生活環境部 くらしの安心局 くらしの安心推進課の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 くらしの安心推進課 所属長名 坂口貴志 電話番号 0857-26-7593
組織ミッション
【県民の食や生活に関する安心・安全の確保】 ・食品の安全性の確保 ・生活衛生営業の衛生管理の確保 ・適正な表示や計量の確保 ・動物愛護の推進 ・安心して暮らせる犯罪のないまちづくりの推進 ・交通安全対策の推進
1.政策内容と目標
(1)政策内容
○県民が安心して暮らせる犯罪のないまちづくりの推進
○交通安全対策の推進
(2)今年度の目標
○県民が安心して暮らせる犯罪のないまちづくりの推進:犯罪発生件数を6.9件/千人以下とする。
○県民が安心して暮らせる犯罪のないまちづくりの推進:鳥取県優良防犯施設の認定を延べ100施設とする。
○交通安全対策の推進:交通事故の発生件数、交通事故による死亡者数を年間25人以下とする。
(参考)該当する長期的目標
将来ビジョン | 環境イニシアティブプラン | アクションプラン(教育振興基本計画) | その他 |
○
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●将来ビジョンの取組の方向性(該当所属のみ)
番号 | 大項目 | 取組みの方向性 |
1 | V【守る】鳥取県の豊かな恵み・生活を守り、次代へつなぐ | E「鳥取県犯罪のないまちづくり推進条例」に基づく推進計画の策定や、防犯ボランティア団体の活性化等により、地域が一体となった登下校時の子どもの安全確保等も含め、犯罪の防止に向けた環境を整備します。広報啓発活動及び積極的なパトロールの展開等の街頭活動の強化等により、犯罪の防止と検挙活動を推進します。 |
2 | V【守る】鳥取県の豊かな恵み・生活を守り、次代へつなぐ | G犯罪被害者等の権利利益の保護を推進し、社会全体で犯罪被害者等を支えていく機運を醸成します。
また、関係機関・団体により組織される連携ネットワークにより、暴力被害者が安心して相談できる体制をつくります。 |
3 | V【守る】鳥取県の豊かな恵み・生活を守り、次代へつなぐ | H県民の交通安全意識の高揚を図るとともに、通学路の整備、体験型運転者教育等による高齢の方の交通安全対策の推進等により、交通事故の発生を抑止します。 |
4 | V【守る】鳥取県の豊かな恵み・生活を守り、次代へつなぐ | F県民の交通安全意識の高揚を図るとともに、通学路の整備、体験型運転者教育等による高齢の方の交通安全対策の推進等により、交通事故の発生を抑止します。 |
●環境イニシアティブプラン
番号 | 目標 | 施策 | 具体的な目標 |
1 | 【4 安全・安心】安全で安心してくらせる生活環境の実現 | 4-1 大気・水・土壌環境の保全と地下水の適正管理 | ○温泉資源の保護、可燃性天然ガスによる災害防止及び温泉利用の適正化を図るために、温泉掘削等の許可や温泉の定点観測等を行います。 |
2.測定指標
指標1
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 10.4件/千人 | 7.1件/千人 | 7.0件/千人 | 5.9件/千人 | 6.9件/千人 |
時点 | H19 | H26 | H27 | H27 | H28 |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
将来ビジョン | | 県民が安心して暮らせる犯罪のないまちづくりの推進 |
指標2
指標名 | 指標の分類 |
鳥取県優良防犯施設の認定 | 成果指標 |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 0施設 | 92施設 | 96施設 | 92施設 | 100施設 |
時点 | H20 | H26 | H27 | H27 | H28 |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
将来ビジョン | | 県民が安心して暮らせる犯罪のないまちづくりの推進 |
指標3
指標名 | 指標の分類 |
交通事故による死亡者数の減少 | 成果指標 |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 42人/年 | 34人/年 | 25人/年 | 38人/年 | *人/年(別途策定) |
