平成27年度工程表
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教育委員会 博物館の工程表

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基本的事項

所管組織、所管責任者


 所属名 博物館 所属長名 大場尚志 電話番号 0857-26-8042

組織ミッション

発見や体験を通して県民が楽しく学び、感動を覚えるような「魅力ある博物館づくり」を推進

1.政策内容と目標

(1)政策内容

E博物館機能の充実

(2)今年度の目標

・県民が、自然、歴史・民俗、美術等について、常設展示、企画展、講演、体験活動等を通じて、教養を高め、感動や新たな発見が生まれる「魅力ある博物館」づくりを推進します。

(参考)該当する長期的目標

将来ビジョン環境イニシアティブプランアクションプラン(教育振興基本計画)その他

●アクションプラン(教育振興基本計画)

施策の方向性施策目標
1 社会全体で学び続ける環境づくり(3)生涯学習の環境整備と活動支援

2.測定指標

指標1

指標名指標の分類
県立博物館の入館者数
基準値年度当初値今年度目標値今年度実績値長期的目標値
数値(H24) 11.1万人 ※H25実績 8.9万人(H26) 8.4万人12.2万人10万人
時点
根拠となる計画等その他計画の名称計画指標の選定理由
アクションプラン

3.目標を実現するための主要事業・主要制度

番号主要事業・主要制度事業概要・スケジュール
1企画展開催費 (予算額(事業費)千円)鳥取県の自然・歴史・美術に関するものや世界的・全国的に貴重なものについて、資料や作品、研究成果等を企画展として広く県民に紹介する。
2博物館・山陰海岸学習館運営費 (予算額(事業費)千円)博物館及び山陰海岸学習館の運営と適切な維持管理等を行う。
3博物館交流事業 (予算額(事業費)千円)中国、韓国、ロシアの博物館と職員の相互派遣などを通して相互の博物館交流について意見交換等を行う。
4収蔵資料管理事業 (予算額(事業費)千円)博物館の収蔵資料を害虫やカビ類から守るための対策や調査を行う。
5自然・人文・美術事業費 (予算額(事業費)千円)自然、人文、美術資料の収集、修復や調査・研究を行い、その成果を各種展示や教育普及活動に反映するとともに、常設展示等で紹介する。
6博物館普及事業費 (予算額(事業費)千円)県民の生涯学習や学校教育を支援するために、各種の講座や体験学習会、移動博物館などを実施するとともに、博物館の活動、研究成果、利用方法などについて広く情報発信する。
7鳥取藩絵師粉本類修復事業 (予算額(事業費)千円)鳥取藩絵師の小畑稲升・黒田稲皐・沖一峨の門人らを中心とする粉本類を修復し、江戸時代の鳥取藩絵師の制作活動の解明や、展示での公開を行う。
8山陰海岸学習館事業費 (予算額(事業費)千円)山陰海岸ジオパークの拠点施設として適切な管理運営を行うとともに、展示資料の充実や調査研究、ジオパークの魅力を学ぶ観察会や講座の開催を行う。
9美術館整備基本構想策定事業 (予算額(事業費)千円)美術館整備に係る基本構想を策定するとともに、県民の意見を聞くための県民意識調査やシンポジウムを実施する。

4.評価

■最終評価(年度末時点)

進捗評価
○(予定どおり) 
達成度の評価
評価理由
・年間5回の多彩な企画展を実施し、多くの県民に自然、歴史、美術に親しむ機会を提供できたため。 ・施設の故障等については、適宜迅速に対応するとともに、H28年度の緊急修繕(外壁補修等)の実施設計を行い、県民の利用に支障のないよう整備を進めることができたため。 ・中国河北省博物館及びロシアアルセーニエフ博物館の訪問を受け入れ、韓国江原道春川博物館を訪問し、各館と交流を深めることができたため。 ・「収蔵資料管理事業」及び「鳥取藩絵師粉本類修復事業」により、貴重な博物館収蔵資料を良好な状態で修理・保存することができたため。 ・「自然・人文・美術事業」を予定どおり遂行し、県民に自然、歴史、美術に親しむ機会を提供できたため。 ・美術館整備については、鳥取県美術館整備基本構想検討委員会及び鳥取県立美術館候補地評価等専門委員に検討を進めてもらうとともに、出前説明会も実施し、県民の理解が得られるよう事業を進めてきたため。 

H27年度の取組成果
・「企画展」については今年度開催予定の5回を予定どおり開催した。 ・「博物館・山陰海岸学習館運営費」については、老朽化等に伴う施設設備の故障等に迅速に対応するなど適切な館運営に努めた。 ・「博物館交流事業」については、中国河北省博物館、ロシアアルセーニエフ博物館の訪問を受け入れ、韓国江原道春川博物館を訪問し、今後の交流や運営等について協議した。 ・「収蔵資料管理事業」「自然・人文・美術事業」及び「鳥取藩絵師粉本類修復事業」については、予定どおり取り組んだ。 ・「美術館整備基本構想策定事業」については、「鳥取県美術館整備基本構想検討委員会」を設置し、5回委員会を開催するとともに、建設候補地を専門的見地から評価する鳥取県立美術館候補地評価等専門委員も委嘱し、専門委員会の開催や市町村推薦の建設候補地の現地調査等を行った。 ・「博物館普及事業」「山陰海岸学習館事業費」は、別シートで記載。 ・「企画展」については、「ポーラ美術館コレクション レオナ-ル・フジタ展 パリへの視線」では入館者目標10,700人に対し6,776人(63.3%)、「大恐竜展〜進化と生態のなぞ」では目標9,000人に対し30,504人(338.9%)、「日本近代洋画への道−山岡コレクションを中心に」では目標5,200人に対し4,131人(79.4%)、「戦後70年鳥取と戦争」では目標3,200人に対し3,294人(102.9%)、「コウゲイノモリへ−探求する芸術家たち」では目標2,500人に対し2,822人(112.9%)と多くの方に来場いただき、珠玉の芸術作品に触れる機会や太古の生物に興味を持ち、あるいは戦争を身近なものとして再認識する機会を提供することが出来た。 ・「博物館交流事業」では、中国河北省博物館、ロシアアルセーニエフ博物館及び韓国江原道春川博物館と各館の運営等について情報交換するとともに、今後の交流について前向きな議論ができた。 ・「鳥取藩絵師粉本類修復事業」では、今年度修復予定の147枚について、修復作業が完了し、県民の貴重な財産の適正保存が図られた。 ・「美術館整備基本構想策定事業」で、美術館を整備する場合の基本認識、コンセプト、施設設備、立地条件等についての県民意見を踏まえた検討、及び鳥取県立美術館候補地評価等専門委員による立地場所の公平な評価・検討を進めることができた。
課題今後の取組
・「企画展」については、より多くの県民の方に来場いただけるよう、広報宣伝の強化を図る必要がある。 ・「美術館整備基本構想策定事業」では、基本構想案をとりまとめるに当たり県民の理解を深めていくことが必要である。・「企画展」については、HP、ポスター、チラシ等を活用して広報するとともに、メディアへの積極的な情報提供を行う。来年度は、実行委員会方式での実施や県西部を会場とした実施など、より多くの県民の方に来場いただけるような取組を行っていく。 ・「美術館整備基本構想策定事業」については、、県民意識調査や県民フォーラムの実施並びに出前説明会の開催などで、県民に丁寧に説明を重ね、その意見をよく聞いて、来年度7月頃までに基本構想を策定する。

※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。



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