流を通じた地域活性化を促進する。更に北東アジアゲートウェイ構想を一歩進め、東南アジアへの企業進出や東南アジアからの観光客誘致とともに、多様な交流を促進する。
また、本県に在住（滞在）する外国人へのサポート体制を充実するとともに、全ての住民が安心して暮らせる多文化共生社会の実現を図る。
１．政策内容と目標
（１）政策内容
北東アジアの友好交流地域との国際交流の積極的な推進
（２）長期的目標
| 政策項目（アジェンダ） | 将来ビジョン | 環境イニシアティブプラン | アクションプラン（教育振興基本計画） | その他 |
|---|
|
○
|
○
|
|
|
|
●政策項目
| アジェンダ | 政策項目 |
|---|
| Ⅱ 産業未来・雇用創造 | (⑤-1に続いて) これによりリサイクル貨物５倍増など、貨物や旅客の貿易・交流を活発化させます。【このうち、旅客の交流活発化について】 |
●将来ビジョンの取組の方向性（該当所属のみ）
| 番号 | 大項目 | 取組みの方向性 |
|---|
| 1 | Ⅰ【ひらく】地域で・県外で・国外で新時代に向かって扉をひらく | ①双方がお互いの国のことをよく理解し、信頼関係を構築・強化して、地域づくり、人材育成等につながるような、奥が深く、継続性のある交流を推進します。 |
| 2 | Ⅰ【ひらく】地域で・県外で・国外で新時代に向かって扉をひらく | ②境港、米子空港等を東アジア地域との交流の拠点とし、環日本海地域を中心として、経済･ビジネス活動、文化、青少年、地域活動、スポーツ、研究、大学等の多様な分野でグローバルな幅広い交流を推進します。交流する地域の状況に応じ、双方にメリットのある交流を進めます。 |
| 3 | Ⅰ【ひらく】地域で・県外で・国外で新時代に向かって扉をひらく | ③北東アジア地域国際交流・協力地方政府サミットなど、広域的な地域間の交流を推進します。 |
| 4 | Ⅰ【ひらく】地域で・県外で・国外で新時代に向かって扉をひらく | ⑥台湾台中県と、官民様々なネットワークを活用し、幅広い分野での交流を支援・推進します。この他にも、アメリカバーモント州等との戦略的交流を促進します。 |
| 5 | Ⅰ【ひらく】地域で・県外で・国外で新時代に向かって扉をひらく | ⑥台湾台中県と、官民様々なネットワークを活用し、幅広い分野での交流を支援・推進します。この他にも、アメリカバーモント州等との戦略的交流を促進します。 |
（３）今年度の目標
北東アジア地域国際交流・協力地方政府サミット及び二地域間会談の合意事項の具現化を図る。
・エコツーリズム国際大会等への交流地域の参画
・観光交流の強化
・物流ルートの開拓・改善
また、次期サミットに向けて新たな提案事項を検討する。
２．測定指標
測定指標なし
３．目標を実現するための主要事業・主要制度
| 番号 | 主要事業・主要制度 | 事業概要・スケジュール |
|---|
| 1 | 第18回北東アジア地域国際交流・協力地方政府サミット参加事業 （トータルコスト予算額10783千円） | 韓国江原道、中国吉林省、ロシア沿海地方、モンゴル中央県、鳥取県の首長が一堂に会し、「観光、経済、環境」における地域間協力を議論する。（９～１０月頃・ロシア沿海地方）
サミット終了後は合意事項の具現化を図る。 |
| 2 | 東アジア多地域連携交流事業 （トータルコスト予算額14087千円） | 韓国江原道、ロシア沿海地方、鳥取県の青少年によるバトミントン・テニス交流大会を実施する。（７月・鳥取県）
また、台湾、韓国の大学生をインターンシップとして県内の観光施設に受け入れる、（７月～８月） |
| 3 | ロシア極東地域交流推進事業 （トータルコスト予算額20647千円） | ロシア沿海地方との青少年交流（環境交流団受入・８月、柔道交流団派遣・８月、日本語履修者交流団受入・１２月）、鳥取県の文化紹介イベント（１０月頃・沿海地方）等を行う。 |
