文化観光スポーツ局 文化政策課の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
| 部局名 | 部局長名 | 所属名 | 所属長名 | 職員数 |
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| 文化観光スポーツ局 | 局長 森谷邦彦 | 文化政策課 | 神庭伸子 | 16 |
組織ミッション
鳥取文化の伝承・創造・再発見を推進し、日常生活の中にある多彩な芸術文化に光を当て、感動（美、真、愛）に溢れる豊かな県民生活を推奨する（Beauｔｉｆｕｌ Ｌｉｆｅ ｉｎ Ｔｏｔｔｏｒｉ）
１．政策内容と目標
（１）政策内容
アーティストリゾートの推進
（２）長期的目標
| 政策項目（アジェンダ） | 将来ビジョン | 環境イニシアティブプラン | アクションプラン（教育振興基本計画） | その他 |
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○
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○
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●政策項目
| アジェンダ | 政策項目 |
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| Ⅴ 彩り、輝き - 鳥取の誇り | 「鳥の劇場」に象徴される、アーティストによる地域と結びついた活動を積極的に支援し、文化・芸術活動を地域とともに発展させていくアーティストリゾートを推進します。 |
●将来ビジョンの取組の方向性（該当所属のみ）
| 番号 | 大項目 | 取組みの方向性 |
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| 1 | Ⅳ【楽しむ】いきいきと楽しみながら充実した生活を送る | ③ＵＪＩターンをされたアーティストや地域に根付いて高いレベルの芸術・文化活動を行うアーティストと県民が芸術を介して活発に交流する「アーティストリゾート」の展開を促進します。心豊かな県民生活、ネットワークづくり、地域の魅力向上などの付加価値の創造に貢献します。 |
（３）今年度の目標
アーティストリゾートの全県的な取組推進のため２４年度に立ち上げられた推進組織（「暮らしとアートとコノサキ計画」実行委員会）の活動を集大成し、また劇場・音楽堂活性化の拠点となる「鳥の劇場」による演劇活動「鳥の演劇祭」を核として、アーティストリゾートとっとり芸術祭を開催し、アートを活かしたまちづくり、アーティストに魅力的な地域づくりを進め、文化芸術を媒介とした全国に誇れる地域活性化のモデルを創成する。
２．測定指標
測定指標なし
３．目標を実現するための主要事業・主要制度
| 番号 | 主要事業・主要制度 | 事業概要・スケジュール |
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| 1 | アーティストリゾートとっとり芸術祭開催事業 （トータルコスト予算額70152千円） | 国内外アーティストによる県内での滞在制作・展示活動(※｢ＡＩＲ｣)を促進し、地域とアーティストとの関わりを地域活性化につなげるため、「アーティストリゾートとっとり芸術祭」を開催する。 |
| 2 | アーティスト滞在促進事業 （トータルコスト予算額4804千円） | 鳥取県での作品制作を希望するアーティストの県内滞在・移住を促進するため、アーティストと滞在先との中間支援機能として、県内滞在に必要な情報提供と県内受入団体の紹介を行う窓口を整備するほか、滞在制作に必要な経費を支援する。 |
| 3 | アーティストリゾート・地域モデル創成事業 （トータルコスト予算額20774千円） | 文化芸術を媒介とした全国に誇れる地域活性化のモデルを創成するため、文化芸術施設の所有者及び文化芸術団体等が協働して作成する事業計画（計画期間3カ年、県が認めたものに限る）に基づく支援を行う。 |
| 4 | アーティストリゾート創造事業（ホスピテイル・プロジェクト） （トータルコスト予算額2274千円） | 自らが遊休施設等を活用して芸術家を受け入れ、文化芸術活動による地域活性化に貢献し、先進的な取組を行う団体に対し、支援を行う。 |
４．評価
■最終評価（年度末時点）
| 進捗評価 |
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| ○（予定どおり） |
| 達成度の評価 |
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| 8 |
| 評価理由 |
