中部総合事務所 福祉保健局 健康支援課の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 健康支援課 所属長名 山本節子 電話番号 0858-23-3189
組織ミッション
県民がいきいきと健康で安心した暮らしができるように保健・医療サービスの推進を図る。
・がん、生活習慣病の予防とともに健康づくりへの支援
・感染症等健康危機管理への迅速・適切な対応
・安心・安全な医療サービスの提供
１．政策内容と目標
（１）政策内容
高齢者が住み慣れた地域でいつまでも住み続けられるよう地域包括ケアシステムの構築を推進する。
（２）今年度の目標
中部圏域１市４町の在宅医療・介護連携の体制整備を支援する。
（参考）該当する長期的目標
| 政策項目 | 元気づくり総合戦略 | 将来ビジョン | 環境イニシアティブプラン | アクションプラン（教育振興基本計画） | その他 |
○
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●将来ビジョンの取組の方向性（該当所属のみ）
| 番号 | 大項目 | 取組みの方向性 |
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| 1 | Ⅴ【支え合う】お互いを認め、尊重して、支え合う | ⑤医療機関同士、医療機関と在宅支援サービス、在宅生活を支えるサービス間がつながるネットワークの構築等により、適切なサービスを受けられるよう、「医療と福祉の連携」を推進します。 |
２．測定指標
測定指標なし
３．目標を実現するための主要事業・主要制度
| 番号 | 主要事業・主要制度 | 事業概要・スケジュール |
|---|
| 1 | 地域包括ケア推進支援事業 （予算額（事業費）5753千円） | ○市町、医師会、介護支援専門員連絡協議会等の関係機関と調整を図りながら進める「在宅医療・介護連携推進事業における準備会」で課題・問題点の解決策を検討
○解決策の検討のために多職種による研修会、意見交換会、及び先進地視察を実施 |
４．評価
■最終評価（年度末時点）
| 進捗評価 |
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| △（やや遅れ） |
| 達成度の評価 |
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| 7 |
| 評価理由 |
|---|
| 医療・介護関係者の顔の見える連携を場となる「中部圏域地域づくりしょいやの会」を再開できたこと、中部圏域入退院調整手順策定に向け、４月から試行することとなったことから、関係者で協力して取り組む体制は整ったが、1市４町が協力して取り組む医療・介護連携拠点については、拠点の業務内容設置形態（委託など）が定まらなかった。 |
| H28年度の取組 | 成果 |
|---|
| １ 市町の協力実施体制確立
・1市４町が開催する「連携拠点準備会」の主体的な開催支援
月１回開催されている準備会に７月以降は同席せず、検討結果を情報収集
準備会では、連携拠点の設置場所や委託等運営方法、人材確保の検討がされている。
・H29.2.21 先進地視察
釜石市 医療・介護連携拠点「チームかまいし」
参加者：５人（当局３人、広域連合１人、介護支援専門員連絡協議会１人）
（北栄町が参加予定であったが、職場の急用で欠席）
・H29.3.28 伝達報告会
参加者：１市４町担当課長等、中部ふるさと広域連合担当課長等、当局
①厚労省主幹課長会議伝達（在宅医療・介護連携推進事業の実施方針等）
②医療・介護連携拠点「チームかまいし」視察報告 | ○１市４町が「在宅医療・介護連携推進事業」を個別にできることは実施している。
○１市４町が協力して実施すべき事業は協力実施する方針を市長・町長が決定
○連携拠点活動の方向性を把握
先進地視察により、医療・介護連携拠点の具体的な活動が把握できた。
多職種の顔の見える連携だけでなく、連携拠点が個々の職能団体の課題を伴に明らかにしていく作業が必要 |
| ２ 入退院調整手順・ツールの策定
・中部圏域地域づくりしょいやの会2回開催
1回目：H28.12.20 18:30～20:00 （１０月開催予定を地震により延期）
参加者112人
（病院・診療所、市町・包括支援センター、居宅介護支援事業所等の職員）
鳥取県西部圏域の入退院調整ルールの取組について学習、意見交換
２回目：H29.3.7 18:30～20:00
参加者129人（第1回に加え、薬局薬剤師）
中部圏域入退院調整手順の試行について意見交換
しょいやの会戦略会議 2回開催
１市４町（地域包括支援センター含む）担当者につぎの機関の代表者で構成
中部医師会、病院連携室、病院協会、介護支援専門員連絡協議会
・中部医師会、病院協会の協力調整 | ○医療・介護関係者の顔の見える連携の場「中部圏域地域づくりしょいやの会」を再開
○市町協力実施業務の実践支援
しょいやの会の企画・運営を行う組織である「戦略会議」の構成員に、全市町担当者と病院協会事務部長会・看護部長会の代表者を加えたことで、市町が「在宅医療・介護連携推進事業」を協力実施する体制整備における具体的な業務計画の理解促進ができた。
○入退院調整手順の試行に着手
医療・介護連携の具体的な取組として、関係者の情報共有を目的とした「中部圏域入退院調整手順」を策定するための試行を行うこととなった。 |
| 課題 | 今後の取組 |
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| １ 市町の協力実施体制確立
・市町が協力して取り組む拠点を整備する方針は決まったが、医師会委託や広域連合実施など拠点設置場所、業務内容が未確定
・拠点が整備されるまでは、当局が医療・介護連携の拠点事業を実践し、引き継ぐことが必要 | ○市町協力実施拠点活動の実践支援
・先進地釜石市で学んだ「一次連携」を市町と行う。
各市町に出向き、連携課題について担当課長等と話し合うことにより、1市４町が協力実施拠点の役割を提案し、拠点整備を促す。
○中部圏域地域づくりしょいやの会開催年３回
・戦略会議で企画・運営
○市町連携拠点への引き継ぎ
H29年末を目途に拠点整備予定 |
| ２ 入退院調整手順・ツールの策定
| H29年４月～8月末 中部圏域入退院調整手順試行
H29年9月 手順実施機関に対するアンケート調査
H29年12月末 アンケートを踏まえて手順修正、策定 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎：予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。