平成26年度工程表
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中部総合事務所 地域振興局 中山間地域振興チームの工程表

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基本的事項

所管組織、所管責任者

部局名部局長名所属名所属長名職員数
中部総合事務所地域振興局所長 西山信一、局長 山根弘和中山間地域振興チーム山根弘和14

組織ミッション

住民の多様なニーズや地域の固有課題に対して、総合力を発揮して、迅速・的確に対応する。

1.政策内容と目標

(1)政策内容

中山間地域(まちなか)振興対策の推進、移住定住の促進

(2)長期的目標

政策項目(アジェンダ)将来ビジョン環境イニシアティブプランアクションプラン(教育振興基本計画)その他

●政策項目

アジェンダ政策項目
V 暮らしに安心中山間地域見守り活動を企業等と行っていることは、全国から注目されています。更に、中山間地での防犯・防災対策、買い物難民対策、交通対策をはじめ、子どもたちや高齢者、障がい者等を含め、行政のみならず地域住民で主体的に支え合う「支え愛」まちづくりを進め、全国に誇り得る愛情と安心にあふれたモデル的な地域社会を形成します。

●将来ビジョンの取組の方向性(該当所属のみ)

番号大項目取組みの方向性
1U【つなげる】様々な活動・力をつなげ、結集して、持続可能で、魅力あふれる地域を創るA生活交通の確保、携帯電話など情報通信格差の解消、地域における保健医療・福祉サービスの充実による不安の解消、安心して子どもを産み育てることができる環境の整備、地域の見守り活動・防犯活動の推進など、安全で安心な定住環境の確保・充実を目指します。民間企業等と協働した中山間地域での地域の見守り活動など、社会貢献活動を促進します。
2U【つなげる】様々な活動・力をつなげ、結集して、持続可能で、魅力あふれる地域を創るB地域づくりの担い手・推進役となる人材、団体等の育成を図るなど、地域づくりを行う人的・組織的なネットワークを構築します。また、著しい人口減少・高齢化により地域社会の力が低下している地域において地域で協力し解決する共助システムを構築します。
3W【楽しむ】いきいきと楽しみながら充実した生活を送るE移住定住推進交付金での支援(住宅購入・修繕・貸与に対する支援等)など、県と市町村とが連携して移住希望者のニーズに対応した支援策を充実し、UJIターンをされた方やその同士が地域の方々とのネットワークを形成し、UJIターンをされた方が不安なく住み続けられるような、人の温かさを感じる地域コミュニティ(地域社会)づくりを推進します。

(3)今年度の目標

現地聞き取りや座談会等により地域の情報収集に努めるとともに、市町や地域住民・NPO等が行う課題解決における取り組みに対し支援する。

2.測定指標

測定指標なし

3.目標を実現するための主要事業・主要制度

番号主要事業・主要制度事業概要・スケジュール
1みんなで支え合う中山間地域づくり総合支援事業 (トータルコスト予算額50372千円)安全・安心な生活環境の確保や地域活性化の取り組みについて支援する。 ・移動販売運営助成(倉吉市、湯梨浜町、琴浦町) ・広域的地域運営組織支援(倉吉市北谷) ・生活、地域活性化支援(湯梨浜町、琴浦町)
2中山間地域づくりサポート体制構築事業 (トータルコスト予算額28969千円)地域の担い手、推進役となる人材・団体等の育成を図り、人的・組織的なネットワークを構築する。 ・重点支援集落(三朝町三徳地域協議会、琴浦町古布庄地区、琴浦町以西地区)
3若者定住等による集落活性化総合対策事業 (トータルコスト予算額58519千円)中山間地域の小規模高齢化集落に移住定住する若者、並びに地域活動に対し支援する。 ・地域プランの作成(倉吉市北谷、倉吉市関金町小泉・福原・米富)
4中山間集落見守り活動支援事業 (トータルコスト予算額3699千円)中山間地域等で事業活動を営む事業者と行政機関が連携し、住民の異常等を早期発見する体制を整備する。 ・中部地区関係20事業者 ・新たに1事業者が取り組みについて検討中
5鳥取県移住定住推進交付金 (トータルコスト予算額80997千円)相談及び情報発信業務の総合的かつ一元的な実施、受け入れ体制の整備、お試し住宅の整備について支援する。 ・移住者への支援、アドバイザー設置、空き家バンク登録、体験ツアー、お試し住宅整備等(倉吉市、湯梨浜町、三朝町、琴浦町、北栄町)
6まちなか暮らし総合支援事業 (トータルコスト予算額12605千円)まちなかコミュニティ活性化等の取り組みについて支援する。(倉吉市)

4.評価

■最終評価(年度末時点)

