平成26年度工程表
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文化観光スポーツ局 文化政策課の工程表

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基本的事項

所管組織、所管責任者

部局名部局長名所属名所属長名職員数
文化観光スポーツ局局長 森谷邦彦文化政策課神庭伸子16

組織ミッション

鳥取文化の伝承・創造・再発見を推進し、日常生活の中にある多彩な芸術文化に光を当て、感動(美、真、愛)に溢れる豊かな県民生活を推奨する(Beautiful Life in Tottori)

1.政策内容と目標

(1)政策内容

文化芸術活動の活性化、鑑賞機会の拡充

(2)長期的目標

政策項目(アジェンダ)将来ビジョン環境イニシアティブプランアクションプラン(教育振興基本計画)その他

●政策項目

アジェンダ政策項目
X 彩り、輝き - 鳥取の誇り(D-1に続いて) また、地域の文化・芸術活動のほか、鳥取県に根づいた民工芸やなまこ壁等伝統技法や街並みなどについて、その顕彰や魅力発信を行うなど、文化の薫り高い鳥取県を創造します。

●将来ビジョンの取組の方向性(該当所属のみ)

番号大項目取組みの方向性
1W【楽しむ】いきいきと楽しみながら充実した生活を送る@アーティストや鳥取県文化団体連合会等の文化団体を支援するとともに、芸術・文化活動を支援する方々と連携して、芸術・文化活動を活性化します。
2W【楽しむ】いきいきと楽しみながら充実した生活を送るA鳥取県美術展覧会や鳥取県総合芸術文化祭、財団法人鳥取県文化振興財団が行う事業のほか、廃校等を使った芸術・文化の発表等による鑑賞人口の拡大など、県民が芸術・文化を発表する場や鑑賞する機会を拡充します。財政事情が許せば県民合意を得た上で美術館を建設します。
3W【楽しむ】いきいきと楽しみながら充実した生活を送るC学校等との連携により、教育現場や地域で、子ども達や若者が芸術・文化に触れ、感性を磨く機会を確保し、芸術・文化活動を活性化します。
4W【楽しむ】いきいきと楽しみながら充実した生活を送るDアートスタート事業等により、子どもの頃から芸術・文化に触れる機会を拡充し、芸術・文化が生活の一部となる生活スタイルの浸透を促進します。
5Y【育む】次代に向けて、躍動する「ひと」を育むC芸術・文化活動を実践する方と学校等との連携により、教育現場に、子どもたちが芸術・文化に触れ、感性を磨き、創造力、コミュニケーション力を高める機会を確保します。

(3)今年度の目標


 各種支援制度によって引き続き芸術家や文化団体等の活動を支援するとともに、とりアート(総合芸術文化祭)、美術展覧会、ジュニア美術展覧会など広く県民の文化芸術の発表(活動)の場となっている催事の活性化や文化芸術活動を支える人材の育成を図っていく。また、各種催事について、効果的な広報の実施等により、若者層や男性の参加、鑑賞の充実を図っていくとともに、「とっとりアートスタート」推進事業により、「子育て王国とっとり」を推進する。さらに、唱歌「ふるさと」誕生100年を記念して童謡唱歌のふるさと鳥取の取り組みの発信を強化する。

2.測定指標

測定指標なし

3.目標を実現するための主要事業・主要制度

番号主要事業・主要制度事業概要・スケジュール
1第5回とっとり伝統芸能まつり開催事業 (トータルコスト予算額13375千円)地域で守られてきた伝統ある行事・芸能を次世代に引き継ぐための取り組みとして、地域伝統芸能の伝承並びに活用の気運を広げるため、伝統芸能から派生する新たな要素を取り入れながら、とっとり伝統芸能まつりを開催する。
2第12回とりアート(鳥取県総合芸術文化祭)開催事業 (トータルコスト予算額63184千円)県内の文化芸術活動のすそ野の拡大、頂点の伸長、人材育成を図るため、「第12回とりアート(鳥取県総合芸術文化祭)」を実施する鳥取県総合芸術文化祭実行委員会に対して助成する。
3鳥取県文化団体連合会活動支援事業 (トータルコスト予算額25544千円)地域に根ざした創造性の高い意欲的な活動を育成し、特色ある地域文化の振興を図るとともに、県民が文化に親しめる環境を整備するため、文化的な公共サービスの担い手である鳥取県文化団体連合会の活動を支援する。
4鳥取県文化芸術活動支援補助金 (トータルコスト予算額13116千円) 本県の文化芸術活動の一層の推進を図るため、県内に活動の本拠をおく芸術・文化団体が自主的・自発的に行う芸術・文化活動に対し支援を行う。
5第58回鳥取県美術展覧会開催事業 (トータルコスト予算額27660千円)広く県民から美術作品を募り、優れた作品を展示することにより、鑑賞機会を提供し、美術、 文化の振興を図るため、第58回鳥取県美術展覧会を開催する。
6鳥取県ジュニア美術展覧会開催事業 (トータルコスト予算額20018千円)児童・生徒の芸術創作活動に対する興味や意欲を高め、芸術文化の振興を図るため、第12回鳥取県ジュニア美術展覧会(ジュニア県展)を開催する。
7「とっとりアートスタート」推進事業 (トータルコスト予算額12035千円)子どもたちの豊かな感性と創造性を育み、「子育て王国とっとり」の魅力アップを図るため、0歳から未就学の乳幼児に作品鑑賞・創造体験・公演鑑賞の機会を提供するアートスタート活動を支援するとともに、小学生向けにも地域人材や資源を活かした芸術鑑賞・自然体験等の活動を実施し、フォーラムを通じて子どもの文化芸術体験の大切さを伝える。
8唱歌「ふるさと」誕生100周年記念事業 (トータルコスト予算額8248千円)唱歌「ふるさと」が誕生して100周年を迎える今年、唱歌「ふるさと」を生んだ地としての認知度を高めるとともに、観光誘客などの県内移入者増加につなげるため、ふるさとの原風景が残る鳥取県の魅力を県内外に発信する。

