教育委員会 体育保健課の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
部局名 | 部局長名 | 所属名 | 所属長名 | 職員数 |
教育委員会 | 教育長 山本仁志 | 体育保健課 | 藤田博司 | 10 |
組織ミッション
○児童生徒が生涯にわたって運動を親しむための資質や能力の育成
○児童生徒が生涯にわたって心身共に健康で安全な生活を送るための基礎づくり
1.政策内容と目標
(1)政策内容
B健康教育の充実
(2)長期的目標
政策項目(アジェンダ) | 将来ビジョン | 環境イニシアティブプラン | アクションプラン(教育振興基本計画) | その他 |
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○
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●アクションプラン(教育振興基本計画)
施策の方向性 | 施策目標 |
2 学ぶ意欲を高める学校教育の推進 | (9)健やかな心と体づくりの推進 |
(3)今年度の目標
・学校が家庭や地域と連携して、人間としての在り方や生き方について考える性教育を充実させることにより、命を大切にする意識を持つ児童生徒の増加を目指します。 ・教職員や学校給食担当者を対象とした研修会を開催するなど、食物アレルギーの児童生徒に対応できる体制整備を進めます。【再掲3-(13)】 ・児童生徒の健康問題を解決するため学校保健委員会の充実を図るなど、心身の健康のバランスのとれた児童生徒の増加を目指します。 ・児童生徒の心や性の健康問題に関する協議会を設置するなど、学校、家庭、地域が連携した健康教育の充実を図ります。 ・薬物乱用を絶対にしない、許さない児童生徒を育成するための薬物乱用防止教育の充実を図ります。【3-(13)に再掲】
2.測定指標
指標1
指標名 | 指標の分類 |
学校保健委員会を年2回以上開催する学校の割合 | 成果指標 |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | (小)64%
(中)42%
(高)13%
(特)0% | (小)65%
(中)34%
(高)13%
(特)20% | (小)100%
(中)80%
(高)60%
(特)50% | (小)60%
(中)36%
(高)17%
(特)20% | (小)100%
(中)80%
(高)60%
(特)50% |
時点 | | | | | |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
アクションプラン | | 鳥取県教育振興基本計画 |
指標2
指標名 | 指標の分類 |
中学、高校における薬物乱用防止教室の開催率 | 成果指標 |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | (中)82%
(高)79% | (中)75%
(高)79% | (中)100%
(高)100% | (中)75%
(高)100% | (中)100%
(高)100% |
時点 | | | | | |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
アクションプラン | | 鳥取県教育振興基本計画 |
3.目標を実現するための主要事業・主要制度
番号 | 主要事業・主要制度 | 事業概要・スケジュール |
1 | 児童生徒の感染症等疾患対策事業 (トータルコスト予算額千円) | 食物アレルギー等のアレルギー疾患、新型インフルエンザ、麻しん等の児童生徒に係る現代的健康課題に対応するための研修会等を実施する。 |
2 | 心や性の健康問題対策事業費 (トータルコスト予算額千円) | 心や性の健康問題について、研修会を通して教職員の指導力向上に努めるとともに、学校への支援として、教育や相談をより効果的に進めるために医師や助産師等の専門家を派遣し、指導体制の充実を図る。 |
3 | 学校保健教育指導費 (トータルコスト予算額千円) | 県立学校の児童生徒の健康の保持増進を図るため健康診断等を実施するとともに、学校管理下における児童生徒の災害に対する医療費等の災害共済給付金の支給を行う。【再掲3(13)A】 |
4.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
○(予定どおり) |
達成度の評価 |
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評価理由 |
教職員を対象とした研修会、医師等の関係機関等による「心や性の健康問題対策協議会」を開催するなど、各種取組を計画的に実施し、児童生徒の心や性等の健康問題への対応を行った。 |
H26年度の取組 | 成果 |
○学校におけるアレルギー疾患に対する普及啓発講習会(文部科学省主催)の開催
(参加:教職員178名、保育園関係者73名、行政関係者20名、学校薬剤師10名)
○学校における感染症・疾患等対策研修会の開催
<内容>@感染症対策A色覚検査や眼の疾患Bがん教育について
(参加:教職員105名、その他4名)
○感染症情報収集システムのフォローアップ研修会(東部地区)の開催
(参加:教職員42名、その他3名)
○鳥取県性教育・エイズ教育研修会の開催
(参加:教職員105名、その他3名)
○県立学校へ、専門家派遣事業を実施し、医師・助産師・看護師等を学校へ派遣した。
(延べ回数80回、154時間)
○心や性の健康問題対策協議会(年2回)を通して、子どもの心や性の健康問題を解決するために実施する「心や性の健康問題対策事業」を円滑に行うための協議を行った。
○WYSH教育研修会への、教職員の派遣(4名)
○経験の浅い養護教諭に対して指導助言を行うスクールヘルスリーダーの派遣を継続し、児童生徒の心や性等の健康問題への対応を引き続き行った。
○薬物乱用防止教育研修会の開催
(参加:教職員53名、学校薬剤師8名、・警察8名、その他9名) | ○学校におけるアレルギー疾患に対する普及啓発講習会では、食物アレルギーの基礎知識と対応について、エピペントレーナーの演習も交えながら理解を深めた。
○学校における感染症・疾患等対策研修会では、学校での感染症対策の基本について、色覚についての正しい理解、がん教育の必要性について理解を深める機会となった。
○感染症情報収集システムフォローアップ研修会では、入力担当者を対象に研修を行い、基本操作から応用のグラフ作成まで、パソコンを使用して演習を行った。
○鳥取県性教育・エイズ教育研修会では、性教育の学校教育の中での位置づけや発達段階を踏まえて行うこと、家庭や地域との連携についてさまざまな手法等を提示しながら理解を深めた。
○県立学校の専門家派遣事業では、各学校の実態に応じて、専門家が学校へ出向き、命の大切さについて触れることで、改めて児童生徒自身を大切にしようと考える機会となった。
○心や性の健康問題対策協議会では、「心や性の健康問題対策事業」を円滑に行うための協議を十分に行うことができ、共通理解を図ることができた。
○WYSH教育研修会で学んだことを、校内の性教育の実践へ生かすことができた。
○スクールヘルスリーダー派遣は、経験の浅い養護教諭の心の支えになっており、自信を持って子どもたちに対応できる力量形成に役立っている。
○薬物乱用防止教育研修会の中では、県の条例改正の趣旨を押さえ、具体的な実践発表等を盛り込んだことで、参加者の実践意欲につながった。 |
課題 | 今後の取組 |
○児童生徒を取り巻く環境も多様化しており、実態に応じた健康課題の解決が重要である。
性教育については、命を守り育てる教育として、引き続き充実が必要
○学校における、食物アレルギー等を含めた疾患への対応の充実が必要である。
○県が推進する「がんに関する教育」への対応が必要である。
○県の条例改正を受け、薬物乱用防止教育の充実が引き続き必要 | ○性教育の指導の手引きを作成、配布し、性教育の充実を図っていく。
○WYSH教育研修会へ派遣した教員を研修会の実践発表等に活用し、県内へ実践を広げていく。
○心や性の健康問題対策協議会を引き続き開催し、出た意見を今後の事業展開に生かしていく。
○学校における感染症・疾患等対策研修会等を活用し、感染症や疾患について理解を深める機会にする。
○県福祉保健部等の関係機関と連携しながら、食物アレルギー対応やがん教育の充実を図る。
○引き続き、薬物乱用防止教育研修会を開催し、薬物乱用防止教育の充実を図る。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。
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体育保健課 所属長名 藤田博司 電話番号 0857-26-7914