教育委員会 特別支援教育課の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 特別支援教育課 所属長名 足立正久 電話番号 0857-26-7574
組織ミッション
「共に学び、共に暮らし、共に生きる」を合い言葉に、鳥取発の特別支援教育の体制整備を進める
1.政策内容と目標
(1)政策内容
G保護者支援の充実
(2)今年度の目標
・支援者が保護者の子育ての不安や悩みに共感的に寄り添い、保護者が子育てに自信を持って取り組むための支援の充実に努めます。
(参考)該当する長期的目標
将来ビジョン | 環境イニシアティブプラン | アクションプラン(教育振興基本計画) | その他 |
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○
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●アクションプラン(教育振興基本計画)
施策の方向性 | 施策目標 |
2 学ぶ意欲を高める学校教育の推進 | (6)特別支援教育の充実 |
2.測定指標
測定指標なし
3.目標を実現するための主要事業・主要制度
番号 | 主要事業・主要制度 | 事業概要・スケジュール |
1 | 特別支援学校早朝子ども教室モデル事業 (予算額(事業費)千円) | 特別支援学校の学校受入時刻までの早朝時間帯の子ども達の居場所を地域住民や保護者OB等からなる学校支援ボランティアにより整備し、保護者の負担軽減や児童生徒の活動支援を行う。 |
2 | 就学奨励費 (予算額(事業費)千円) | 特別支援学校に就学する幼児・児童・生徒の保護者に対し、就学に必要な経費の一部を支援する。 |
3 | 特別支援学校児童生徒支援事業 (予算額(事業費)千円) | 県立特別支援学校の児童生徒の通学の安全確保、社会的自立及び保護者の負担軽減を図るため、通学支援員を外部委託により配置する。、
市町村等が行う通学支援に対し交付金を交付する。
県立特別支援学校の生徒の将来的な社会自立を目指すため、日常生活において身近に経験できる通学の場を活用し、公共交通機関を利用して自力で行動できる力を養うため、短期的に、通学の案内、誘導、見守りを行う自立支援員を外部委託により配置する。 |
4 | 県立特別支援学校通学バス運行管理委託事業 (予算額(事業費)千円) | 県立特別支援学校の児童生徒の通学の安全確保及び保護者の負担軽減を図るため、通学バスを委託運行する。 |
4.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
○(予定どおり) |
達成度の評価 |
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評価理由 |
・早朝子ども教室の実施、通学バスの運行、就学奨励費による保護者支援を行うことにより、保護者の負担軽減を図ることができたため。
・今年度から、各校の児童生徒の通学支援方法等を検討する「鳥取県特別支援学校通学支援検討委員会」を設置するとともに、自立支援員(外部委託)による支援(1ヶ月間)により、自力で公共交通機関を利用し通学できる力を身につけさせる自立支援員設置事業を倉吉養護学校、白兎養護学校、米子養護学校の3校で実施し、支援を受けた生徒は自力で通学できるようになったため。 |
H27年度の取組 | 成果 |
・鳥取養護学校及び倉吉養護学校で昨年度に引き続きに早朝子ども教室を実施した。
・就学奨励費による保護者負担の軽減を行った。
・各校の通学バスの運行により通学を支援している。
・各校の児童生徒の通学支援方法等を検討する「鳥取県特別支援学校通学支援検討委員会」を設置した。
・自立支援員(外部委託)による支援(1ヶ月間)により、自力で公共交通機関を利用し通学できる力を身につけさせる自立支援員設置事業を今年度から実施した。 | ・学校の早朝の受入体制、就学の助成、通学の支援等により、保護者の負担軽減を図ることができた。
・自立支援員(外部委託)による支援(1ヶ月間)により、自力で公共交通機関を利用し通学できる力が身につき、支援後は自力で通学している。
・鳥取県特別支援学校通学支援検討委員会の設置により、福祉との繋がりが深まった。 |
課題 | 今後の取組 |
・早朝子ども教室の取組を充実させるため、ボランティアの拡がりを図る仕組みづくりが必要である。
・就学奨励費の現物支給など、保護者負担を軽減する方法の検討が必要である。
・自立支援員設置事業の実施にあたって、受託が想定される福祉事業所への周知が必要であり、事業所数が少ない地域においては、学校、保護者、受託事業所との早めの事前調整が必要である。また、今後、継続的な事業実施にあたって、関係者等からの意見を聴いた上で、検討していく必要がある。
・通学バスの運行にあたっては、適正な運行台数を検討していく必要がある。(帰路乗車数の激減対応) | ・早朝子ども教室のボランティア活動を通して、障がいの理解を広めるためにも、ボランティア活動の啓発を行うとともに、広くボランティアを募集する。
・就学奨励費現物支給について、学校担当者と意見交換し、事務的に可能な項目について検討する。
・自立支援員設置事業については、今年度の実績を踏まえ、より良い運用方法を検討していく。また、福祉との連携を密に行う。
・帰路時の通学バス運行について、放課後デイサービス等の利用により、乗車数が少ないことから、運行方法を検討する。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。