商工労働部 産業振興課の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 産業振興課 所属長名 木村伸一 電話番号 0857-26-7663
組織ミッション
・県内企業の新事業展開と販路開拓等の支援により、高付加価値化を推進する。 ・県内企業の競争力を高めるため、産学金官が連携して、新製品・新技術開発やマッチング、知的財産を活用した事業化に取り組みやすい環境づくりを進める。 ・県内産業振興及び県民生活の向上を図るため、県民及び県内企業の知的財産に対する認識を高める。
1.政策内容と目標
(1)政策内容
地域創業の促進
(2)今年度の目標
@地域創業や成長性の高い起業の普及掘り起こしを測る。A創業者・起業家の経営の持続と成長を図る支援を行う。
(参考)該当する長期的目標
政策項目 | 元気づくり総合戦略 | 将来ビジョン | 環境イニシアティブプラン | アクションプラン(教育振興基本計画) | その他 |
○
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|
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○
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U 産業を元気に | D新規ビジネスの起業やしっかり育てる事業承継の支援 |
V幸せを感じながら鳥取の時を楽しむ | (2)働く場 | @鳥取県産業の特徴を活かした正規雇用の場の拡大 |
●将来ビジョンの取組の方向性(該当所属のみ)
番号 | 大項目 | 取組みの方向性 |
1 | T 【ひらく】地域で・県外で・国外で新時代に向かって扉をひらく | @中小企業をしっかりサポートし、元気企業の集積を目指します。ベンチャー企業や既存企業への経営支援体制の充実及び金融制度・技術支援体制の強化により、企業が発展する環境を整備し、企業体質を強化します。県内技術を生かした新開発製品を行政が試行的に使用することなど、県内企業の活動を支援します。 |
●所属で設定する長期目標(設定がある場合のみ)
鳥取県正規雇用1万人チャレンジ計画
2.測定指標
指標1
指標名 | 指標の分類 |
市町村・商工団体が支援する新規創業件数 | 成果指標 |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 170件 | (200件) | 235件 | | H27〜30で1,000件 |
時点 | H26実績 | H28.4.1(見込値) | H29.3.31 | | |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
政策項目 総合戦略 | | 創業戦略においてKPIとして設定。県内各市町村では「創業支援事業計画」を策定し、創業相談窓口を設置。商工団体も各市町村の計画で創業支援事業者に位置付けられ、実質的な相談・支援に基本的名窓口となっている。新規創業の継続支援を確保していく観点からも市町村・商工団体の支援による創業数を指標として把握していく必要がある。 |
指標2
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | - | | 305 | | H27〜30で1,320人 |
時点 | | | H29.3.31 | | H31.3.31 |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
総合戦略 その他計画等 | 鳥取県正規雇用1万人チャレンジ計画 | |
指標3
指標名 | 指標の分類 |
県域で新規性・成長性の高い創業 | 活動指標 |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 7件 | 7件 | 10件 | | 50 |
時点 | H26年度実績 | H28.4.1 | H29.3.31 | | H32.3.31 |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
政策項目 総合戦略 | | 総合戦略においてKPIとして設定。雇用・地域産業に与える効果を考慮すると創業数だけではなく、成長性のある創業の創出も重要な課題であるため。 |
3.目標を実現するための主要事業・主要制度
番号 | 主要事業・主要制度 | 事業概要・スケジュール |
1 | 地域創業促進事業 (予算額(事業費)18138千円) | 創業支援事業計画を策定した市町村・商工団体や金融機関と協力して、地域での創業を促進するため、創業初期の費用負担を低減するための支援等を行う。
