中部総合事務所 地域振興局 中山間地域振興チームの工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 中山間地域振興チーム 所属長名 加藤礼二 電話番号 0858-23-3981
組織ミッション
住民の多様なニーズや地域の固有課題に対して、総合力を発揮して、迅速・的確に対応する。
1.政策内容と目標
(1)政策内容
中山間地域(まちなか)振興対策の推進、移住定住の推進
(2)今年度の目標
現地聞き取りや座談会等により地域の情報収集に努めるとともに、市町や地域住民・NPO等が行う課題解決における取り組みに対し支援する。
(参考)該当する長期的目標
将来ビジョン | 環境イニシアティブプラン | アクションプラン(教育振興基本計画) | その他 |
○
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●将来ビジョンの取組の方向性(該当所属のみ)
番号 | 大項目 | 取組みの方向性 |
1 | U【つなげる】様々な活動・力をつなげ、結集して、持続可能で、魅力あふれる地域を創る | B地域外からの若い人材のよびこみや、活動者や団体の育成によって、地域づくりを行う人材の充実につなげたり、組織的なネットワークを構築します。また、著しい人口減少・高齢化により地域社会の力が低下している地域において地域で協力し解決する共助システムを構築します。 |
2 | U【つなげる】様々な活動・力をつなげ、結集して、持続可能で、魅力あふれる地域を創る | A市街地などの「まちなか」における、高齢化の進展、商店街の衰退等に伴う買い物弱者の発生、空き家の増加、災害時対応への不安など、新たな課題に対応し、地域住民が安心して元気に暮らせるまちづくりを推進します。 |
3 | U【つなげる】様々な活動・力をつなげ、結集して、持続可能で、魅力あふれる地域を創る | C移住・定住相談窓口の全県的な整備、移住定住サポートセンター(本県への移住定住についての総合窓口)におけるきめ細かな相談対応、近畿圏域等を重点地域とした移住・定住先としての鳥取県の魅力の効果的な情報発信など、IJUターン対策に積極的に取り組み、定住人口の増加を目指すとともに、二地域居住等の新しいスタイルの住民を増加させます。新たな住民が行う活動により地域が活性化し、更に新たな住民を呼び寄せ、増加させる大きなサイクルを形成します。 |
2.測定指標
測定指標なし
3.目標を実現するための主要事業・主要制度
番号 | 主要事業・主要制度 | 事業概要・スケジュール |
1 | 若者定住等による集落活性化総合対策事業 (予算額(事業費)67463千円) | 中山間地域の小規模高齢化集落に移住定住する若者、並びに地域活動に対し支援する。
・H26年度地域プラン作成済み集落(倉吉市弓削・北谷地区、倉吉市関金町小泉・福原・米富) |
2 | みんなで支え合う中山間地域づくり総合支援事業 (予算額(事業費)43523千円) | 安全・安心な生活環境の確保や地域活性化の取り組みについて支援する。
・移動販売運営助成(湯梨浜町、琴浦町)
・広域的地域運営組織支援(倉吉市北谷)
・生活、地域活性化支援(湯梨浜町、三朝町、琴浦町) |
3 | 中山間集落見守り活動支援事業 (予算額(事業費)668千円) | 中山間地域等で事業活動を営む事業者と行政機関が連携し、住民の異常等を早期発見する体制を整備する。
・中部地区関係22事業者(H26年度末) |
4 | 中山間地域づくりサポート体制構築事業 (予算額(事業費)2003千円) | 地域の担い手、推進役となる人材・団体等を育成するための講習会や懇談会等を開催し、施策の浸透や地域課題の把握、意見聴取を行う。 |
5 | まちなか暮らし総合支援事業 (予算額(事業費)16500千円) | まちなかコミュニティ活性化等の取り組みについて支援する。(倉吉市) |
6 | 移住定住受入体制整備事業(鳥取県移住定住推進交付金) (予算額(事業費)94150千円) | 相談及び情報発信業務の総合的かつ一元的な実施、受け入れ体制の整備、お試し住宅の整備について支援する。
・移住者への相談体制づくり、住宅支援、お試し住宅整備、民間団体との協働連携等(倉吉市、湯梨浜町、三朝町、琴浦町、北栄町) |
4.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