4.評価

■最終評価(年度末時点)

進捗評価
○(予定どおり) 
達成度の評価
8
評価理由
 芸術家や文化団体等の活動を各種制度によって支援しつつ、とりアート(総合芸術文化祭)、美術展覧会、ジュニア美術展覧会などを通じて、広く県民の文化芸術の発表(活動)の場となっている催事の活性化や文化芸術活動を支える人材の育成を図るとともに、各種催事について積極的に広報に取り組んだ。また「とっとりアートスタート」推進事業により、「子育て王国とっとり」を推進するとともに、唱歌「ふるさと」誕生100年を記念したフォーラムとコンサートを行い、「童謡唱歌のふるさと鳥取」の魅力を発信した。  これらの取組により、質の高い文化芸術活動の推進と、県民の文化活動の支援、鑑賞機会の提供を行った。  

H26年度の取組成果
とっとり伝統芸能まつり 6月に鳥取市内で第5回大会を開催したところ、1千人近くの来場実績が達成されるなど、来場者に伝統芸能の継承の大切さを周知することができ、成功裏に終えることができた。またモンゴルからの楽団を招聘し、国際色豊かなイベントとすることができた。
鳥取県総合芸術文化祭「とりアート」開催事業 メイン事業として、県民の手によるクオリティの高いミュージカルを作り上げることができた。
鳥取県文化団体連合会活動支援事業 今年度の補助事業数は30事業となり、昨年度(15事業)を大幅に上回る実績となった。  昨年度、団体や関係者などから意見を聴き、事業の申請回数を増やしたり、申請手続きの簡易な小規模支援枠を設けるなど、より利用しやすい制度へと改善した効果が現れた。
鳥取県文化芸術活動支援補助金 今年度の支援実績は、13事業・5,583千円(昨年度29事業・6,022千円)となり、周年事業が多かった昨年度に比べ事業数は減少したが、支援に係る予算の執行は、昨年度とほぼ同程度となった。
鳥取県美術展覧会開催事業 運営委員会など県展開催に向けた関係者との調整を円滑にこなし、今年度の開催につなげた。皮切りとなった県立博物館での入場者数は昨年度に比べ微増となった。今年度から、話題提供のため各会場でギャラリートークを行うとともに、書道作品をわかりやすくするため釈文表示を設けるなど、改善を図った。
とっとりアートスタート事業 未就学児に作品鑑賞・創造体験・公演鑑賞の機会を提供する取組への支援を行い、県内9市町村において15事業が実施された。
唱歌「ふるさと」誕生100周年記念事業 唱歌「ふるさと」の誕生100周年を記念して、ふるさとの原風景が残る鳥取県の魅力を県内外に発信するフォーラムとコンサートを実施した。1,700人近い来場者が会場に詰めかけるなど、大盛況となり、唱歌「ふるさと」の生誕地としての認知度を高め、参加者に「ふるさと・鳥取」に愛着を抱いて頂く良い機会となった。
課題今後の取組
各種事業の来場者等や利用者の拡大のため、事業内容の工夫や広報に取り組んでいく必要がある。 鳥取県美術展覧会の外部委託などの新たな実施方法の取組や、積極的な広報活動を行うことにより、来場者や利用者の拡大を図っていく。

※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。


この工程表へのお問い合わせ

文化政策課 所属長名 神庭伸子 電話番号 0857-26-7125


最後に本ページの担当課
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