県土整備部 技術企画課の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 技術企画課 所属長名 福政孝啓 電話番号 0857(26)7407
組織ミッション
○公共工事の調査・設計、積算、監督等に関する技術の統括 ○低コストで高品質な社会資本の整備と維持管理 ○適正な利潤を確保と持続可能な建設産業の実現○県民との協働による地域づくり ○迅速な災害復旧 ○安全・安心で環境に配慮したコンパクトなまちづくり
1.政策内容と目標
(1)政策内容
低コストで高品質な社会資本整備及び維持管理
(2)今年度の目標
・公共工事の適正な積算に係る取組み
・適正な下請契約のための対策
・電子納品・情報共有システム等を活用した業務の効率化
(参考)該当する長期的目標
政策項目 | 元気づくり総合戦略 | 将来ビジョン | 環境イニシアティブプラン | アクションプラン(教育振興基本計画) | その他 |
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●所属で設定する長期目標(設定がある場合のみ)
コンクリート補修等特殊技術の向上
2.測定指標
測定指標なし
3.目標を実現するための主要事業・主要制度
番号 | 主要事業・主要制度 | 事業概要・スケジュール |
1 | 建設工事品質向上事業 (予算額(事業費)2276千円) | 公共工事で使用される再生砕石の品質確保のため実態調査及び材料試験等による品質確認 |
2 | コンクリート構造物長寿命化対策事業 (予算額(事業費)2207千円) | ひび割れマニュアル(案)の検証等 |
3 | 新技術等実現化調査検討事業 (予算額(事業費)929千円) | 効率的・効果的な土木施設の整備・維持管理のための新技術・新工法の実現可能性に向けた調査検討 |
4 | 公共施設等植栽管理・整備検討事業 (予算額(事業費)6200千円) | 緑化マニュアルの策定 |
4.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
○(予定どおり) |
達成度の評価 |
7 |
評価理由 |
品質の向上につなげることができた。 |
H28年度の取組 | 成果 |
「建設工事品質向上事業」
アスファルト合材工場で品質に関する調査を実施 | 建設リサイクル法に則り、再生資材を積極活用してきているが、特にアスファルト合材についてはリサイクル材を再度リサイクル利用している状況であり、品質への確認が必要であったため、継続して調査を実施した。
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「コンクリート構造物長寿命化対策事業」
ひび割れ抑制対策マニュアルに基づき、実構造物において試験施工を実施 | 平成28年度にコンクリート構造物ひび割れ抑制対策マニュアル(案)を発出し、受発注者双方に施工から養生に係る配慮事項等を通知した。
マニュアル(案)では、コンクリート標準示方書等に示されている一般的な内容に加えて「鳥取県試案」を記載しており、その実効性を確認するために実構造物において試験施工を実施している。 |
「新技術等実現化調査検討事業」
H28年度の取組は特になし | 公共土木施設の新設や維持管理に関して、ニーズ等を踏まえてより効率的効果的な整備・維持管理を図るために、新技術等の検討を進めた。 |
「公共施設等植栽管理・整備検討事業」
公共施設緑化マニュアルの改定 | 平成27年度に検討委員会により議論を重ね、平成28年度はその意見を反映した公共施設緑化マニュアルの案を作成。引き続き関係者との協議を進めていく。 |
課題 | 今後の取組 |
「建設工事品質向上事業」
アスファルト合材工場で品質に関する調査を実施 | 2カ年調査した結果、再リサイクル資材を利用することの品質低下は確認できなかった。来年度も引き続き調査を実施し、3カ年分の試験結果を基に評価する。 |
「コンクリート構造物長寿命化対策事業」
ひび割れ抑制対策マニュアルに基づき、実構造物において試験施工を実施 | 評価結果を基に、マニュアル案の修正を行い標準仕様化を図る。 |
「新技術等実現化調査検討事業」
H28年度の取組は特になし | 平成28年度は、国土交通省の推進するi-Constructionの初年度であり、様々なICT技術が導入されることとなるため、「鳥取県県土整備部建設分野ICT活用等推進方針」に基づき、県内で実行可能なものを見極めて導入していきたい。 |
「公共施設等植栽管理・整備検討事業」
公共施設緑化マニュアルの改定 | 今後は、マニュアル案をベースに関係者と意見交換を図り、受発注者双方が使いやすいものとなるよう最終案に向けた調整を行った上で普及を図っていく。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。