地域振興部交通政策課の工程表

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基本的事項

所管組織、所管責任者

部局名	部局長名	所属名	所属長名	職員数
地域振興部	部長　小倉誠一	交通政策課	寺口嘉昭	8

組織ミッション

○中山間地域等での公共交通の確保と地域交通ネットワークの形成
　・地域生活交通の確保、公共交通の利用促進
○西日本の北東アジアゲートウェイとして環日本海時代をリードする航空路線の拡充
　・新規国内外路線の誘致、東京便の増便等利便性向上
○関西圏等との交流促進に向けた鉄道網の充実
　・鉄道の高速化、余部橋梁架替後の利用拡大・ダイヤ改善、智頭急行や若桜鉄道の利用拡大

１．政策内容と目標

（１）政策内容

関西圏等との交流促進に向けた鉄道網の充実

（２）長期的目標

政策項目（アジェンダ）	将来ビジョン	環境イニシアティブプラン	アクションプラン（教育振興基本計画）	その他
○	○

●政策項目

アジェンダ	政策項目
Ⅴ 彩り、輝き - 鳥取の誇り	世界ネットワーク加盟を果たした山陰海岸ジオパークについて、関西広域連合の主管県として、ジオウォークなどのイベント実施や環境整備、教育活用、観光、JR活用等、多面的なジオパーク振興事業を推進します。

●将来ビジョンの取組の方向性（該当所属のみ）

番号	大項目	取組みの方向性
1	Ⅱ【つなげる】様々な活動・力をつなげ、結集して、持続可能で、魅力あふれる地域を創る	④過疎地域の路線バスや若桜鉄道、ＮＰＯ等による新たな交通手段等により、地域の実情・ニーズに合った生活交通体系を確保します。中心駅など、公共交通機関のバリアフリー化を進めます。
2	Ⅱ【つなげる】様々な活動・力をつなげ、結集して、持続可能で、魅力あふれる地域を創る	⑤ＪＲ山陰線余部橋りょうの架け替えに伴い、強風等の影響を受けることがなくなることによる運行の定時制の確保を生かし、特急・普通列車の増便、列車の直通運行や乗継改善を図ることにより、県民の利便性を向上させるとともに、近畿圏域等からの観光客の誘致等を進めます。
3	Ⅱ【つなげる】様々な活動・力をつなげ、結集して、持続可能で、魅力あふれる地域を創る	⑥鳥取自動車道の開通と、ＪＲ・智頭急行等の利便性向上との相乗効果により近畿圏域、山陽方面、更には名古屋方面からの観光客が全体として増えるよう、キャンペーン等のソフト面、特急の増便などについて、行政、ＪＲのほか旅行会社等の関係機関が協力・提携して観光客誘致活動への取組を進めます。
4	Ⅱ【つなげる】様々な活動・力をつなげ、結集して、持続可能で、魅力あふれる地域を創る	⑦高速化したＪＲ山陰線・智頭線・ＪＲ因美線・ＪＲ伯備線の更なる高速化・利便性の向上を図るほか、フリーゲージトレインの導入について、技術開発の動向を見守りつつ、関係県と連携して検討します。

（３）今年度の目標

○臨時快速「山陰海岸ジオライナー」の運行継続○ジオパークエリアを東西に結ぶ列車の旅の提案、旅行商品化の働きかけ○スーパーはくとの魅力アップ（新聞・旅行雑誌でのPR、車内での観光パンフ等の提供）○若桜鉄道及び若桜鉄道を支える若桜・八頭両町への支援○国や関西広域連合、近隣県とも連携した高速鉄道網の検討○特別寝台列車を活用した観光誘客

２．測定指標

測定指標なし

３．目標を実現するための主要事業・主要制度

番号	主要事業・主要制度	事業概要・スケジュール
1	鉄道対策費　（トータルコスト予算額5237千円）	○利用者視点に立った鉄道サービスの実現に向け、事業者との意見交換等を継続的に実施する。 ○在来線鉄道施設の整備や高速鉄道の導入に向けた要望等の活動を実施する。
2	若桜線維持存続事業　（トータルコスト予算額38060千円）	○若桜線を維持する地元両町（若桜町、八頭町）に対し、所要の支援を行う。 ○沿線自治体と連携して、若桜線の利用促進に取り組む。
3	智頭急行利用促進費　（トータルコスト予算額17592千円）	○「スーパーはくと」の魅力アップとして、新聞・旅行雑誌でのPRや、車内での観光パンフ等の提供を行い、観光誘客、鉄道利用者の増加を図る。 ○智頭急行の経営安定化、利便性向上を図るため、運営助成基金の管理運用、協議会による利用促進事業等の所要の支援を行う。
4	ＪＲ山陰本線を活用した因幡・但馬交流等促進事業　（トータルコスト予算額11803千円）	○因幡・但馬地域の交流拡大等に繋げるため、更なるダイヤ改善を目指し、地元自治体と連携して、県外からの誘客や地元の利用拡大など山陰本線の利用促進の取組を強力に行う。
5	鉄道を活用した新たな旅の創造事業　（トータルコスト予算額2818千円）	○鉄道を活用した観光ルートの構築や鉄道による地域活性化に関する講演会を開催し、鉄道利用促進を図る。

４．評価

■最終評価（年度末時点）

進捗評価
○（予定どおり）
達成度の評価
8
評価理由
県内鉄道の利用促進に向け、随時沿線自治体と連携した広報活動を行うとともに、隣県とも連携し国や鉄道事業者に要望活動を実施した。

H26年度の取組	成果
○各鉄道関係団体の国への要望活動等に参加	○鳥取県の鉄道整備に関する国への要望を実施した
○上下分離管理により若桜線の運行を維持している地元両町への支援補助実施	○若桜線維持存続のため支援補助を行った
○観光ガイドブックの提供、雑誌でのＰＲ、協議会による利用促進事業の支援等を実施	○スーパーはくとを含めた智頭線の利用促進につとめた
○旅費補助及び、新聞・雑誌でのＰＲ等を行い、山陰本線を使った因幡、但馬地域の交流拡大を促進	○ジオライナー等の山陰本線の利用促進につとめた
○鉄道を活用した地域活性化に関する講演会等の実施	○鉄道を活用した地域活性化に関する講演会を実施した

課題	今後の取組
○若桜鉄道の赤字解消のための利用促進策の検討が必要	両町と連携した利用促進策を進めるとともに、両町を含めた経営計画の見直しに際しサポートを行う
○ジオライナーを存続するための利用促進対策が必要	兵庫県とも協力しながら、二次交通を含めたガイドブックの作成等の取組を行う

※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎：予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。