平成27年度工程表
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総務部 人権局 人権・同和対策課の工程表

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基本的事項

所管組織、所管責任者


 所属名 人権・同和対策課 所属長名 川本晴彦 電話番号 0857-26-7603

組織ミッション

人権意識(思いやり)を醸成し、県民の取り組みを支援して人権尊重の社会づくりの推進を図る。

1.政策内容と目標

(1)政策内容

A人権学習の推進

(2)今年度の目標

・社会全体で人権教育に取り組み、学校、家庭、地域、職場等あらゆる場で県民一人ひとりがより良い生き方や社会の在り方について考え、自らが人権尊重の社会づくりの担い手であることの認識を深めることができるよう支援します。

(参考)該当する長期的目標

将来ビジョン環境イニシアティブプランアクションプラン(教育振興基本計画)その他

●アクションプラン(教育振興基本計画)

施策の方向性施策目標
1 社会全体で学び続ける環境づくり(3)生涯学習の環境整備と活動支援

2.測定指標

測定指標なし

3.目標を実現するための主要事業・主要制度

番号主要事業・主要制度事業概要・スケジュール
1とっとりユニバーサルデザイン推進事業 (予算額(事業費)2580千円)「鳥取県人権施策基本方針」において、ユニバーサルデザイン(UD)の推進を人権尊重の基本理念の一つに据えているところであり、一人ひとりが尊重され、すべての人が暮らしやすい社会を実現するため、UDの理念の普及啓発等に取り組む。
2北朝鮮による拉致被害者等帰国後支援事業 (予算額(事業費)12522千円)北朝鮮による拉致問題は一日も早く全面的に解決されるべき喫緊の課題であり、当県出身の松本京子さんをはじめ拉致されたすべての方々の一日も早い帰国の実現は、県の重要課題。  このため、継続的な国への要望活動に努めるほか、「県民のつどい」(平成22年度からは国との共催による「国民のつどい」)の開催など拉致問題早期解決に向けた啓発により県民の拉致問題に関する関心を高めるとともに、拉致被害者等の帰国後の支援体制の整理、調整を行う。

4.評価

■最終評価(年度末時点)

