農林水産部 東部農林事務所 農業振興課の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 農業振興課 所属長名 岸田絵理子 電話番号 0857-20-3551
組織ミッション
・意欲ある農業者の経営的自立を支援 ・地域特産物の生産振興を支援
1.政策内容と目標
(1)政策内容
アスパラガス・白ねぎの生産拡大
(2)今年度の目標
らっきょうに次ぐ特産品を育成し、農家の所得向上を図ることを目的にアスパラガス・白ねぎの生産拡大を図る。
(参考)該当する長期的目標
政策項目 | 元気づくり総合戦略 | 将来ビジョン | 環境イニシアティブプラン | アクションプラン(教育振興基本計画) | その他 |
○
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○
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U 産業を元気に | G元気な農業に向けて農業活力増進プランを実行 |
T豊かな自然でのびのび鳥取らしく生きる | (2)農林水産業 | A農林水産業の活力増進 |
●将来ビジョンの取組の方向性(該当所属のみ)
番号 | 大項目 | 取組みの方向性 |
1 | T 【ひらく】地域で・県外で・国外で新時代に向かって扉をひらく | F水田の有効活用の視点から新規作物の導入や米を活用した加工品等の生産を促進するとともに、消費者のニーズにマッチした安全で安心な食材の供給拡大を目指し、県と農家とが連携して有機農産物、特別栽培農産物(農薬や化学肥料を削減するなど一定の要件を満たした方法により生産された農産物)等の独自の生産技術を開発し、普及を促進します。また、地域の実情に応じ、効果が高く、安価で省力的な鳥獣被害防止対策を普及定着させ、農作物等の安全安心を推進します。 |
2.測定指標
指標1
指標名 | 指標の分類 |
JA鳥取いなば管内におけるアスパラガス販売額(千円) | 成果指標 |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 31,600千円 | 31,600千円 | 49,590千円 | 33,600千円 | 104,310千円 |
時点 | H27.12 | H27.12 | H28.12 | H28.12 | 平成33年 |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
| JA鳥取いなばアスパラガス振興プラン | JA鳥取いなばが農家の所得向上をねらいとして策定した「アスパラガス振興プラン」の目標数値であるから。 |
指標2
指標名 | 指標の分類 |
白ねぎ栽培面積(JA鳥取いなば管内) | 成果指標 |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 42ha | 49ha | 60ha | 47ha | 80ha |
時点 | 平成25年度 | H27.12 | H28.12 | H28.12 | 平成30年度末 |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
| 白ねぎ倍増プラン | 地域特産物の育成を図ることとしてJA鳥取いなばが策定した「白ねぎ倍増゚ラン」(がんばる地域プラン事業)の目標数値であることから。 |
3.目標を実現するための主要事業・主要制度
番号 | 主要事業・主要制度 | 事業概要・スケジュール |
1 | 園芸産地活力増進事業 (予算額(事業費)101,994千円) | TPP大筋合意受けて、生産現場では懸念と不安が広がっており、これらを払拭するためにも、これまでの施策に加えて、園芸品目への取組み拡大に向けた施策を望む声が大きい。
これを受けて、鳥取県農業の強みである野菜や花き等のさらなる振興を図るため、園芸品目の産地づくりの強化や中山間特産物の育成、大規模稲作農家の水稲から野菜への転換、加工業務用野菜等の供給体制を整備し、TPPの影響に負けない強い園芸産地の形成を目指す。 |
2 | みんなでやらいや農業支援事業 (予算額(事業費)254,468千円) | <がんばる地域プラン事業>
地域における農業の生産拡大や担い手の育成には、産地育成や優良農地の維持など地域の力を結集し一丸となって取り組んでいくことが重要である。市町村が地域の農業者等との合意形成を基礎として策定する農業活性化プランの実現に必要な支援を行い、地域の活性化や雇用の創出を図る。 |
3 | 産地パワーアップ事業 (予算額(事業費)63,043千円) | TPPの大筋合意を受けて、産地は生き残りをかけて収益性の高い園芸品目に取組む動きを加速させている。また、国はTPPによる新たな国際環境の下で、産地パワーアップ事業を平成27年度補正予算で創設する予定であり、この事業を積極的に活用しながら、園芸産地を加速的かつ戦略的に生産拡大し、TPPの影響を受けない強い園芸産地づくりを推進する。 |
4.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
○(予定どおり) |
達成度の評価 |
7 |
評価理由 |
アスパラガスの販売額は単収が伸び悩んだことから目標値には届かなかったものの、前年実績を上回る結果となった。白ねぎは昨年と比べ面積が減少するなど課題を残した。白ねぎについてはJAと協力し、モデル地区を選定するなど、生産拡大に向けた取組強化を図っている。 |
H28年度の取組 | 成果 |
産地パワーアップ事業の円滑な実施 | <アスパラガス振興>
雪害により事業取組者が1減となったが、八頭地区を含むJA管内11生産者(東部農林事務所管内は7生産者)に対して、アスパラガス栽培に必要な支柱、ネット、低コストハウス等資材を支援。また、この事業と連携した単県事業「鳥取型低コストハウス・・・推進事業」では14棟設置の支援を行った。
<参考:らっきょう加工施設>
本事業において、昨年12月にらっきょう加工施設建設に向けた事業計画書を国へ申請し、本年1月に承認された。この施設はらっきょう生産額拡大を目的に設置されるもので、来年2月頃の完成を目指している。 |
新たな白ねぎ振興策の具体提示 | JA関係者を含めた検討会を4回実施し、今後の取組方策となる「プラン取組資料」を作成。
この中で重点的に取組む7支店を選定し、それぞれの重点取組内容を設定。平成29年1月に各支店へのキャラバンをJAと県関係者が実施した。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。