平成28年度工程表
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観光交流局 交流推進課の工程表

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基本的事項

所管組織、所管責任者


 所属名 交流推進課 所属長名 遠藤俊樹 電話番号 0857-26-7079

組織ミッション

○環日本海における大交流新時代の拠点をめざし、当該友好地域(韓国江原道、中国河北省・吉林省、モンゴル中央県、ロシア沿海地方・ハバロフスク地方)との多様な分野でのグローバルかつ幅広い交流を促進し戦略的な連携を構築する。
○環日本海地域以外の友好交流地域(台湾台中市、ブラジル、米国バーモント州、ジャマイカ・ウェストモアランド県など)についても、これまで積み重ねてきた友好交流をさらに積極的に推進し、国際感覚の涵養、友好親善及び交流を通じた地域活性化を促進する。
○本県に在住(滞在)する外国人へのサポート体制を充実するとともに、全ての住民が安心して暮らせる多文化共生社会の実現を図る。
○交流人口の増加及び地域の活性化を図るため、全国各地の鳥取県とゆかりのある地域等と県内の市町村や民間団体との交流を推進する。
○旅券の申請受理、作成及び交付に関する事務を円滑かつ確実に実施する。

1.政策内容と目標

(1)政策内容

北東アジアの友好交流地域との国際交流の積極的な推進

(2)今年度の目標

○沿海地方及び河北省との周年事業の実施、第21回北東アジア地域国際交流・協力地方政府サミット及び関連事業への参加によって、今後の交流の進展を図る。
○平成29年度に鳥取県で開催予定の「第22回北東アジア地域国際交流・協力地方政府サミット」の万全な準備を手掛ける。
○本年度予定されている香港航空の定期便就航を契機として香港との交流にも取り組む。

(参考)該当する長期的目標

政策項目元気づくり総合戦略将来ビジョン環境イニシアティブプランアクションプラン(教育振興基本計画)その他

●将来ビジョンの取組の方向性(該当所属のみ)

番号大項目取組みの方向性
1T【ひらく】地域で・県外で・国外で新時代に向かって扉をひらく@双方がお互いの国のことをよく理解し、信頼関係を構築・強化して、地域づくり、人材育成等につながるような、奥が深く、継続性のある交流を推進します。
2T【ひらく】地域で・県外で・国外で新時代に向かって扉をひらくA境港、米子空港等を東アジア地域との交流の拠点とし、環日本海地域を中心として、経済・ビジネス活動、文化、青少年、地域活動、スポーツ、研究、大学等の多様な分野でグローバルな幅広い交流を推進します。交流する地域の状況に応じ、双方にメリットのある交流を進めます。
3T【ひらく】地域で・県外で・国外で新時代に向かって扉をひらくB北東アジア地域国際交流・協力地方政府サミットなど、広域的な地域間の交流を推進します。

2.測定指標

測定指標なし

3.目標を実現するための主要事業・主要制度

番号主要事業・主要制度事業概要・スケジュール
1沿海地方友好交流25周年記念事業 (予算額(事業費)5969千円)友好交流25周年を迎える沿海地方との交流を一層発展させるため、両地域で共同し、記念事業を実施する。
2河北省友好提携30周年記念事業 (予算額(事業費)5321千円)友好提携30周年を迎える河北省との交流を一層発展させるため、両地域で共同し、記念事業を実施する。
3第21回北東アジア地域国際交流・協力地方政府サミット参加事業 (予算額(事業費)1250千円)本県と本県の友好交流先である韓国江原道、中国吉林省、ロシア沿海地方及びモンゴル中央県の首長が一堂に会し、各地域の共同発展、繁栄を話し合うため、中国吉林省で開催される「第21回北東アジア地域国際交流・協力地方政府サミット」に鳥取県代表団を派遣する。
4多地域連携スポーツ交流事業 (予算額(事業費)5142千円)第19回及び第20回北東アジア地域国際交流・協力地方政府サミットの合意事項に基づき、友好交流地域が開催するスポーツイベントへの参加等を通じ、多地域間の青少年の交流や相互協力の拡大を図る。
5韓国交流推進事業 (予算額(事業費)7395千円)韓国(江原道)との交流を推進するため、鳥取県及び江原道の職員の相互派遣等を通じた様々な分野における情報交換や江陵国際青少年芸術祝典への青少年団の派遣等を行う。併せて、琴浦町の日韓交流友好資料館の展示運営を支援するとともに、韓国語発表大会を開催する。
6中国交流推進事業 (予算額(事業費)1390千円)吉林省との交流を強化するため、吉林省内の大学生を鳥取県内に受け入れ、日本語の学習の体験、県内学生との交流事業を実施する。
7ロシア極東地域交流推進事業 (予算額(事業費)4599千円)ロシア極東地域における本県の認知度を高め、友好交流関係を発展させるため、「青少年交流」、「交流地域での鳥取県PR」、「県民向けのロシア紹介」を柱とする取組を実施する。
8モンゴル中央県交流推進事業 (予算額(事業費)4478千円)モンゴル中央県との協力関係を発展させるため、医療専門家の派遣、農業技術研修員の受入れを行う。また、平成26年度に創設した奨学金制度により、中央県出身者の県内大学への留学を支援するとともに、新たに日本語の履修を始めたフムーン総合学校の生徒の受入れを実施する。

4.評価

■最終評価(年度末時点)

進捗評価
◎(予定以上) 
達成度の評価
9
評価理由
○ロシア沿海地方友好交流25周年の節目の年に鳥取県と沿海地方の知事の相互訪問が実現し、次年度以降の交流の発展の手掛かりを得ることができた。 ○鳥取県初開催の「ワールドトレイルズカンファレンス」「障がい者アートフェスタ」についても、準備期間が短かく時間に追われたが、交流地域の協力を得て滞りなく参加いただくことができた。 

