・「企画展」については今年度開催予定の5回を予定どおり開催した。
・「博物館・山陰海岸学習館運営費」については、老朽化等に伴う施設設備の故障等に迅速に対応するなど適切な館運営に努めた。
・「博物館交流事業」については、中国河北省博物館、ロシアアルセーニエフ博物館の訪問を受け入れ、韓国江原道春川博物館を訪問し、今後の交流や運営等について協議した。
・「収蔵資料管理事業」「自然・人文・美術事業」及び「鳥取藩絵師粉本類修復事業」については、予定どおり取り組んだ。
・「美術館整備基本構想策定事業」については、「鳥取県美術館整備基本構想検討委員会」を設置し、5回委員会を開催するとともに、建設候補地を専門的見地から評価する鳥取県立美術館候補地評価等専門委員も委嘱し、専門委員会の開催や市町村推薦の建設候補地の現地調査等を行った。
・「博物館普及事業」「山陰海岸学習館事業費」は、別シートで記載。 | ・「企画展」については、「ポーラ美術館コレクション レオナ-ル・フジタ展 パリへの視線」では入館者目標10,700人に対し6,776人(63.3%)、「大恐竜展〜進化と生態のなぞ」では目標9,000人に対し30,504人(338.9%)、「日本近代洋画への道−山岡コレクションを中心に」では目標5,200人に対し4,131人(79.4%)、「戦後70年鳥取と戦争」では目標3,200人に対し3,294人(102.9%)、「コウゲイノモリへ−探求する芸術家たち」では目標2,500人に対し2,822人(112.9%)と多くの方に来場いただき、珠玉の芸術作品に触れる機会や太古の生物に興味を持ち、あるいは戦争を身近なものとして再認識する機会を提供することが出来た。
・「博物館交流事業」では、中国河北省博物館、ロシアアルセーニエフ博物館及び韓国江原道春川博物館と各館の運営等について情報交換するとともに、今後の交流について前向きな議論ができた。
・「鳥取藩絵師粉本類修復事業」では、今年度修復予定の147枚について、修復作業が完了し、県民の貴重な財産の適正保存が図られた。
・「美術館整備基本構想策定事業」で、美術館を整備する場合の基本認識、コンセプト、施設設備、立地条件等についての県民意見を踏まえた検討、及び鳥取県立美術館候補地評価等専門委員による立地場所の公平な評価・検討を進めることができた。 |