教育委員会 小中学校課の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
部局名 | 部局長名 | 所属名 | 所属長名 | 職員数 |
教育委員会 | 教育長 山本仁志 | 小中学校課 | 石田明広 | 23 |
組織ミッション
幼稚園や小中学校において、子どもたちの「生きる力」を育成するための支援を行うこと
1.政策内容と目標
(1)政策内容
@家庭の教育力の向上
(2)長期的目標
政策項目(アジェンダ) | 将来ビジョン | 環境イニシアティブプラン | アクションプラン(教育振興基本計画) | その他 |
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○
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●アクションプラン(教育振興基本計画)
施策の方向性 | 施策目標 |
1 社会全体で学び続ける環境づくり | (2)家庭教育の充実 |
(3)今年度の目標
・PTA等と連携しながら生活習慣の大切さについて啓発するとともに、家庭での取組を呼びかけ、子どもたちの基本的生活習慣や学習習慣の定着を図ります。 ・保護者同士のネットワークの形成を進めるとともに、保護者への多様な学習機会の提供や、関係機関と連携した相談体制の整備など、家庭教育の支援を充実します。
2.測定指標
指標1
指標名 | 指標の分類 |
「鳥取県家庭教育推進協力企業」協定締結企業数 | 成果指標 |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 562社 | 570社 | 700社 | 571社 | 700社 |
時点 | | | | | |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
アクションプラン | | 鳥取県教育振興基本計画 |
指標2
指標名 | 指標の分類 |
小、中学校における「子育て親育ちプログラム」を活用した講座実施校数 | 成果指標 |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 13校 | 22校 | 70校 | 14校 | 70校 |
時点 | | | | | |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
アクションプラン | | 鳥取県教育振興基本計画 |
3.目標を実現するための主要事業・主要制度
番号 | 主要事業・主要制度 | 事業概要・スケジュール |
1 | 保護者と連携した生活習慣づくり(心とからだいきいきキャンペーンとPTAによる子どもの生活リズム向上事業等との連携) (トータルコスト予算額千円) | 子どもたちの望ましい生活習慣の定着のため、「心とからだいきいきキャンペーン」を展開するとともに、県PTA協議会と連携・協力し、モデル校PTAを中心として、「基本的生活習慣の定着」に係る主体的・具体的な取組や啓発活動を実施する。 |
2 | とっとりふれあい家庭教育応援事業 (トータルコスト予算額千円) | 学び合い、支え合える保護者同士の仲間づくりと、親としての役割や子どもとの接し方などを学ぶ機会を提供する。 |
3 | 学校・家庭・地域の連携による教育支援活動促進事業(家庭教育支援事業) (トータルコスト予算額千円) | 市町村の家庭教育支援チームによる活動や親への学習機会の提供を支援する。 |
4 | PTAによる子どもの生活リズム向上事業 (トータルコスト予算額千円) | 基本的生活習慣の定着に係る主体的・具体的な取組や啓発活動を県PTA協議会と連携して実施する。 |
5 | PTA日韓交流事業 (トータルコスト予算額千円) | 江原道(学校運営委員会や保護者会)と鳥取県(PTA)が相互派遣による交流事業を行う。 |
4.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
○(予定どおり) |
達成度の評価 |
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評価理由 |
・とっとりふれあい家庭教育応援事業は、県内で定着が進んでいる。
・家庭教育支援事業は、分野を超えた地域人材の交流を促進したが、様々な立場から保護者支援に携わる者同士が共通理解を図り、交流をもつ良い機会となった。
・PTAによる子どもの生活リズム向上事業は、実施校がいずれも2年目の取組となっており、着実に事業を進めた。
