H27年度の取組 | 成果 |
【目標1】
○高校への個別訪問の実施(東部地区を中心に10校を訪問、当校の教育内容のPRと進路担当者との情報交換)
○学生募集要項の作成(7月下旬から希望者に配布、学校PRのためクリアファイルを作成し、受験生・関係各所に配布し、教育の魅力をPR)
○ホームページの更新(学校生活や学生の声、学校施設等の写真を交えて、受験生の知りたい情報を掲載)
○学生募集ポスターの作成(高等学校・実習施設・県立図書館等の公共施設に掲示を依頼)
○入学試験変更点の周知(高等学校への通知、ホームページ掲載により周知)
○オープンキャンパスの実施(6/27に開催し、121名が参加、在校生との交流を図る)
○H27.10.24 推薦・社会人入学試験を実施(受験者は、推薦入学試験10名、社会人入学試験15名)
○H28.1.7 一般入学試験を実施(受験者は、84名)
○平成28年度一般入学試験の入試科目(数学)の出題範囲を削減し、受験生の負担を軽減(数学Uを削除し、数学Tのみとする)
○平成28年度入試の試験科目をホームページ等に掲載し、PR | ○高等学校訪問し、入学試験変更点を説明し、理解をいただくことができた。
○学生募集ポスターの作成、ホームページの更新などを行い、入試情報を効果的に発信することができた。
○オープンキャンパスの参加者は昨年度(90名)と比較して大幅に増加した。実施アンケートによると「みんなが笑顔で対応してくださって良かった、今まで参加したどのオープンキャンパスより充実していた、一番心が安らげた」と好評であった。
○平成28年度推薦・社会人・一般入試受験者は、109名(受験倍率2.7倍)と、昨年度122名と比較して、10名程度の減少であった。県内では、平成27年度に看護大学等の開校が相次いでいるが、試験科目の削減等、試験体制の見直しの効果があり、影響を最小限に抑えることができた。
○平成28年度の入学生は、定員数どおりの優秀な学生40名を確保できた |
【目標2】
○H27年度に予定している講義・演習等の非常勤講師を確保(依頼も終了)
○PBLテュートリアル教育の学内検討会を実施し、教育内容や記録の改善を実施
○教材備品(乳房マッサージモデル・採血シミュレーター等)の購入は終了 | ○関係機関の協力のもとに、講義や演習の非常勤講師の確保は可能となった。
○平成25・26年度は、当校のPBL教育の見直しを図るため、先進地視察を行い、教育方法や記録の改善を実施することができた。
平成27年度は、教員間の情報交換と協力体制のもとに、改善策の確実な実践を図っている。
○年度初めに、教材備品の購入を計画し、講義や演習等の学習に役立てることができた。 |
【目標3】
○就職ガイダンスや医療機関が実施するオープンホスピタルへの参加を1年生から勧奨
○県内医療機関の訪問情報やポスター等を廊下や図書室に提供
図書室の「進学・就職コーナー」の刷新を実施
3年生に対して、就職・進学相談を個別に実施
○3年生に対して就職支援を充実するため、面接試験の秘策を学ぶ研修を実施(4/24)
○鳥取県看護職員修学資金のPRを新入生に実施 | ○病院が開催するオープンホスピタルへは、多くの1年生・2年生が参加し、将来の進路について視野を広げることができた。
○図書室の「進学・就職コーナー」の刷新を図ったことで、学生から利用しやすくなったとの声が寄せられている。
○鳥取県看護職員修学資金の貸与を受けた学生は、121名中103名と85%を占めている。
○卒業生(3年生 35名)のうち、進学者(6名)を除く就職希望者29名全員の県内就職が内定している。 |
【目標4】
○1年生:入学前 学習課題(数学・理科・国語)の提出及び入学直後、学習達成状況の確認テストの実施(4/14・17・20)
○1年生:国家試験豆知識のレクチャーや国家試験過去問題のチャレンジにより、低学年からの意識づけを図る(7月)
○2年生:外部模擬試験等を活用した学力診断を実施(7月)
国家試験の傾向と対策の講義(7月)
○3年生:学生手作りの5問ドリルの実施(週1回 年間通して継続)
外部講師による解剖・生理学に関する補強講義の実施(7月)
外部模擬試験等を活用した学力診断を実施(9月までに4回実施)
○保護者会を開催(7/13、35名が参加、熱心な情報交換がなされた)
○教員と学生との個別面談を4月〜5月に実施
学業不振や体調不良の学生に対して、保護者を含めた個別面談を実施
○H25年度改正の「看護師国家試験出題基準」に対応するため、教員を県外研修に派遣(8月・3月 3名) | ○入学時に、学習達成状況の確認テストを実施し、その結果を入学後の指導に活かすことができた。
○全学年の国家試験模擬試験やオリエンテーション等は、計画どおりに実施した。
3年生は日めくりドリルを毎日一問実施することで、学習意欲の向上を図ることができた。
○保護者会は、学年毎の懇談会において、活発な保護者同士の交流や意見交換が実施された。
また、年間講義計画・認定試験・国家試験等の説明を行い、現在の学習状況や問題点について、保護者に理解いただいた。
○学業不振者や体調不良の学生に対して、必要時、保護者を含めた個別面談を実施し、現在の学習状況や学習目標の確認等を行ったことで、学習態度等に改善が見られた。
○保護者に3月末に学業成績を送付した結果、学習状況がよくわかるとの評価をいただいた。
○8月と3月に開催された国家試験対策研修会に教員が参加し、指導体制の強化を図ることができた。
○H28.2月実施の国家試験試験合格率は、94.3%(全国89.4%)であった。 |
課題 | 今後の取組 |
【目標1】
○今後も継続した受験生の確保のため、積極的なPRが必要 | ○本校の特徴的な教育内容や充実した実習指導体制等について、高等学校進路担当者や保護者等に積極的なPR活動が必要である。 |
【目標2】
○演習の指導を依頼している非常勤講師の次年度の継続雇用が困難である | ○新たな非常勤講師の開拓が必要となり、関係機関への照会を行い、人材確保を行う必要がある。 |
【目標3】
○H26年度と比較して、H27年度は、県内就職率はアップした。次年度も各種施策の継続実施が必要 | ○県内の医療機関等の魅力を発信できるように、関係機関と協力して、対策を講じる必要がある。 |
【目標4】
○国家試験合格率は、94.3%であった。次年度は、合格率100%を達成できるよう3年生の学習意欲の向上と国家試験対策の更なる充実が必要 | ○学生個々により、学習段階に格差があるため、学力を引き上げるために、学生の学習段階に合わせた指導体制づくりの更なる充実が必要である。
また、日頃から臨地実習において、学生の考える力を育成するための関わりを徹底していく必要がある。 |