教育委員会 中部教育局の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 中部教育局 所属長名 中田朱美 電話番号 0858-23-3250
組織ミッション
市町教育委員会との協働と学校・地域との連携による教育力の向上
1.政策内容と目標
(1)政策内容
B不登校ゼロへの取組
(2)今年度の目標
・スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーなどの配置を進め、子どもを取り巻く環境への働きかけ等を通して、いじめ、不登校、中途退学などの生徒指導上の諸問題の未然防止、早期対応に向けた取組を強化します。
(参考)該当する長期的目標
将来ビジョン | 環境イニシアティブプラン | アクションプラン(教育振興基本計画) | その他 |
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○
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●アクションプラン(教育振興基本計画)
施策の方向性 | 施策目標 |
2 学ぶ意欲を高める学校教育の推進 | (8)豊かな人間性、社会性を育む教育の推進 |
2.測定指標
測定指標なし
3.目標を実現するための主要事業・主要制度
番号 | 主要事業・主要制度 | 事業概要・スケジュール |
1 | 生徒指導の支援(いじめ、不登校、問題行動等) (予算額(事業費)千円) | 市町教育委員会と連携し、学校の課題把握と助言を行う。 生徒指導に係る市町教育委員会訪問、学校訪問、情報発信、研修会を実施する。 |
4.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
○(予定どおり) |
達成度の評価 |
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評価理由 |
・データから見える不登校の状況を校長会などで伝えるとともに、効果の見られた取組について情報提供したため。
・不登校の未然防止や早期に対応するために、スクールカウンセラーの効果的な活用を進めるとともに、スクールソーシャルワーカーの配置、運用についての助言も進めたため。 |
H27年度の取組 | 成果 |
・校長会で、不登校の未然防止と早期対応に向けて、昨年までのデータを示しながら、欠席が多くなる時期に校長会で注意喚起をした。各校の効果的な事例を示した。
・小学校と中学校の日常的な情報交換などを通して、児童生徒に対して切れ目のない支援がなされるように助言した。
・スクールソーシャルワーカーの運用について各市町に助言したり、中部総合事務所の福祉部局との連携を強化したりしながら、家庭環境に起因する不登校児童生徒に対する支援の充実を図った。
・不登校出現率が高い市町や学校について、校長から聞き取りをし実態把握を行ったり、市町教育委員会と対応を協議したりした。 | ・昨年度と比較して、小学校の不登校出現率の上昇は見られない。中学校では7日以上の欠席率が減少している。
・学校において過去のデータを踏まえた対応がなされるようになってきた。
・学校が不登校児童生徒に対して、教育的配慮だけでなく、心理面、福祉面からもアセスメントをした上で対応する意識が広がりつつある。 |
課題 | 今後の取組 |
・中学校の不登校出現率は昨年度を上回っている。(今年度、昨年度と100人を超える不登校生徒数となっている。)
・小学校の7日以上の欠席率が、昨年度と比較して高くなっている。 | ・教育相談、特別支援教育の考え方をベースにした授業づくり、学級づくりを進めていくことができるように指導助言を行い、新たな不登校を生まない取組の充実を図る。
・不登校児童生徒の出現率が高い市町や学校について、実態にあった対応がなされるように、市町教育委員会と連携し直接指導助言を行う。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。