| 4 | 韓国交流推進事業 （トータルコスト予算額22013千円） | 韓国江原道との職員の相互派遣を通じた情報交換（２４年４月～２５年３月）や民間交流の支援を行う。 |
| 5 | 中国交流推進事業 （トータルコスト予算額10021千円） | 中国河北省で開催される動漫博覧交易会に参加する。（９月頃）
また、中国吉林省と青少年の芸能交流（時期未定）等を行う。 |
| 6 | モンゴル中央県交流推進事業 （トータルコスト予算額8687千円） | モンゴル中央県で開催される中央県設立９０周年記念行事に参加する。（７月）
また、農業技術協力（受入・９～１０月、派遣・８月）等を行う。 |
４．評価
■最終評価（年度末時点）
| 進捗評価 |
|---|
| ○（予定どおり） |
| 達成度の評価 |
|---|
| 8 |
| 評価理由 |
|---|
| 合意事項を着実に具体化しており、青少年交流による国際感覚の涵養、境港での貨物実績の増や外国人観光客の誘客促進に一定の効果を挙げているが、引き続き、より一層の効果を目指して取り組んでいく必要がある。 |
| H25年度の取組 | 成果 |
|---|
| 北東アジアの多地域間の連携 | ・ ロシア沿海地方で開催された「北東アジア地域国際交流・協力地方政府サミット」（平成25年10
月）に参加し、サミット参加地域を繋ぐ既存路線の維持発展・新規路線の開拓、エコツーリズム・スポーツツーリズム等の体験型の観光地づくり、26年度に鳥取県で開催するＧＴＩ地方政府協力委員会会合への協力等について合意した。
・ 鳥取県で開催したエコツーリズム国際大会（平成25年10月）に友好交流地域から代表団に参加いただき、各地域をＰＲしていただくとともに、ダウンヒルサイクリングを通して大山周辺の自然を体感いただいた。
・ 韓国江原道・ロシア沿海地方・鳥取県の青少年によるスポーツ交流（バトミントン・テニス交流大会）、台湾と韓国の日本語履修大学生のインターンシップ受入等を通じて、国際感覚の涵養や鳥取県の魅力の情報発信を行った。なお、インターンシップについては事業参加者の懇談の場を設けてネットワーク構築を図った。 |
| 友好交流地域との交流促進 | 北東アジアの友好交流地域と各地域の特色を活かした交流を実施し、地域の活性化と国際協力、青少年の国際感覚の涵養を図った。
・ ロシア沿海地方： 青少年環境交流団受入、青少年柔道交流団派遣、倉吉絣展示会inロシア開催協力、鳥取県サポーター育成、鳥取県の器＆写真展開催
・ 韓国江原道： 青少年芸能団受入、グローバルリーダー課程研修受入、若手職員研修派遣、様々な分野（福祉、水産、教育等）での交流
・ 中国吉林省・河北省： 吉林省青少年芸能団派遣、まんがアニメ交流団派遣
・ モンゴル中央県： 中央県設立９０周年記念事業代表団派遣、農業専門家派遣及び研修受入、教育行政研修生受入、鳥取県内大学への留学の奨学金制度創設 |
| 課題 | 今後の取組 |
|---|
| 北東アジア地域国際交流・協力地方政府サミットを通じた５地域の連携強化 | モンゴル中央県で開催される次期実務代表者会議（４月21日）とサミットの日程（７月21日）に向けて、鳥取県としての提案事項を整理していく。 |
| 江原道・吉林省との友好交流２０周年を契機とした取組 | 平成26年度に韓国江原道と中国吉林省との友好交流20周年を迎えることから、交流のステージアップを目指して記念行事の企画を行う。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎：予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。
この工程表へのお問い合わせ
交流推進課 所属長名 門脇誠司 電話番号 0857-26-7079