生活環境部 循環型社会推進課の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 循環型社会推進課 所属長名 住田 明信 電話番号 0857-26-7562
組織ミッション
みんなで進める廃棄物を出さない持続可能な社会の実現 ○一般廃棄物(ごみ)リサイクルの推進 ○産業廃棄物適正処理の推進 ○不法投棄の撲滅
1.政策内容と目標
(1)政策内容
○一般廃棄物(ごみ)リサイクルの推進
○低炭素社会との調和の推進
(2)今年度の目標
@4R社会の実現
・ごみの発生抑制につなげるリフューズ、リデュース、リユースの取組を強化する(食品ロス削減の取組展開、簡易包装等の定着に向けた取組、リユースモデル事業による持続可能なシステム検討 等)
・リサイクルの高度化と最終処分量の削減を推進する(小型家電リサイクルの全県拡大、焼却灰リサイクルによる最終処分量削減 等)
A低炭素社会との調和
・廃棄物処理におけるCO2削減・エネルギー利用等の促進を図る(焼却施設の基幹改良等によるCO2削減、RPF化の推進(布、木質、プラスチック等)、紙おむつ燃料化の取組拡大 等)。
(参考)該当する長期的目標
将来ビジョン | 環境イニシアティブプラン | アクションプラン(教育振興基本計画) | その他 |
○
|
○
|
|
|
●将来ビジョンの取組の方向性(該当所属のみ)
番号 | 大項目 | 取組みの方向性 |
1 | V【守る】鳥取県の豊かな恵み・生活を守り、次代へつなぐ | @買物の際レジ袋を使用しないためのマイバッグの普及、何度も繰り返し洗って使用できるリユース食器の利用拡大、家庭・事業所での分別の徹底等により、廃棄物を極力出さない持続可能な循環型社会を目指します。一人当たりのごみ(一般廃棄物)の排出量を抑制します。 |
2 | V【守る】鳥取県の豊かな恵み・生活を守り、次代へつなぐ | Aゼロエミッション(工場等における排出物をゼロにすること)の実現を目指し、産業廃棄物の減量化・リサイクルを一層推進します。 |
3 | V【守る】鳥取県の豊かな恵み・生活を守り、次代へつなぐ | B県内に産業廃棄物最終処分場(再生利用や中間処理できない廃棄物を最終処分するための処分場)を確保します。 |
●環境イニシアティブプラン
番号 | 目標 | 施策 | 具体的な目標 |
1 | 【3 循環社会】環境負荷低減の取組みが経済活動として成立する社会経済システムの実現 | 3-1 4R社会の実現 | 大量生産、大量消費、大量廃棄型の従来の社会のあり方やライフスタイルを見直し、廃棄物のリフューズ・リデュースに努めるとともに、廃棄物とされたものについてはリユース・リサイクルを通じて資源としてできる限り利用するシステムの構築を推進し、4つのRが定着した循環型社会の形成を目指します。 |
2 | 【3 循環社会】環境負荷低減の取組みが経済活動として成立する社会経済システムの実現 | 3-3 低炭素社会との調和 | 廃棄物の排出抑制による温室効果ガスの発生抑制や再生利用が困難で焼却せざるを得ない廃棄物をエネルギーとして活用することにより、「循環型社会」と「低炭素社会」との調和を目指します。 |
3 | 【3 循環社会】環境負荷低減の取組みが経済活動として成立する社会経済システムの実現 | 3-4 廃棄物の適正処理体制の確立 | 廃棄物処理業者等の育成・指導を徹底するとともに、周辺の生活環境の保全に配慮しながら廃棄物処理施設の確保を行い、県内廃棄物の適正処理体制の確立を目指します。併せて、市町村や関係機関と連携して不法投棄の撲滅を推進します。 |
2.測定指標
指標1
指標名 | 指標の分類 |
一般廃棄物のリサイクル率 | 成果指標 |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 23.3% | 26.1% | 30% | - | 30% |
時点 | H21 | H25速報値 | H26 | - | H26 |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
将来ビジョン 環境イニシアティブプラン その他計画等 | 鳥取県廃棄物処理計画(H23〜H26) | |
指標2
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 19千トン | 18千トン | 11千トン | - | 11千トン |
時点 | H21 | H25速報値 | H26 | - | H26 |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
将来ビジョン 環境イニシアティブプラン その他計画等 | 鳥取県廃棄物処理計画(H23〜H26) | |
指標3
指標名 | 指標の分類 |
一般廃棄物の排出量(1人一日当たり) | 成果指標 |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 913グラム | 980グラム | 880グラム | - | 880グラム |
時点 | H21 | H25速報値 | H26 | - | H26 |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
環境イニシアティブプラン その他計画等 | 鳥取県廃棄物処理計画(H23〜H26) | |
指標4
指標名 | 指標の分類 |