・PTA日韓交流事業では、有意義な意見交換を行うことができた。 |
H26年度の取組 | 成果 |
<とっとりふれあい家庭教育応援事業>
・「とっとり子育て親育ちプログラム」を活用した参加型研修会及びファシリテータ(進行役)の派遣による保護者の仲間づくりや、「家庭教育アドバイザー」による講演会による家庭教育に対する意識啓発を実施した(3月現在、ファシリテータ派遣は49件、アドバイザー派遣は27件)。
<家庭教育支援事業>
・6月下旬に、新規事業として「家庭教育支援チーム」関係者研修会を開催し、国の動向や先進地事例について学び、チームで取り組む市町を中心に、各地域での取り組みを紹介し合うなどの意見交換を行った。
・9月中旬に、ファシリテータスキルアップ研修会を開催し、ワークショップを成功させる具体的な手法を学習した。
・9月〜10月に新規事業として、県内3地区で家庭教育支援者交流研修会を開催し、教育・福祉・地域その他の分野を超えた家庭教育支援者のネットワークづくりを行った。
<PTAによる子どもの生活リズム向上事業>
・今年度は県内の小中学校6校'が、基本的生活習慣の定着等を目指して取り組んだ。
・8月上旬に、実施校による企画推進委員会を開催した。
・11月下旬に、鳥取県PTA協議会が開催した研究大会で、実施校の代表が県内の小中学校PTAに対して取組内容を発表した。
<PTA日韓交流事業>
・今年度は10月に受入れを行い、施設訪問を行うとともに、県内のPTA団体と積極的に意見交換を行った。 | <とっとりふれあい家庭教育応援事業>
・昨年度と比較し、ファシリテータの派遣はほぼ同数であり、アドバイザーの派遣は少なめとなっている。
<家庭教育支援事業>
・6月の研修会では、県内各地で家庭教育支援チームに携わる者の目標の共有を行うことができた。
・9月の研修会では、すぐに活用できる実用的なノウハウを身に付けることができ、ファシリテータの意欲を大きく高めることができた。
・10月の交流研修会では、分野の異なる支援者が一堂に会し、目標を共有しつつ、多様な意見を交換することができる機会となった。
<PTAによる子どもの生活リズム向上事業>
・取組内容が類似している実施校(ノーメディアに係る取組や生活習慣見直しカードを使った取組など)が、企画推進委員会で互いの実践内容を情報交換したり、保護者アンケートや広報の手法等について意見交換を行い、互いの取組の参考にすることができた。
・実施校が行った工夫や取組の効果(児童生徒の生活習慣や態度の改善)を、各学校が学び、同様の取組の普及や啓発につなげることができた。
<PTA日韓交流事業>
・鳥取県及び江原道の双方が、家庭教育や保護者の役割の大切さ、地域の学校教育への参画、ネット依存の危険性などについて、有意義な議論を行い、情報共有することができた。 |
課題 | 今後の取組 |
<とっとりふれあい家庭教育応援事業>
・「とっとり子育て親育ちプログラム」の普及をさらに進めるとともに、ファシリテータのスキルアップを図る。
・家庭教育アドバイザーの派遣事業の充実を図る。
<家庭教育支援事業>
・チーム型の家庭教育支援の充実を図るため、学校等での活動拠点の確保、地域の支援者と福祉分野等他機関との機能的な連携、学校のSCやSSW等を含めた、幅広い保護者支援の体制づくりに取り組む。
<PTAによる子どもの生活リズム向上事業>
・継続的に、各PTAで生活習慣の見直しの取組を行う。
<PTA日韓交流事業>
・来年度(訪韓)の視察や意見交換が有意義なものとなるよう、県内PTA団体及び江原道との調整を行う。 | <とっとりふれあい家庭教育応援事業>
・ファシリテータの派遣が今後も継続的に実施できるよう、各市町村や学校への周知をさらに進めるとともに、より効率的でファシリテータに負担感の少ない方法に改善する。
・市町村からの多様なニーズに対応できるよう、家庭教育アドバイザーの増員や他事業の人材との連携について検討する。
<家庭教育支援事業>
・分野を超えた地域人材の人脈づくりを進め、協働できる環境醸成を行う。特に、市町村内での関係づくりを促し、各地域での家庭教育支援チームの組織化や活動の活発化を図る。
<PTAによる子どもの生活リズム向上事業>
特になし(事業終了)。
<PTA日韓交流事業>
・来年度(訪韓)の人選や議題の選定など、派遣の準備を行う。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。
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小中学校課 所属長名 石田明広 電話番号 0857-26-7914