・創業支援資金(制度融資)や日本公庫の新創業融資(女性・若者・シニア)を活用して創業する者への利子補給支援(当初3年間)
・創業支援事業者(商工団体)の実施する高校生等を対象としたセミナー開催への支援。 |
2 | 起業創業チャレンジ支援事業 (予算額(事業費)69611千円) | 鳥取県から国内外に打って出ようとする高付加価値を生み出す可能性を秘めた新規性・成長性のある起業について、起業の啓発・掘り起こし及び、創業前から成長軌道に乗るまでの間の企業の状況に応じた支援を行う。
・起業創業チャレンジ補助金や外部専門家の派遣による支援(産業振興機構)
・中小企業診断士による創業相談(産業振興機構)
・ビジネスプランコンテスト(県)
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3 | 地域のおける女性活躍推進事業 (予算額(事業費)4,727千円) | (4)鳥取の未来に変革を!とっとり起業女子応援事業
女性の起業について、きっかけ作りからビジネスアイデアのブラッシュアップ、先輩起業家による伴走支援まで一貫した起業促進の取組を進めるとともに、女性部門を創設した「鳥取県ビジネスプランコンテスト」との相乗効果を目指す。
・とっとり起業女子フォーラム
・先輩起業家による伴走支援
・起業女子事業プラン発表会
*国交付金対応となったため、H27経済対策補正として計上。 |
4.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
○(予定どおり) |
達成度の評価 |
8 |
評価理由 |
創業件数は女性、移住者、若者を含め、徐々に増加傾向にあり、商工団体の雇用状況も含めたフォローアップや市町村・金融機関の創業支援の取り組みの充実にもつながり、関係機関との協力による成果が出てきている。また、今年度スタートした起業女子応援事業の取組を通じて、県内女性の起業に向けた機運向上やネットワーク構築の契機となった。 |
H28年度の取組 | 成果 |
商工団体を窓口とする相談・計画策定・資金支援
・創業支援資金(制度融資)、商工団体の相談・継続支援体制の確保
・「創業支援資金」の3年間無利子化利子補給
・「創業支援資金」スタートアップ応援事業(商工団体の継続支援を前提とした支援) | 県の制度融資、商工団体の雇用を含めたフォローアップ及び市町村独自の助成制度等を活用した創業支援が進んだ。
スタートアップ応援事業補助金に新たに日本政策金融公庫「新創業融資」(女性・若者・シニア限定)の利子補助の支援を追加して実施した。(H28年度3月末実績:115件) |
鳥取県産業振興機構創業支援センターによる「起業創業チャレンジ支援」
・コーディネーター、外部専門家による相談、継続支援
・ビジネスプランコンテスト、シンポジウム
・起業創業チャレンジ補助金 | ・起業創業チャレンジ補助金…5件採択
・ビジネスプランコンテスト 応募51件…県知事賞(総合部門、起業女子部門、学生部門)3件、奨励賞(起業女子部門、学生部門)2件 |
とっとり起業女子応援事業 | ・とっとり起業女子フォーラムの開催、事業プラン発表会(4回)の開催、さらに先輩起業家による伴走支援を実施した。
・このうち11月19日には第3回事業プラン発表会を北栄町で開催。震災後の中部で女性起業の機運を高めた。また、第4回事業プラン発表会は、県直営で実施した鳥取県ビジネスプランコンテストの起業女子部門を兼ねて開催したところ、20件もの応募が寄せられ、女性の起業機運の醸成につながった。 |
課題 | 今後の取組 |
商工団体・市町村の創業事前相談の促進と創業後のフォローアップ | ・普及啓発資料の制作と窓口・各種説明会・セミナーでの活用及び県広報媒体などでの広報
・全商工団体・市町村における把握とフォローアップ(創業・雇用状況の把握と継続支援)の確保
・市町村・商工団体と連携した創業支援の充実(日本公庫の創業支援の活用、クラウドファンディングの活用等) |
成長性の高い起業創出 | 革新的事業プランを県内外から公募し、専門家等による資金調達や人材確保の検討を経て事業化を進める取組を行う。 |
女性の起業意欲向上と起業家相互のネットワーク構築に向けた継続支援 | 県内女性の起業への機運醸成を、実際の事業化、事業課題の解決につなげていくきめ細かな支援や先輩起業家によるサポート、女性起業家同士のネットワーク構築に力を入れていくことで、女性の起業を増やしていく。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。