廃棄物由来のエネルギー・熱回収に取組む事業者数 | 成果指標 |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 2事業者 | 5事業者 | 10事業者 | - | 10事業者 |
時点 | H22末 | H26末 | H27末 | - | H26末 |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
環境イニシアティブプラン | | |
指標5
指標名 | 指標の分類 |
熱回収施設設置者の認定数 | 成果指標 |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 0事業者 | 0事業者 | 5事業者 | - | 5事業者 |
時点 | H22末 | H26末 | H27末 | - | H26末 |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
環境イニシアティブプラン | | |
指標6
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 576千トン | 575千トン | 576千トン | | 576千トン |
時点 | H21末 | H24末 | H26 | | H26末 |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
環境イニシアティブプラン その他計画等 | 鳥取県廃棄物処理計画(H23〜H26) | |
指標7
指標名 | 指標の分類 |
産業廃棄物のリサイクル率 | 成果指標 |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 75.5% | 76.1% | 76% | | 76% |
時点 | H21末 | H24末 | H26末 | | H26末 |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
環境イニシアティブプラン その他計画等 | 鳥取県廃棄物処理計画(H23〜H26) | |
指標8
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 27千トン | 21千トン | 23千トン | | 23千トン |
時点 | H21末 | H24末 | H26末 | | H26末 |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
環境イニシアティブプラン その他計画等 | 鳥取県廃棄物処理計画(H23〜H26) | |
3.目標を実現するための主要事業・主要制度
番号 | 主要事業・主要制度 | 事業概要・スケジュール |
1 | Let’s4R実践拡大事業 (予算額(事業費)43336千円) | ○循環型社会の形成を目指したごみの減量リサイクルを一層加速させていくため、市町村・民間団体・事業者等の幅広い取組支援や連携強化により4R実践活動を推進する。 |
2 | 一般廃棄物適正処理推進事業 (予算額(事業費)1260千円) | ○市町村が行う一般廃棄物行政について必要な助言を行うとともに、一般廃棄物の処理状況等の調査を行い、市町村、県民への情報提供等を通じてごみ減量・リサイクルの普及啓発を図る。 |
3 | 産業廃棄物適正処理推進事業 (予算額(事業費)27976千円) | ○廃棄物処理法に基づき処理施設等への立入検査を行い、排出事業者や廃棄物処理業者に対して必要な指導等を行うとともに、産業廃棄物実態調査を行う。
○排出事業者を対象に研修会を実施し、廃棄物の減量・リサイクルや廃棄物処理業務の適正化を促進するとともに、処理業者を対象とした実務研修会を開催し、適正処理の一層の推進を図る。 |
4.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
○(予定どおり) |
達成度の評価 |
6 |
評価理由 |
小型家電リサイクルの取組は全市町村展開までいたっていないが、課題であった焼却灰リサイクルが県中部、西部で進んだほか、紙おむつのボイラ燃料化の取組もさらに進んだことによる。 |
H27年度の取組 | 成果 |
@4R社会の実現
・ごみの発生抑制の推進に向けて、リユースシステムの構築に向けたモデル事業の実施、簡易包装等の定着に向けた取組、食品ロス削減の取組を行う。
・市町村等が新たに取り組むごみ減量・リサイクルの取組を支援する。 | ・リユース食器の大規模イベントでの利活用やリユース市の試行が、概ね予定どおり(株)SC鳥取及び(公財)鳥取県東部環境管理公社で実施され、リユース品の使用拡大が図られた。
・課題であった焼却灰リサイクルが鳥取中部ふるさと広域連合及び県西部管内の町で取り組まれ、最終処分量の削減及びリサイクル率の向上が図られた。 |
A低炭素社会との調和
・市町村等が新たに取り組むごみの燃料化等(CO2の削減)の取組を支援する。 | 伯耆町で紙おむつのボイラ燃料化設備の増強が図られ、廃棄物のエネルギー転用が図られた。 |
課題 | 今後の取組 |
平成27年度に実施した家庭系生ごみの組成調査結果で手つかずに廃棄されるなどの食品ロスが2割を占めており、食品ロス削減に向けた県民全体の取組が必要 | 食品ロス削減を大きなテーマとするごみ削減の県民大会の開催等を通じて、県民のごみ削減の意識醸成を図る。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。