進捗評価
○(予定どおり) 
達成度の評価
8
評価理由
ほぼ予定どおり取組むことができ、地域の主体的な取組が進み、事業活用にもつながった。 

H26年度の取組成果
○中山間地域振興 @所内体制の強化::6月3日に各局の兼務職員によるチーム連携会議を開き、局間連携事案について情報共有し、所内情報共有を図るため、中部中山間チームDBを開設した。中山間地域道路検討事業とギンザケ稚魚養殖候補地の情報収集について、6月6日に「中山間地域振興にかかる説明会」を開催し、管内市町の協力を願った。 <ギンザケの振興>DB等による所内の情報共有と、候補地の現地見学に同行するなど、共通認識を持つことに努め、必要に応じて事業者・市・県の関係者打ち合わせ会をもった。 <お試し住宅整備>倉吉市・北栄町の整備にあたり、関係局と連携した。 <中山間道路整備>整備を要する箇所等について関係局と連携した。 <ギンザケの振興>倉吉市関金地域を中心に、候補地が絞り込まれた。ハード整備に向けた事務スケジュール(農振除外、農地転用)と建設事業の予算化、移住者支援に向けた受入地域(小泉集落)のプラン承認等、具体的に進んだ。 <お試し住宅整備>倉吉市において、H27年2月に2軒(明倫、北谷)整備された。北栄町(妻波)では、H27年3月に1軒完成予定である。 <中山間道路整備>担当局が各市町、消防局等に聞き取りしたが、要望はほとんど上がらなかった。
A補助事業の活用支援:事業活用における相談や申請事務等、速やかでかつ適切な処理を行った。 事業活用状況(3月現在) ・中山間関係:倉吉市2件、湯梨浜町3件、三朝町3件、琴浦町6件、北栄町なし ・移住定住関係:移住定住交付金は各市町が活用。その他、倉吉市1件。
B重点支援集落への支援:「三徳地域協議会」、「古布庄地域振興協議会」、「あすの以西を創る会」の、それぞれの課題解決に向けた取組に対し、役員会・定例会等に参加し、情報提供や事業活用について支援を行った。 ・三徳…三徳レンジャー(鳥大生の米作りグループ)との交流が進んだ。また、新しい取組として、プロジェクトを立ち上げ、軽トラ市等の具体化について検討を始めることになった。 ・古布庄…旧保育園を活用し、健康づくりや各種教室等が定着しつつある。今後、飲食提供について整備したい意向がある。 ・以西…旧以西小学校の空き教室(1部屋)に図書文庫を置いてリフレッシュルームにし、H27年5月にオープンする予定。その他、農産物加工や軽トラ市等をしたい意向が出ており、部会体制で進めるよう検討している。
C地域リーダーの育成:7月24日に、地域の活動組織や市町担当者を対象に、遊休施設や農産物の活用に向けた、地域づくり研修会「元気に活用!地域資源」を開催した。 ・お試し住宅について、三朝町も取り組みたい意向が出ている。 ・農産物加工や飲食提供について、地域活動団体(竹田、古布庄、以西等)の関心が深まった。研修会以降、担当者に直接相談しながら指導を受けている。
○移住・定住対策:大阪・東京でのBIG相談会(H26年7月6日、7月20日)に参加した。また、市町担当者との意見交換会(9月9日)を開催し、空き家バンク等について情報交換した。H27年1月24日には移住フェアin大阪に参加し、市町ブース等の相談の補助、情報収集を行った。 相談会には、市町担当者や地域おこし協力隊等の参加を得、担当者相互の情報交換もでき、来場者への提供資料(支援施策、市町紹介等)等情報発信の重要性や、すまい整備、民間の受入団体等の重要性について意識が高まった。
課題今後の取組
○中山間地域振興 @所内体制の強化:地方創生の市町窓口として設置されたコンシェルジュとの役割整理と連携。中部中山間DBによる情報提供、情報共有を密にし、局内・所内連携して取り組む。
A補助事業の活用支援:適切な事務処理の遂行。適切に事務が行われるよう、事業主体に対し助言指導する。
B重点支援集落への支援:地域づくりサポーターの廃止による、チーム体制の見直し。支援対象集落の残された課題については、引き続き支援する。
C地域リーダーの育成:意見交換会等の開催。管内の地域づくり団体や地域おこし協力隊等を対象にした、意見交換会や研修会等をニーズに合わせて開催する。
○移住・定住対策:市町担当者の意識醸成。県が委嘱する移住アドバイザーや民間受入活動団体等との連携を図り、中部地域の底上げを図る。

※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。


この工程表へのお問い合わせ

中山間地域振興チーム 所属長名 山根弘和 電話番号 0858-23-3298


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