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| 本県のアーティストリゾート事業の先導的モデルである「鳥の劇場」を中心に、県内各地における活動の輪を広げる取組が確実に広がっている。
特に、アーティストリゾート事業のノウハウを持つ団体をインキュベートする「暮らしとアートとコノサキ計画（H24年度～）」によって、県内各地でのアート活動が広がりつつある（H24年度は４団体だったが、その後６団体が参画）ほか、アートを活かした地域課題の解決（短期滞在アーティストの増加、工場・民家・廃校など空き店舗・空き家の一部解消）の動きも見られる。
平成26年度に新たに取り組んだ「とりＡＩＲプラットフォーム事業」では、鳥取県で芸術活動を検討している県外在住者と県内受入団体、物件候補をマッチングする事業を展開。問い合わせは５００件以上に上り、実際に移住や滞在制作に結びつけることができた。今後、より一層の滞在促進に努める必要がある。
平成２６年度はこれらアーティストリゾートとっとりの取組を多くの方に知っていただくため、包括イベント「鳥取藝住祭２０１４」を９月から４か月間開催、県外向けの情報発信にも力を入れ、期間中延べ１２，０００人の来訪者で賑わった。
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| H26年度の取組 | 成果 |
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| 芸術家と地域との協働により、「鳥の演劇祭」や「岩美現代美術展」などのアーティスト・イン・レジデンスの取組を包括するイベント「鳥取藝住祭２０１４」を開催。
| これまで個々の取組であったアーティスト・イン・レジデンス関連イベントを「鳥取藝住祭２０１４」としてパッケージで県内外にアピールすることで、アーティストリゾートとっとりの取組を幅広く周知することができた。
「鳥取藝住祭２０１４」には９月から１２月までの期間中、約１２，０００人が「鳥の演劇祭」や「岩美現代美術展」「くらよしＤＡＹＳ」などの８事業に来訪し、事業の地域への拡がりや地元イベントとの連携等を通じて地域への浸透が図られた。 |
| 鳥取県での作品制作を希望するアーティストの県内滞在、移住を促進するため、平成２６年度に「アーティスト向けプラットフォーム事業」を創設し、アーティストと滞在先との中間支援機能として県内滞在に必要な情報提供と県内受入団体の紹介を行う窓口を整備した。また、「アーティスト滞在促進支援補助金」により滞在制作に必要な経費を支援した。 | アーティスト向けプラットフォーム事業での問い合わせは５００件以上に上り、実際に移住や滞在制作に結びつけることができた。アーティスト滞在促進支援補助金は、「鳥取藝住祭２０１４」の取組においても別途滞在制作活動を支援したため、２件にとどまった。 |
| アーティストリゾート推進上必要となる技術やノウハウの蓄積、人材育成を図るための組織「暮らしとアートとコノサキ計画」の取組を進めると、県内４ヶ所で事業を実施し、その成果を発表。 | 事業を通じて関係団体や地域住民等との連携・交流が深まるとともに、アートを活用した地域づくりに対する興味・関心が深まり、新たに事業実施を希望する団体も出てくるなど、今後の事業の発展につなげられた。 |
| 課題 | 今後の取組 |
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鳥取藝住祭の継続実施と情報発信の強化 | 平成２６年度に大きな成果を上げた鳥取藝住祭の内容を充実することにより、アーティストリゾートとっとりのイメージ定着を図る。具体的には、旧医院を活用した芸術活動の内容を拡大し鳥取藝住祭の一環として取り組むと共に、鑑賞者・プロジェクトコーディネーター育成事業にも取り組み、アーティストリゾートとっとりの構築を加速させる。また鳥取藝住祭をフックに多くの県外客にもお越しいただけるよう、県外に向けた情報発信を強化する。 |
| 県外アーティストに対する受入団体とのマッチング事業の実施、支援制度の情報発信の強化 | アーティストへの情報発信機能を担う「とりＡＩＲプラットフォーム」に専任職員を配置するなどコーディネート体制を強化。引き続き、作品制作や展示発表のために活用できる空き家情報の収集、活用策の普及をはかるとともに、県外に県の支援情報を提供する。また、「とりＡＩＲプラットフォーム」を活用して県内に移住するアーティストに対する滞在費等の支援を使いやすくするため、市町村を介さない直接補助に見直すこととした。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎：予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。
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文化政策課 所属長名 神庭伸子 電話番号 0857-26-7125