H28年度の取組成果
北東アジアの多地域間の連携 ○中国吉林省で開催された「北東アジア地域国際交流・協力地方政府サミット」(平成28年8月)に参加し、農業をはじめとする産業・通商・貿易・投資・観光分野等において共同プロジェクトを推進すること、青少年・スポーツ・文化・芸術・学術、衛生等の分野において二地域間又は多地域間の交流をより一層活発に推進すること、環日本海定期貨客船の安定運航、襄陽−米子/鳥取間等の航空路線の開設、中国、ロシア、韓国、日本の間の海陸複合一貫輸送ルートの開発等を積極的に推進していき、交通インフラと物流ネットワークの構築のため最善を尽くすこと、鳥取県で開催される「2016ワールドトレイルズカンファレンス」(2016年10月)、「東京オリンピック・パラリンピックに向けた障がい者アートフェスタ2016」(2016年10月)を含む各地域で開催されるさまざまなイベント等に対して、積極的に協力しながら支援を行うことについて、合意した。 ○韓国江原道並びにロシア沿海地方から青少年のスポーツ交流団(計29名)を受入れ、バドミントンと硬式テニスの2種目により県内青少年とのスポーツ交流を行うことによって、相互の国際理解の促進と国際感覚の涵養を図ることができた。 ○日本初開催の「ワールドトレイルズカンファレンス(WTC)鳥取大会」へ韓国江原道、中国吉林省、ロシア沿海地方、ロシアハバロフスク地方から政府代表団(計10名)を受入れ、本県の魅力のPRとウォーキング大会や交流会を通じて地元住民との交流促進を図ることができた。 ○平成28年3月30日に設立された「2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた障がい者の芸術文化活動推進知事連盟」のキックオフイベントとして、10月30日に米子コンベンションセンターで開催された「東京オリンピック・パラリンピックに向けた障がい者アートフェスタ2016」に韓国江原道及びモンゴル中央県からは文化芸術公演、中国吉林省及びロシア沿海地方からは絵画の展示で参加いただいた。
友好交流地域との交流促進 北東アジアの友好交流地域と各地域の特色を活かした交流を実施し、地域の活性化と国際協力、青少年の国際感覚の涵養を図ることができた。 <交流実績> ○ロシア沿海地方: 沿海地方友好交流25周年を記念し、8月に平井知事がウラジオストクを訪問しミクルシェフスキー知事と会談したほか、11月にはミ知事が鳥取市を訪問し平井知事と会談した。また、鳥取県議会において、友好交流地域の知事としては12年ぶりに(ロシアの知事としては初めて)演説した。 ○韓国江原道: 江原道で開催の「全国障がい学生体育大会」(5月)、「江陵国際青少年芸術祝典」(7月)への高校生派遣、「話してみよう韓国語」鳥取大会の開催(12月)、行政職員の相互研修派遣(通年)等を実施した。 ○中国吉林省: 吉林大学の学生9名を初めて受け入れ、県内大学生との交流事業を実施した。このほか、研修生相互派遣等を実施した。 ○中国河北省: 河北省石家庄市外国語学校、河北省保定市雄県第一〜三小学校の児童9名を7月に受け入れ、ジオキッズ・サマースクール、泊小学校生徒とのグラウンドゴルフ交流、米子市内小学生とのサッカー交流を実施した。12月には、鳥取県中部地震で損壊した燕趙園に石家荘市建築設計院の技術者が来県し施設点検を行った。 ○モンゴル中央県: フムーン総合高等学校の生徒6名を初めて6月に受け入れ、鳥取敬愛高等学校、鳥取商業高等学校の生徒との交流事業を実施した。このほか、県内大学への留学生受入(通年)、医療専門家(口腔保健指導)派遣(9月)、農業研修員の受入(10〜11月)、行政研修生の受入(3月)等を実施した。モンゴル中央県友好交流20周年プレイベントとして、11月、民間有志による「モンゴル国立馬頭琴交響楽団米子公演」の招致に協力した。
課題今後の取組
北東アジア地域国際交流・協力地方政府サミットを通じた5地域の連携強化○鳥取県で5年ぶりに開催される次期実務代表者会議とサミット本会議に向けて、準備する。
モンゴル中央県友好交流20周年に向けた取組○交流の節目を迎えるに当たって、これまでの交流の軌跡を振り返り、将来に向けた実りある取組を展望する。
ロシアとの交流の拡大○平成28年12月のプーチン大統領訪日の際、日露間における人的交流の拡大に向けた方策の一つとして、平成30年に「ロシアにおける日本年」及び「日本におけるロシア年」を相互に開催することで一致し、開催に係る政府間覚書が署名されている。外務省との連携について、注意する必要がある。
平昌冬季オリンピック・パラリンピックを好機とした交流の拡大○平成30年2月には平昌(ピョンチャン)で冬季オリンピック・パラリンピックが開催される。サミット参加地域で初めて開催されるオリンピック・パラリンピックに対して、県として協力する必要がある。 ○平成27年度の第20回北東アジア地域国際交流・協力地方政府サミットでは、平昌五輪に「鳥取県の日」を設けることとされた。この「鳥取県の日」を中心とした開幕中のイベントに参加して、鳥取県を内外に広く発信する必要がある。(平昌五輪への出展関連情報が不充分なため、平成29年度中の補正予算で対応することとしている。)

※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。



最後に本ページの担当課
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