○(予定どおり) |
達成度の評価 |
8 |
評価理由 |
ほぼ予定どおり取り組むことができ、地域の主体的な取り組みにもつながった。 |
H27年度の取組 | 成果 |
@中山間地域(まちなか)振興等の所内連携:・5月14日に各局の兼務職員を含むチーム連携会議を開催し、局間連携事案について情報共有した。DBを活用した情報の共有化を図った。 | ギンザケ養殖の規模拡大に係る農地転用事務の進捗状況等、関係機関と連携ができた。地方創生関係で、市町コンシェルジュとの情報共有ができた。 |
A補助事業の活用支援:・事業活用における相談や申請事務等、速やかでかつ適切な処理を行った。 | 事業活用状況(3月末現在)
○中山間地域振興関係:倉吉市2件、湯梨浜町1件、三朝町1件、琴浦町2件、北栄町活用なし。
○移住定住関係:移住定住交付金を各市町で活用している。 |
B地域活動支援:・三朝町地域協議会連絡会(5月8日、8月24日、11月25日、2月8日)に参加し、各種支援策やとっとり集落創造シートの活用例を紹介した。
・いきいき直売よどや、三八市等活動団体の要請に対応した。
・三朝町田代(竹田地区)で行われた地域の活性化を考える意見交換会(9月3日)に参加した。
・倉吉市明倫地区のワークショップ(7月15日、9月4日、11月2日、12月1日、12月14日、1月18日)に参加した。
・8つの地域活動団体等に聞き取りし、3月末にはホームページで紹介予定。 | ・三朝町の各協議会の取り組みについて、情報共有ができた。
・いきいき直売よどや、三八市メンバーを中心に、地域住民11名の賛同を得て、移住者の子育て支援等サポート体制づくりができた。
・住民や移住者、NPO、行政関係者、約30名が集まり、田代集落の交流人口の増加に向け、NPO団体と地域とが連携するきっかけづくりができた。
・専門アドバイザーを講師に行われている「めいりん夜習会」に、毎回約30人の参加があり、住民等による地域づくりの手法について共有できた。 |
C地域リーダー育成、外部人材活用:・12月17日、「遊休施設の活用に向けて」をテーマとした、地域づくり研修会をとっとり県民活動活性化センターとの共催で開催した。
・地域おこし協力隊員の活動状況について、市町担当者と協力隊員から情報収集を行った。10名の協力隊員について、3月末にはホームページで紹介予定。 | ・地域で活動している団体等から約55名の参加が有り、今後の取り組みへのきっかけ作りになった。
・市町担当者や地域おこし協力隊員との連絡ルートを持つことができた。 |
D移住・定住対策:・大阪でのBIG相談会(8月1日)に参加し、各市町の取り組み状況について情報収集を行った。
・市町担当者による地方創生ワーキング(7月24日)に参加し、中部地域の広域連携について意見交換した。
・本課に同行して倉吉自動車学校を訪問し、移住者向けの免許取得に係る支援について意見交換した。
・移住応援パスポートの協賛企業募集に当たり、管内本社を置く事業者や商工会等に協力をお願いした。 | ・相談会には、市町担当者や移住定住アドバイザー、集落支援員等の参加も有り、情報共有ができた。
・広域連携については、「中部定住自立圏」構想を基本に進めることとなった。
・倉吉自動車学校からの移住者向けの提案をいただき、移住応援パスポートの協賛にもつながった。 |
課題 | 今後の取組 |
@所内体制の強化:中山間地域(まちなか)振興・移住定住推進における、活動支援担当や創生チーム等との連携。 | 中部中山間DBによる情報提供、情報共有を密にし、局内・所内連携して取り組む。 |
A補助事業の活用支援:適切な事務処理の遂行。 | 適切に事務が行われるよう、事業主体に対し助言指導する。 |
B地域活動支援:活動状況の把握と情報収集。 | 活動内容等をホームページ等で紹介する。 |
C地域リーダー育成、外部人材活用:ニーズ把握と活動の支援 | 管内の地域づくり団体や地域おこし協力隊等を対象にした、意見交換会や研修会等をニーズに合わせて開催する。 |
D移住・定住対策:市町担当者の広域取り組みへの意識醸成。民間との連携。 | 県が委嘱する移住アドバイザーや民間受入活動団体等との連携を図り、中部地域の底上げを図る。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。