農林水産部 農業振興戦略監 とっとり農業戦略課の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 とっとり農業戦略課 所属長名 佐々木 俊二 電話番号 0867-26-7257
組織ミッション
農林漁業者や団体等との連携による「地域を支える元気な農林水産業」の実現と国への施策提言、支援施策に対するコスト感覚に基づいた効率的なサポート ○意欲的な地域や農業者等の創意工夫を生かした取り組みの助長と「とっとりフードバレー」の基盤づくり ○農業を活性化させるための試験研究の促進及び普及指導活動の充実
1.政策内容と目標
(1)政策内容
特許、新品種の育成、導入および適応技術の開発による農業生産体制を構築し、農林業の活性化を図る。
(2)今年度の目標
・特許、新品種の育成、導入による農林業の活性化では、農林5試験場から特許または品種登録出願1件以上を目標とする。
(参考)該当する長期的目標
政策項目 | 元気づくり総合戦略 | 将来ビジョン | 環境イニシアティブプラン | アクションプラン(教育振興基本計画) | その他 |
○
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●将来ビジョンの取組の方向性(該当所属のみ)
番号 | 大項目 | 取組みの方向性 |
1 | T 【ひらく】地域で・県外で・国外で新時代に向かって扉をひらく | E年間を通じて切れ目なく本県のいろいろな農産物を出荷するとともに、鳥取オリジナル品種、こだわりのある農産物等(二十世紀梨につながるリレー出荷(連続的な出荷)が可能な梨新品種の導入による鳥取梨のシリーズ化等)を育成・普及します。隣県・近県と連携して「地域連携ブランド」(大山・中海圏域等)を打ち出すなど、地域の特性を生かした特産品創出・ブランド化を推進します。 |
2.測定指標
指標1
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 特許、品種登録の出願件数 | 27年度の出願件数は特許4件、新品種2件の出願 | 各試験場等から合計2件の出願 | 国内優先出願2 | 継続的にする。年間2件以上 |
時点 | 平成29年3月末 | 平成28年4月末 | 平成29年3月末 | 平成29年3月末 | 平成31年度末 |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
将来ビジョン | | 昨年度は前倒しで知財の出願があったため、今年度の出願件数は下方修正しました。また、適応技術の開発を図り、試験研究の促進による顧客満足度の高い対応が必要である。 |
3.目標を実現するための主要事業・主要制度
番号 | 主要事業・主要制度 | 事業概要・スケジュール |
1 | 先端的農林水産試験研究推進強化事業 (予算額(事業費)3938千円) | 研究推進のため @知的財産の出願、取得の各種手続き、職務発明・育成認定、品種審査委員会の開催経費他 |
4.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
○(予定どおり) |
達成度の評価 |
8 |
評価理由 |
国内優先出願2件、出願受理2件、許諾契約19件 |
H28年度の取組 | 成果 |
国内優先出願2件(飛翔性害虫捕獲装置、農作業用椅子)。
利用許諾については特許:「ラッキョウの処理方法」1件、「ショウロ培養菌糸体接種による子実体生産技術」1件、品種:「とっておき」14件、「プリティシリーズ」3件の契約を締結した。 | 特許登録1件(植物病の防除及び植物病の防除方法)、品種登録1件(プリティピンク)。
品種については県民等からの申請により、利用許諾を締結。有効活用が図られた。 |
特許出願中の「タグ取り付け具」の技術を元に、新製品の開発に向けた関係者協議を2回実施 | 新製品共同開発に向け関係者間で秘密保持契約を締結した。 |
課題 | 今後の取組 |
品種「とっておき」は、品種登録に向かい、農家と利用許諾契約を締結した後に販売戦略等を検討した。 | 品種登録に向かう際は、今後の販売戦略(輸出等含む)についても事前検討を行うよう関係課等へ働きかける。 |
「タグ取り付け具」を元にした新製品開発に向けた取組が中断しないよう、関係業者と継続した協議が必要。 | 関係業者と連絡を密にとり、今後の具体の進め方について検討する。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。