教育委員会 高等学校課の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 高等学校課 所属長名 御舩斎紀 電話番号 0857-26-7515
組織ミッション
夢や希望に向かって果敢にチャレンジし、将来の日本や鳥取県に貢献する気概のある生徒の育成
1.政策内容と目標
(1)政策内容
Aいじめ問題等への取組
(2)今年度の目標
・いじめの問題に対する教職員の認識を高め、警察等関係機関との連携や専門家の活用など、問題に適切かつ迅速に対応できる体制を整えます。
(参考)該当する長期的目標
将来ビジョン | 環境イニシアティブプラン | アクションプラン(教育振興基本計画) | その他 |
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○
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●アクションプラン(教育振興基本計画)
施策の方向性 | 施策目標 |
2 学ぶ意欲を高める学校教育の推進 | (8)豊かな人間性、社会性を育む教育の推進 |
2.測定指標
測定指標なし
3.目標を実現するための主要事業・主要制度
番号 | 主要事業・主要制度 | 事業概要・スケジュール |
1 | 未来につなぐ高校生活支援事業(いじめ問題支援事業) (予算額(事業費)千円) | いじめや不登校の「未然防止」及び「早期発見・早期対応の観点から、全県立高校で、学級満足度、学校生活意欲、ソーシャルスキルの3つの尺度を把握するための心理検査(hyper-QU)を年2回実施し、校内での人間関係を客観的に把握し、生徒一人ひとりへの適切な対応を図る。 |
2 | スクールカウンセラーの配置 (予算額(事業費)千円) | 不登校や問題行動などの改善を図るため、高等学校に臨床心理士等をスクールカウンセラーとして配置する。(11人)
※高等学校は、教育相談員を含めて全校配置 |
3 | スクールソーシャルワーカーの配置 (予算額(事業費)千円) | いじめ、不登校、暴力行為、児童虐待など生徒指導上の課題に対応するため、社会福祉士等をスクールソーシャルワーカーとして配置する。(3人) |
4.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
○(予定どおり) |
達成度の評価 |
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評価理由 |
・心理検査(hyper-QU)を活用した未然防止への取組などにより、いじめの早期発見、早期対応につながっている。
・スクールカウンセラーやクールソーシャルワーカーの配置により、生徒の相談体制の充実を図っている。 |
H27年度の取組 | 成果 |
・心理検査(hyper−QU)の実施と活用研修会の開催。
・定時制高校へのスクールソーシャルワーカーの配置(3人:東部・中部・西部)。
・スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー連絡会等による情報交換の実施。 | ・活用研修会に参加した教職員が研修内容を校内で広め、生徒への声かけや面接回数が増加。検査結果を積極的に活用しようとする教員が増加
・いじめ等から不登校に陥りやすい生徒の早期発見、早期対応につながっている。
・「生徒指導等に関するガイドライン(改訂版)」を各県立高校に通知し、生徒指導の趣旨や方向性の共通理解を図る第一歩となった。 |
課題 | 今後の取組 |
・未然防止等のための県内のいじめ問題の分析。
・生徒の人権意識、ソーシャルスキルの向上。
・スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーの有効活用。 | ・いじめの分析結果の各高校へのフィードバック
・各学校におけるソーシャルスキルトレーニング等の実施
・スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーとの一層の連携 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。