中部総合事務所 農林局 林業振興課の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
部局名 | 部局長名 | 所属名 | 所属長名 | 職員数 |
中部総合事務所農林局 | 所長 西山信一、局長 今井敏彦
| 林業振興課 | 鈴木和寿 | 16 |
組織ミッション
持続可能な森林経営と森林機能の高度発揮
1 森林経営の団地化、林道・作業道の整備等による低コスト林業の推進
2 低コスト林業を通じた森林の保全・整備
3 地域材の需要拡大と安定供給の促進
1.政策内容と目標
(1)政策内容
低コスト林業を通じた森林の保全・整備
(2)長期的目標
政策項目(アジェンダ) | 将来ビジョン | 環境イニシアティブプラン | アクションプラン(教育振興基本計画) | その他 |
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○
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●所属で設定する長期目標(設定がある場合のみ)
とっとり森と緑の産業ビジョン
(3)今年度の目標
間伐及び間伐材の搬出促進、竹林対策の促進
2.測定指標
指標1
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 245ha/年 | | 250ha/年 | | 600ha/年 |
時点 | 25年度 | | 26年度 | | 32年度 |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
その他計画等 | とっとり森と緑の産業ビジョン | スギ・ヒノキ人工林について、搬出間伐を中心とする間伐を促進するため、今年度は森林経営計画団地の育成を図りつつ250haの間伐を目標とする。 |
指標2
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 21,957m3/年 | | 25,000m3/年 | | 48,000m3/年 |
時点 | 25年度 | | 26年度 | | 32年度 |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
その他計画等 | とっとり森と緑の産業ビジョン | スギ・ヒノキ人工林の間伐材搬出により、資源の有効利用と森林所有者へ収益還元を促進するため、今年度は25千m3の間伐材搬出を目標とする。 |
指標3
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 25トン/年 (皮付き) | | 30トン/年 (皮付き) | | 30トン/年 (皮付き) |
時点 | 25年度 | | 26年度 | | - |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
その他計画等 | とっとり森と緑の産業ビジョン | タケノコ栽培林化による竹林の適正・持続的管理を推進するため、タケノコの生産・集荷・加工体制を整えつつ、今年度は30トン(皮付き)の集荷・加工を目標とする。 |
3.目標を実現するための主要事業・主要制度
番号 | 主要事業・主要制度 | 事業概要・スケジュール |
1 | 鳥取県緑の産業再生プロジェクト事業 (トータルコスト予算額2266879千円) | 間伐、路網整備、森林境界の明確化、高性能林業機械、木材加工施設等への助成 |
2 | 間伐材搬出等事業 (トータルコスト予算額689800千円) | 間伐材の搬出経費に助成(3,200円/m3) |
3 | 中部発!やらいや タケノコビジネス支援事業 (トータルコスト予算額1303千円) | タケノコ栽培塾、モデル竹林の普及・PRの実施 |
4 | とっとり環境の森づくり事業(造林費) (トータルコスト予算額79379千円) | 森林環境保全税による保安林の間伐等の上乗せ助成、竹林対策・森林体験等に助成 |
4.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
△(やや遅れ) |
達成度の評価 |
7 |
評価理由 |
間伐材の搬出は概ね目標どおり進んでいる。タケノコについては、裏作の影響と、出荷が青果用に回ったことから結果的に加工用の集荷量が半分以下となったもの。 |
H26年度の取組 | 成果 |
間伐の推進 | 目標:250ha/年 実施:199ha(80%) |
間伐材の搬出 | 目標:25千m3/年 実施: 26.5千m3(106%) |
タケノコの集荷促進 | 目標:30t/年(皮付き) 実施:11.1t(37%) |
課題 | 今後の取組 |
○森林組合が管内のほぼ全域に及ぶ約24千ha、17団地の森林経営計画を策定。
○収益確保には、団地化、作業道開設及び機械化による伐採・搬出・運搬の低コスト化が必要。
○森林経営計画団地ごとの幹線・支線の配置など、効率的な路線計画の指導が必要。 | @林業事業体に対し、GISを活用した森林経営計画の進捗管理について指導を行う。
A林業事業体に対し、森林プランナーの活用・育成支援を行う。
B天神川流域林業活性化センター森林活用部会において事業実行団地内における幹線・支線の適正配置について指導を行う。 |
○竹林を管理できない所有者と、竹林を所有しないがタケノコ栽培を行いたい生産者とのマッチング活動を推進する必要がある。
○「中部とっとりタケノコ振興会」が自主運営を円滑に行えるように支援する必要がある。 | @竹林対策を進めるため、NPO法人・地域づくり団体等の活動を支援する。
A市町を通じてチラシを配布し、竹林の管理を望む所有者と、タケノコ栽培を希望する生産者とのマッチング活動(「タケノコんかつ」(婚活))を推進する。
B「中部とっとりタケノコ振興会」の自主運営が円滑に進むよう、タケノコ栽培塾、マッチング活動、イベント開催及び広報等の支援を行う。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。
この工程表へのお問い合わせ
林業振興課 所属長名 鈴木和寿 電話番号 0858-23-3178