危機管理局 消防防災航空センターの工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 消防防災航空センター 所属長名 和田博之 電話番号 0857-38-8125
組織ミッション
消防防災ヘリコプターの特性である迅速性・機動性を活用し、県民の生命・身体・財産の安全と安心の確保に努める。
１．政策内容と目標
（１）政策内容
消防防災ヘリコプターの運航管理と消防防災ヘリコプターによる市町村等の消防活動の支援
（２）今年度の目標
新機体の安全運航と事故の再発防止の徹底及び緊急消防援助隊中国四国ブロック合同訓練の実施
（参考）該当する長期的目標
| 政策項目 | 元気づくり総合戦略 | 将来ビジョン | 環境イニシアティブプラン | アクションプラン（教育振興基本計画） | その他 |
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|
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○
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●所属で設定する長期目標（設定がある場合のみ）
①ヘリコプターの運航、隊の活動における安全確保
②大規模災害を想定した安全かつ効果的な航空運用体制の整備
③救急活動における救命率の向上（救急救命士の配置等）
２．測定指標
指標１
| 指標名 | 指標の分類 |
|---|
| ヒヤリハットデータの蓄積と事故防止 | 成果指標 |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
|---|
| 数値 | 0 | | | | 0 |
| 時点 | | | | | |
| 根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
|---|
| | | 事故に直結する事項であり、関係データ・情報の蓄積・共有を行って事故防止の徹底を図る。 |
３．目標を実現するための主要事業・主要制度
| 番号 | 主要事業・主要制度 | 事業概要・スケジュール |
|---|
| 1 | 消防防災ヘリコプター運営費 （予算額（事業費）226337千円） | 県内全域にわたり、その機動力を駆使し、迅速で効果的な救急・救助・防災活動を行うため、消防防災ヘリコプターを運航するとともに、そのための消防防災航空隊の体制を整備する。
①安全面を最優先にしながら、新機体による緊急活動、各種訓練等の実施
②大規模災害を想定した安全かつ効果的な航空運用体制等の整備促進
③緊急消防援助隊中国四国ブロック合同訓練の実施（平成２８年１０月） |
４．評価
■最終評価（年度末時点）
| 進捗評価 |
|---|
| ○（予定どおり） |
| 達成度の評価 |
|---|
| 7 |
| 評価理由 |
|---|
| 今年度は消防防災ヘリによる事故が立て続けに発生した。幸い人身に係るような重大事故には至らなかったが、迅速に再発防止策を講じるとともに、事故防止、安全運航の一層の徹底に努めてきた。 |
| H28年度の取組 | 成果 |
|---|
| 安全かつ迅速で効果的な救急・救助・防災活動を行うため、消防防災ヘリコプターを運航しているが、今年は新機体（ＡＷ１３９）で年間を通した運航を行う初年度であり、機体の初期不具合等の復旧に迅速に対応するとともに、各種出動及び訓練を重ねて活動実績を積んできた。中国・四国ブロック緊急消防援助隊合同訓練は、鳥取県中部地震が発生したことから中止となったが、この地震では迅速な応援要請等を行い、初動体制を確保し、消防防災ヘリによる情報収集、災害応急対応等を行った。 | 県内全域にわたり、ヘリコプターの機動力を駆使して迅速で効果的な活動を行うため、消防防災ヘリコプターを運航するとともに、消防防災航空隊の体制を確保した。
①平成２８年１０月に発生した鳥取県中部地震では、隣県への応援要請を行い、初期段階の情報収集に万全を期した。また、住宅被害等が多数発生したため、被災地の被害調査のため、数回に分けて運航を行った。
②上期に発生した事故を受けて、場外離着陸場の分類見直しを行い、安全な離着陸が出来る場外を特定するとともに、消防局には地上支援を安全且つ円滑に実施していただくため研修を実施した。
③ドクヘリ（豊岡病院）と連携した活動を行うための仕組みを構築し、合同訓練、関係機関と協議等を行い、平成２９年２月からその運用を開始した。 |
| 課題 | 今後の取組 |
|---|
| 消防防災ヘリコプターの安全運航等 | 平成２８年度上半期に消防防災ヘリ活動中において、場外離着陸場での駐車車両の破損事故及び機体装備品の落下事故が発生した。二度と同様の事故が発生しないように、再発防止を徹底し、原点に立ち返って安全を確保して運航を行っていく。また、平成２９年３月には長野県防災ヘリが訓練飛行中に墜落し、隊員９名が亡くなるといった過去にない大事故が発生した。消防防災ヘリの活動においては、安全を最優先した訓練・緊急出動を行う必要があり、運航体制の見直し等についても検討を行っていく。
また、鳥取県中部地震でのヘリによる活動と課題を整理した上で、大災害発生時の航空運用調整等について関係機関で協議を行っていく。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎：予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。