西部総合事務所農林局大山・弓浜農業用水対策室の工程表

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基本的事項

所管組織、所管責任者

部局名	部局長名	所属名	所属長名	職員数
西部総合事務所農林局	所長　山根淳史、局長　米山肇	大山・弓浜農業用水対策室	森木理典	9

組織ミッション

①大山山麓地域の畑地かんがいの推進

②弓浜半島地域の農業用水の有効利用について支援

１．政策内容と目標

（１）政策内容

①国営大山山麓農地開発事業で造成された下蚊屋ダムの受益農地について、畑地かんがい施設の整備を行う。
②国営中海土地改良事業完了後の弓浜半島地域（米川用水）の農業用水の有効利用について支援する。

（２）長期的目標

政策項目（アジェンダ）	将来ビジョン	環境イニシアティブプラン	アクションプラン（教育振興基本計画）	その他
				○

●所属で設定する長期目標（設定がある場合のみ）

○大山山麓地域の畑地かんがい施設の整備完了　→　目標年次　：　Ｈ３０年度
○弓浜半島地域の農業用水不足解消　→　目標年次　：　Ｈ２8年度

（３）今年度の目標

○大山山麓地域
　・中山地区、名和地区において、畑地かんがい施設の整備により営農作業の省力化、農産物の高品質化により安定的経営を確立する。
　・畑地かんがい施設の普及率を上げるため、大山農業改良普及所と協力してモデルほ場（散水効果）によりＰＲをしていく。
○弓浜半島地域
　・国営事業で造成された干拓地内の施設管理のトラブル及び渇水時の対応について、関係機関と協議・調整する。
・米川の水を弓浜半島地域の農業用水として有効利用するため、米川用水路の地元管理体制の整備を支援する。

２．測定指標

指標１

指標名	指標の分類
大山山麓地域(名和地区・中山地区)の畑かん整備	成果指標

	基準値	年度当初値	今年度目標値	今年度実績値	長期的目標値
数値	-	828ha	90ha		1074ha
時点	H14	Ｈ２５まで	Ｈ26年度末		H30

根拠となる計画等	その他計画の名称	計画指標の選定理由
その他計画等	土地改良事業管理計画	畑かん整備は整備目標をH３０として進めており、年度毎の目標整備面積を設定している。

指標2

指標名	指標の分類
米川用水路の地元管理体制の整備を支援

	基準値	年度当初値	今年度目標値	今年度実績値	長期的目標値
数値
時点	H23

根拠となる計画等	その他計画の名称	計画指標の選定理由

３．目標を実現するための主要事業・主要制度

番号	主要事業・主要制度	事業概要・スケジュール
1	県営畑地帯総合整備事業　（トータルコスト予算額100,000千円）	中山、名和地区において畑地かんがい施設９０ｈａを整備する。
2	米川水利用調整事業　（トータルコスト予算額30,439千円）	中海淡水化中止に伴い、米川の水を弓浜半島地域の農業用水として有効利用するために、米川用水路の地元管理体制の整備に対して支援する

４．評価

■最終評価（年度末時点）

進捗評価
○（予定どおり）
達成度の評価
10
評価理由
１大山山麓地域

H26年度の取組	成果
１大山山麓の畑かん整備・名和地区と中山地区で畑かん工事を８件発注・普及所と協力し、ネギの末端散水施設モデルほ場を設置し、農家にＰＲを行った。また、理事会などの機会に、末端散水施設のＰＲを行い、普及を図った。	・畑かん工事により、給水栓が整備されたほ場は、来年度から農家の水利用が可能。今年度給水栓は、８３箇所設置され水利用が可能となった。・モデルほ場により、農家への散水施設のメリットをPRした。
２中海事業関係・米川用水支線の問題点箇所の対応策について、米川土地改良区の早期の実施。	・県から米川土地改良区事業委員会へ調査報告書を提出し、問題点や対応策について説明した。今後は改良区が報告書をもとに実施に向けて検討することとなった。

課題	今後の取組
１大山山麓の畑かん整備・給水栓、末端散水施設を増加させる。	・工事を早期に完成させ、効果を発現させる。・普及所とも協力し、試験ほ場の成果等を利用して給水栓、散水施設をＰＲし、施設を増加させる。
２中海事業関係 ①米川の渇水対策 ②両干拓地を管理する米川土地改良区へのフォローアップ	①日野川が渇水になる前に「中海干拓地施設管理運営協議会」（農林局長が会長）を開催（用水対策室が事務局）し、対策を検討する。 ②H26～27年度に米川土地改良区職員が一新された事で、施設管理及び水利調整について、米川土地改良区が独り立ちできるよう県が支援する。

※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎：予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。