県土整備部 鳥取県土整備事務所 河川砂防課の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 河川砂防課 所属長名 山根裕文 電話番号 0857-20-3657
組織ミッション
○河川・湖沼・海岸の整備・管理による水害に強い安心・安全な県土づくりと県土の環境保全
○治山・砂防による土砂災害・山地災害に強い県土づくり
1.政策内容と目標
(1)政策内容
海岸における砂浜の安定化・環境の保全を図る
(2)今年度の目標
・海岸侵食対策の推進(3地区)⇒岩美海岸(陸上地区・浦富地区)、湯山海岸
・鳴き砂海岸保全の推進(1地区)⇒青谷海岸(井手ヶ浜地区)
(参考)該当する長期的目標
政策項目 | 元気づくり総合戦略 | 将来ビジョン | 環境イニシアティブプラン | アクションプラン(教育振興基本計画) | その他 |
○
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○
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●将来ビジョンの取組の方向性(該当所属のみ)
番号 | 大項目 | 取組みの方向性 |
1 | V【守る】鳥取県の豊かな恵み・生活を守り、次代へつなぐ | B洪水被害を少なくし、水供給の安定化、高度で効率的な水利用を目指します。海岸における砂浜の安定化・環境の保全を図ります。 |
●所属で設定する長期目標(設定がある場合のみ)
管内の海岸侵食対策および鳴き砂海岸保全の推進
2.測定指標
測定指標なし
3.目標を実現するための主要事業・主要制度
番号 | 主要事業・主要制度 | 事業概要・スケジュール |
1 | 防災・安全交付金(海岸) (予算額(事業費)300000千円) | 海岸侵食対策の推進(3地区)⇒岩美海岸(陸上地区・浦富地区)、湯山海岸 |
4.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
○(予定どおり) |
達成度の評価 |
8 |
評価理由 |
いろいろな問題はあるが概ね順調に進捗 |
H28年度の取組 | 成果 |
海岸侵食対策を推進する(3地区:岩美海岸(陸上地区・浦富地区)、湯山海岸) | ・陸上地区においては、沖合から砂を浚渫し、浅瀬に投入するサンドリサイクル(水中養浜)を6月末までに計画どおり実施した。また、当該地区でのサンドリサイクルについて住民理解を深めるため、7月に地元自治会が製作する新聞チラシに掲載してPRした。その他、モニタリングの一環として、深浅・汀線測量の9月調査を実施した。
・浦富地区については、既存人工リーフ改良工事に係る前年度までの問題に対処するため、工事に並行して測量、調査および設計を行い、問題解決を図って円滑に進めた。9月末までに今年度分の海上工事を完了させた。その他、モニタリングの一環として、深浅・汀線測量の9月調査を実施した。
・湯山海岸については、特別な動きはないが、海岸巡視員が行う巡視のポイントを助言をした。その結果、巡視の内容が向上した。その他、モニタリングの一環として、深浅・汀線測量の9月調査を実施した。 |
鳴き砂海岸保全を推進する(1地区:青谷海岸(井手ヶ浜地区)) | ・昨年度の業務委託成果を活用して勝部川河口域に堆積した砂を鳴き砂の成分を大差ないと判断した。その後、地元関係者の同意を得て、6月末までに鳴き砂の浜として侵食が著しい井手ヶ浜地区の浜崖前面にサンドリサイクル(陸上養浜)した。サンドリサイクル後の現地確認では、その砂が鳴き砂であることを確認した。その他、モニタリングの一環として、深浅・汀線測量の9月調査を実施した。 |
課題 | 今後の取組 |
岩美海岸(陸上地区)の浜崖発生および浜崖後退への対処 | 天然海浜が残る当該海岸において、近年、前浜の消失が著しく、浜崖が生じ、浜崖の後退も進んでいる。このため、環境および利用等に配慮した浜崖の後退を防止または抑制するため、平成29年度に工法を検討する。 |
岩美海岸(浦富地区)の既設消波ブロックへの対処 | コンクリート階段護岸および直立堤防等の整備が進んだ当該海岸において、近年、前浜の消失が著しく、既設消波ブロックが露出して海水浴客の利用に支障を来している。このため。平成29年度予算で、環境および利用等に配慮した前浜の整備を目的とした工法を検討する。 |
湯山海岸の工事再開 | 補整予算を確保し工事の再開を図ったところであり、着実な工事進捗を図る。 |
青谷海岸(井手ヶ浜地区)の漂砂移動メカニズム解明 | 本年度実施したトレーサーによる漂砂移動調査結果により、東西方向に流出する砂と各港(夏泊漁港及び長和瀬漁港)に堆積する砂との関連について傾向が把握できたので、平成29年度に行う予定の対応検討に役立てる。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。