進捗評価
○(予定どおり) 
達成度の評価
8
評価理由
県民に対し拉致問題に関する学習会を行い啓発活動を行った。また、UDの普及啓発を計画的に実施した。 

H27年度の取組成果
■とっとりユニバーサルデザイン推進事業 ○出前講座 : 43回実施【参考:H26→14回】 ○出前授業 : 32校実施【参考:H26→20校】 ○啓発キャンペーン : 8回出展【参考:H26→10回】 ○県庁UD運動  ・基礎研修 : 14回実施 292名受講(県職員対象)【参考:H26→13回 187名受講】 ○体験学習  ・夏休みに、鳥取県人権文化センターと連携したUD工作等の体験学習 : 9名受講(児童対象) ○カラーUDの推進  ・カラーUDセミナーの実施 (東部、中部、西部各1回 計3回)): 170名受講(印刷、建築、デザイナー関係者等及び県職員対象)  ・色弱体験メガネの貸出状況:庁内貸出件数23件【参考H26→13件】 ○出前講座において、カラーUDの普及啓発を図ったことにより、実施回数が昨年度の約3倍に増え、多くの県民にUDについて理解していただく機会を提供することができた。 ○教育委員会と連携した出前授業について、児童・生徒にUDを推進することにより若年層から啓発を図ることができた。また、出前授業の希望する学校が年々増加しており、今年度からすべての学校に対応し、実施した。 ○県職員を対象とした「UD基礎研修」を実施し、UD及びカラーUDに関する理解度を上げることができた。 ○カラーUDセミナーを実施し、受講者からカラーUDの視点で「色の見え方の異なる人への配慮」、「色づかいの大切さ」を学ぶことができたなどのアンケート結果が寄せられた。 ○各所属で作成したチラシなどを色弱体験メガネでチェックすることで、庁内におけるカラーUDに配慮した取組ができるようになった。
■北朝鮮による拉致被害者等帰国後支援事業 〇国要望 ・国への要望活動2回実施(7月13日、10月12日、1月14日) 〇啓 発 ・拉致問題人権学習会(10回実施) ・国民のつどい開催(250人参加) ・映画めぐみ-引き裂かれた家族の30年−上映会開催(約120人参加) ○ブルーリボンシールの着用促進 ・北朝鮮人権侵害問題啓発週間(12月10日〜16日)にあわせ、職員にブルーリボンシールを配布し、着用を促した。 〇北朝鮮による拉致被害者の早期救出を求める署名活動への協力 ・各総合事務所へ署名用紙を設置し、協力を呼びかけ ・拉致問題人権学習会において、協力を呼びかけ 〇国要望 ・機会をとらえ、拉致問題の早期解決の実現に向けた国要望を行った。 〇啓発 ・国民のつどい、拉致問題人権学習会、映画めぐみ−引き裂かれた家族の30年上映会等を実施し、拉致問題について理解をしていただき、解決に向けた機運を盛り上げることができた。 ・国民のつどいを休日に開催することにより、より多くの方に参加していただく機会を提供できた。 ・人権学習会を東部4回、中部2回、西部4回と各地区で実施することができた。また、児童生徒を対象とした出前授業を小中高等学校で実施し、小学生から高校生まで幅広い年齢層に拉致問題についての理解を深めていただくことができた。 〇ブルーリボンシール着用 ・庁内職員にブルーリボン運動について理解していただき、多くの職員がブルーリボンシールを着用した。 〇署名活動への協力 ・署名活動を実施し、署名に協力していただいた。
課題今後の取組
■とっとりユニバーサルデザイン推進事業 ○人権意識調査結果により、高齢者層のUD認知度が低いため、老人クラブや公民館等での出前講座の実施を働 きかける必要がある。 ○教育委員会、企業・団体等と連携し、教員や県民へのUD及びカラーUDに対する理解度向上のため、更なる取り組みが必要である。 ○県職員の一人ひとりがUD及びカラーUDの必要性を意識し、県の施策にUD及びカラーUDの考え方を反映させる必要がある。○研修会やイベント等で、配布することにより県民などへのUD及びカラーUDの普及啓発を図る。 ○ガイドブックを使用した出前講座・カラーUDセミナー・教員研修会等を開催することで、県民及び教員に色覚の多様性について理解を促し、県内でのカラーUDの普及を目指す。 ○より多くの学校において出前授業を実施するため引き続き、UDの積極的な取組を行っている企業の担当者及びUD推進専門員を講師として派遣する。(年間H25→8校、H26→20校、H27→32校へ増校)  ○UDタクシーの導入に伴い、すべての人にやさしいタクシーという利便性などを出前講座等において普及啓発していく。 ○カラーUDの専門家などを講師として招き、県職員や教員及び市町村職員、企業などを対象としたセミナー・研修会、出前講座等を実施。
〇今後も引き続き、拉致被害者等の情報を収集しながら、関係市町と協力し、拉致被害者の帰国に向けた準備を進めていくことが必要。 〇県民に更なる関心を高めていただき、拉致問題の早期解決を願う機運を醸成することが必要 〇全県的機運醸成のためには、東中西部各地区での人権学習会等を実施し、拉致問題を知っていただくことが必要 〇今後も引き続き、機会をとらえ、要望活動に取り組んでいくことが必要。〇拉致被害者帰国後準備体制の構築 ・拉致問題の情勢に応じて「北朝鮮による拉致被害者支援連絡協議会」(知事、米子市長出席)を開催。 ・県及び米子市等の事務担当者で支援体制の整理、調整 ・拉致被害者等の帰国決定時に米子市等に「合同支援本部」を設置し、迅速な対応を行う 〇拉致問題の早期解決に向けた啓発 ・「国民のつどい」の開催(22〜27年度と同様、国との共催を希望) ・学校、自治会等における拉致問題人権学習会を実施 ・パネル展等の啓発活動も適宜行う 〇国への要望活動 ・情勢に応じて適宜国への要望活動を実施 〇引き続き御家族へ、適時県の取り組みについて報告するとともに、近況を伺うなど、支援を行うことが必要

※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。



最後に本ページの担当課
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