教育委員会 埋蔵文化財センターの工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
部局名 | 部局長名 | 所属名 | 所属長名 | 職員数 |
教育委員会 | 教育長 山本仁志 | 埋蔵文化財センター | 中原 斉 | 35 |
組織ミッション
埋蔵文化財の調査研究を通して鳥取県の歴史・文化を解明するとともに、その適切な保存と効果的な活用を図ることにより、県民の文化的向上に貢献する。
1.政策内容と目標
(1)政策内容
A文化財保護の推進
(2)長期的目標
政策項目(アジェンダ) | 将来ビジョン | 環境イニシアティブプラン | アクションプラン(教育振興基本計画) | その他 |
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○
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●アクションプラン(教育振興基本計画)
施策の方向性 | 施策目標 |
5 文化、伝統の継承、創造、再発見 | (18)文化財の保存、活用、伝承 |
(3)今年度の目標
・県内の貴重な文化財を犯罪や災害から守るため、所有者や地域住民等の意識啓発を進めるとともに、防災、防犯施設等の整備を促進します。 ・県内文化財の調査研究を進め、学術的な評価を行い、指定等に向けて積極的に取り組みます。 ・妻木晩田遺跡や青谷上寺地遺跡をはじめとする県内の史跡、名勝等を県民が訪ね、楽しめる環境を整備し、活用を促進します。 ・三徳山の世界遺産登録に向けた学術調査の推進により、登録に向けた取組を支援します。 ・地域の身近な文化財を訪れる楽しさを伝えるとともに、祭り行事などの身近な無形民俗文化財を地域で伝承していく活動を支援します。
2.測定指標
測定指標なし
3.目標を実現するための主要事業・主要制度
番号 | 主要事業・主要制度 | 事業概要・スケジュール |
1 | 青谷上寺地遺跡発掘調査事業 (トータルコスト予算額千円) | 国史跡青谷上寺地遺跡を整備活用していく上で必要な考古学的なデータを得るための調査を行う。 |
2 | 青谷上寺地遺跡出土品調査研究等事業 (トータルコスト予算額千円) | 国史跡青谷上寺地遺跡の魅力を理解してもらうため、出土品の整理や調査研究を行うとともにフォーラム等を開催する。 |
3 | 埋蔵文化財センター運営費 (トータルコスト予算額千円) | 埋蔵文化財センター(青谷調査室、秋里分室、積善分館を含む。)の施設の維持管理を行う。 |
4 | 埋蔵文化財専門職員研修事業 (トータルコスト予算額千円) | 埋蔵文化財関係者等を対象とする専門研修等を行う。 |
4.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
◎(予定以上) |
達成度の評価 |
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評価理由 |
○青谷上寺地遺跡関係については、発掘調査、出土品(石器)の整理・調査研究、土曜講座、フォーラムを計画どおり実施した。
○予定どおり研修会を3回開催した。 |
H26年度の取組 | 成果 |
<青谷上寺地関係>
・発掘調査、石器の再整理、土曜講座、フォーラムを計画どおり実施した。
<専門職員研修>
・6月に「遺跡調査検討課程」、8月に「発掘技術検討課程」、3月に「遺物調査検討課程」を計画どおり開催した。 | <青谷上寺地関係>
・発掘調査において、弥生・古墳時代及び古代の土地利用のあり方について明らかにすることができた。現地説明会には60名の参加者があった。
・石器の再整理を行い、調査研究報告書を刊行するとともに、データベースを拡充して公開した。調査研究成果を大勢の方が利用しやすい形で情報発信することができた。
・土曜講座を計画どおり5回実施し、延べ184名の参加者があった。フォーラムを計画どおり実施し、118名の参加者があった。青谷上寺地遺跡の最新の調査研究成果と魅力を大勢の方々に発信することができた。
<専門職員研修>
・「遺跡調査検討課程」では約100名、「発掘技術検討課程」では約50名、「遺物調査検討課程」では約50名の参加者があり、専門知識と技能の習得・向上が図れた。 |
課題 | 今後の取組 |
・発掘調査成果の速やかな情報発信。
・土曜講座、青谷上寺地遺跡フォーラムの参加者増につながる広報の実施とテーマ選定。
・現在の発掘調査に必要な情報を今以上に研修に取り込むこと。 | ・インターネット、SNS等の効果的な活用。
・チラシ等、紙の広報媒体の効果的な配布方法の検討。
・発掘調査方法等についての最新情報を県内外から収集する。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。
この工程表へのお問い合わせ
埋蔵文化財センター 所属長名 中原 斉 電話番号 0857-26-7914