福祉保健部 子育て王国推進局 喜多原学園の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 喜多原学園 所属長名 馬詰俊哉 電話番号 0859-27-1611
組織ミッション
○被包感(包み込まれている感じ)のある施設及び寮舎の運営 ○児童ひとり一人の特徴を理解した個別支援(自立支援計画、自立支援プログラム、心理ケアの充実、中卒児支援の模索) ○情報の共有による一貫した支援(施設職員及び分校教員との合同朝会、月1回の指導課会、月2回の寮会、電子会議室等) ○児童相談所、学校等の関係機関との日常的な連携 ○開かれた施設運営
1.政策内容と目標
(1)政策内容
「社会的養護の推進」における自立支援の内容の向上
(2)今年度の目標
社会的養護の推進」のため入所児童の権利擁護及び児童支援に関する職員の意識・資質の向上
社会的ニーズに沿った施設整備の検証関係機関と連携し、社会的ニーズに沿った施設体制の整備の検証。
(参考)該当する長期的目標
政策項目 | 元気づくり総合戦略 | 将来ビジョン | 環境イニシアティブプラン | アクションプラン(教育振興基本計画) | その他 |
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○
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●将来ビジョンの取組の方向性(該当所属のみ)
番号 | 大項目 | 取組みの方向性 |
1 | X【支え合う】お互いを認め、尊重して、支え合う | C児童虐待の発生予防、早期発見・対応、入所施設や里親制度など、総合的な支援体制の整備を推進します。入所施設との連携による親支援を充実し、家庭復帰に向けた取組を推進します。 |
2 | Y【育む】次代に向けて、躍動する「ひと」を育む | @家庭、地域、企業、NPO、行政等が連携し、地域が一体となって「家庭・地域の教育力の確立」を目指します。 |
●所属で設定する長期目標(設定がある場合のみ)
○入所児童の権利擁護○個別支援の推進(自立支援計画、自立支援プログラム、心理ケアの充実、中卒児支援の模索)○家族関係支援の強化
○関係機関と連携し、社会的ニーズに沿った施設体制の整備を考える。
2.測定指標
測定指標なし
3.目標を実現するための主要事業・主要制度
番号 | 主要事業・主要制度 | 事業概要・スケジュール |
1 | 喜多原学園中卒児童支援事業 (予算額(事業費)3207千円) | |
4.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
△(やや遅れ) |
達成度の評価 |
7 |
評価理由 |
将来構想についての、学園内の意思の統一が図れなかった。 |
H28年度の取組 | 成果 |
上半期の時点で直接処遇職員全員に、児童の権利擁護に関するチェック表を実施し「権利擁護」についての自覚をも持たせた。 | 全職員が自覚を持って職務を遂行できた。 |
第三者評価を実施。比較的高評価を得ることができており、職員も自信が持てた。 | 全職員が自覚を持って職務を遂行できた。 |
本課、児相を交えた「あり方検討会」を実施し、先進地視察も行い | 県外施設を視察し、資料を収集することはできたが、学園内の今後の方針について十分な話し合いができず、様々な見解の相違もあって学園としてのの意見を統一することができなかった。 |
課題 | 今後の取組 |
人事異動等もあり、毎年、同様の取り組みが必要。
施設の専門性を考慮すると、数年間在職後の人事異動によって、職員の職場に対する愛着や改善意欲等が定着しにくい状況がある。将来を見据えて、長期定着型(施設採用)の職員配置も必要と考える。 | 毎年、年度当初に同様の取り組みを繰り返し実施していく。
施設職員の育成については、研修を受講することも大切であるが、長い経験の中で様々な場面を体験することによって積み重ねられるものであり、数年の在籍期間で簡単に習得できることではないので、じっくり施設職員としての自覚と資質を育てていきたい。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。