時点 | H22 | H26 | H27 | H27 | H28 |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
将来ビジョン | | 県民の命を守る交通安全対策の推進 |
3.目標を実現するための主要事業・主要制度
番号 | 主要事業・主要制度 | 事業概要・スケジュール |
1 | 犯罪のないまちづくり普及啓発事業 (予算額(事業費)2390千円) | ・地域安全フォーラムの開催経費に対する助成
・防犯リーダー研修会の開催
・優良防犯施設の認定の促進
・犯罪のないまちづくり協議会の開催 |
2 | 地域の防犯力向上推進事業 (予算額(事業費)4953千円) | ・地域の防犯力を高める取組に対する助成
・市町村等がLED防犯灯を新設する経費に対する助成 |
3 | 犯罪被害者等相談・支援事業 (予算額(事業費)9586千円) | ・犯罪被害者等の相談、啓発事業に対する支援
・犯罪被害者等人権学習会の開催
・地域保健福祉活動連携事業の実施
・性暴力被害者支援体制の整備 |
4 | 交通安全対策推進事業 (予算額(事業費)6765千円) | ・交通安全母の会連合会の支援
・鳥取県交通安全対策会議の開催
・鳥取県交通対策協議会の実施する事業に対する助成
(交通安全県民大会の開催、高齢者交通安全対策事業の実施等) |
5 | 安心とっとり交通安全啓発事業 (予算額(事業費)2386千円) | ・チャイルドシートの使用率向上のための啓発活動
・高齢者の交通事故防止啓発活動の支援
・自転車の安全利用講習等の実施 |
4.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
△(やや遅れ) |
達成度の評価 |
5 |
評価理由 |
各取組を継続的に実施してきたことで、犯罪発生率は大幅に減少し長期目標を達成することができた。しかし、優良防犯施設認定の新規実績はなく、交通事故発生件数は11年連続で減少しているものの、死亡者数は昨年を上回った。 |
H27年度の取組 | 成果 |
○犯罪発生件数の減少
防犯対策として、ロックの日街頭キャンペーン(6/9)、防犯リーダー研修会(7/16)、盗難防止の日街頭キャンペーン(10/7)、地域安全フォーラム(10/14)を実施した。 | ○犯罪発生件数の減少
平成27年の刑法犯認知件数が、前年比で689件減少した。 |
○交通事故による死亡者数の減少
子どもと高齢者の交通事故防止、チャイルドシートの使用率向上等について、交通安全運動期間を始めとして、広報啓発活動を行った。 | ○交通事故による死亡者数の減少
チャイルドシート使用状況全国調査によると、本県のチャイルドシート使用率は65.5%と昨年(57.0%)から8.5ポイント上昇し、昨年の31位から22位へ上昇した。
平成27年の事故件数・負傷者数は前年と比較して減少したが、死亡事故件数・死者数は34件38人(前年比+3件+4人)と増加した。 |
○鳥取県優良防犯施設の認定
管理会社に赴き、鳥取県優良防犯施設認定制度の利用を打診した。 | ○鳥取県優良防犯施設の認定
認定件数は92件であり、目標に対する進捗は遅れている。 |
課題 | 今後の取組 |
○犯罪発生件数の減少
犯罪認知件数中、窃盗犯の占める割合が高く、特に自転車盗、車上ねらい及び侵入盗では施錠なしでの被害割合が高い。 | ○犯罪発生件数の減少
街頭啓発活動や地域安全フォーラム等の機会を通じて防犯意識の啓発を実施するとともに、各種メディアを活用した「鍵かけ運動の推進」など普及啓発をより一層進めていく。 |
○交通事故による死亡者数の減少
死亡者に占める高齢者の割合が高率で推移しており、高齢運転者の増加や障がい者の交通安全確保など今日的な課題も発生。 | ○交通事故による死亡者数の減少
安心とっとり交通安全総合対策事業による認知症等高齢運転者対策を進めるとともに、高齢者に対する参加・体験・実践型の交通安全講習の開催や県政広報を活用した広報啓発活動を通じて、交通安全意識の高揚を図っていく。 |
○鳥取県優良防犯施設の認定
認定制度の周知啓発が十分ではなく、施設所有者等に施設認定のメリットが感じられにくい。 | ○鳥取県優良防犯施設の認定
共同住宅やコンビニエンスストア等に対して様々な機会を通じて制度の周知啓発を行い、認定取得に向けて積極的に働きかけていく。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。