教育委員会 図書館の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
部局名 | 部局長名 | 所属名 | 所属長名 | 職員数 |
教育委員会 | 教育長 山本仁志 | 図書館 | 高橋紀子 | 42 |
組織ミッション
県民に役立ち、地域に貢献する図書館
1 仕事とくらしに役立つ図書館
2 人の成長・学びを支える図書館
3 鳥取県の文化を育む図書館
1.政策内容と目標
(1)政策内容
B子どもの読書活動の推進
(2)長期的目標
政策項目(アジェンダ) | 将来ビジョン | 環境イニシアティブプラン | アクションプラン(教育振興基本計画) | その他 |
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○
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●アクションプラン(教育振興基本計画)
施策の方向性 | 施策目標 |
1 社会全体で学び続ける環境づくり | (3)生涯学習の環境整備と活動支援 |
(3)今年度の目標
・「鳥取県子どもの読書活動推進ビジョン」に基づき、子どもが読書に親しむための機会の充実、環境の整備等を図り、関係機関と連携して、子どもの読書活動を推進します。 ・ふるさと納税制度(寄付金)を活用し、子どもの読書環境やジュニアスポーツ等の充実を図ります。
2.測定指標
指標1
指標名 | 指標の分類 |
公立図書館の個人貸出冊数(人口一人あたり) | 成果指標 |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 4.9冊 | 5.3冊 | 6冊 | 数値未確定 | 6冊 |
時点 | | | | | |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
アクションプラン | | 鳥取県教育振興基本計画 |
3.目標を実現するための主要事業・主要制度
番号 | 主要事業・主要制度 | 事業概要・スケジュール |
1 | 子ども読書活動推進事業 (トータルコスト予算額千円) | 子どもの読書推進を図り、子どもの学ぶ意欲を育てるために、公共図書館職員、幼稚園・保育所職員、学校図書館職員等を対象とした講座の開催やブックリストの作成を行う。 |
4.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
◎(予定以上) |
達成度の評価 |
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評価理由 |
4月に配置した学校図書館支援員の活動や研修会の開催等により、子どもの読書を支援する公共図書館や学校図書館関係者の意識や専門性が高まっている。 |
H26年度の取組 | 成果 |
・学校図書館支援員や司書が市町村が行う研修会の講師として積極的に出向いた。
・公共図書館職員、小・中学校図書館関係職員、小中学校教諭、特別支援学校職員等を対象とした「児童生徒の学ぶ意欲を育てる講座」を、夏休み期間中に東・中・西部の3会場で開催した。
・公共図書館職員、幼稚園・保育所職員等を対象して、乳幼児期の成長に欠かせない本選びや読み聞かせのポイント等について研修する「幼児の成長を育む本の講座」を開催した。
・年齢別絵本リストや教科書の単元に沿った調べ学習に使えるブックリストを作成するとともに、市町村図書館や学校図書館に見本図書の貸出しを行った。
・市町村立図書館の児童図書部門実務担当者会を開催し、担当者間の実践報告及び情報交換を行った。 | ・学校図書館支援員や司書の市町村派遣研修には年間16回、約370人が参加し、学校司書や司書教諭のスキルアップにつながるとともに、市町村で研修会をしようとする動きが広がった。
・「児童生徒の学ぶ意欲を育てる講座」には延べ204名の参加があり、子どもの読書を支援する職員等のスキルアップが図られた。
・「幼児の成長を育む本の講座」には延べ174名の参加があり、本選びや子どもの読書等について基本かつ大事なことを学ぶことができた。
・調べ学習用の見本図書やブックリストの活用が促進され、図書館の資料充実の一助となった。
・担当者会での情報交換等を通して、市町村立図書館間の連携が促進された。 |
課題 | 今後の取組 |
・子どもの読書活動は比較的進んでいるが、学習面での図書館活用には温度差がある。特に中高生の読書離れ図書館離れが進む中、主体的な学びにつなげる必要がある。
・県内の子どもの読書活動をより推進するため、市町村図書館を中心に、保育所・幼稚園、学校、読書ボランティアが連携を強化できるようさらに支援していく必要がある。
・ネットやゲーム利用の低年齢化が進み、本に触れる機会が少なくなり、子どもたちの言葉の力の低下が問題視されており、家庭でも直接子どもに関わる保護者(特に男性)が乳幼児期からの子どもの読書活動推進に取り組めるよう啓発する必要がある。 | ・学校図書館の活用により、児童生徒の主体的に学ぶ力を育成するため、県立図書館に「学校図書館支援センター」を開設し、学校図書館活用教育を推進する。
・乳幼児期からの子どもの読書推進を図るため、子どもたちに日常接する職員(幼稚園教諭、保育士、公共図書館職員等)の養成や、市町村図書館児童図書部門の支援を行う。
・本が大好きな子どもと、子育てに絵本や図書館を利用する父親を増やすため、絵本の読み聞かせをする父親「読みメン」を増やす取組を行う。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。
この工程表へのお問い合わせ
図書館 所属長名 高橋紀子 電話番号 0857-26-7914