生活環境部 緑豊かな自然課の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 緑豊かな自然課 所属長名 池内富久 電話番号 0857-26-7199
組織ミッション
緑豊かな自然環境を未来に引き継ぎ、自然と共生する快適な地域づくりを目指します ・自然環境の保全と活用 ・自然公園の適切な維持管理と魅力の創造発信 ・都市公園を核とした鳥取らしい緑づくりの推進
1.政策内容と目標
(1)政策内容
自然環境の保全・再生と野生動植物との共生社会の実現
(2)今年度の目標
住民団体等からの意見を聴取し、生物多様性地域戦略の骨子を策定するとともに、全国ホタル研究会など地域住民による野生動植物の普及啓発や教育実践に取り組む活動を支援していく。
(参考)該当する長期的目標
政策項目 | 元気づくり総合戦略 | 将来ビジョン | 環境イニシアティブプラン | アクションプラン(教育振興基本計画) | その他 |
○
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○
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○
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●将来ビジョンの取組の方向性(該当所属のみ)
番号 | 大項目 | 取組みの方向性 |
1 | V【守る】鳥取県の豊かな恵み・生活を守り、次代へつなぐ | @県民、自然保護団体、NPO等と行政との協働に積極的に取り組みながら、自然環境の保全・再生を推進します。 |
●環境イニシアティブプラン
番号 | 目標 | 施策 | 具体的な目標 |
1 | 【4 自然共生】自然がもたらす恩恵を持続的に享受できる健全な自然生態系の確保 | 4-2 生物多様性・健全な自然生態系の保全 | 生物多様性地域戦略の策定 |
2.測定指標
指標1
指標名 | 指標の分類 |
希少野生動植物の保護管理団体の認定数 | 成果指標 |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 0団体 | 13団体 | 14団体 | | 14団体 |
時点 | 平成15年度 | | | | 平成30年度 |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
環境イニシアティブプラン | | 本県独自の制度であり、県民と協働で取り組む自然環境保全の指標となり得るため。 |
3.目標を実現するための主要事業・主要制度
番号 | 主要事業・主要制度 | 事業概要・スケジュール |
1 | 生物多様性保全事業 (予算額(事業費)9294千円) | ・生物多様性地域戦略の策定 ・希少野生動植物保護対策 ・外来生物防除事業 ・希少野生動植物教育実践活動補助金 ・全国ホタル研究会開催支援補助金 ・大山山頂ヒメボタル生息調査 |
2 | 特定鳥獣保護管理事業 (予算額(事業費)34263千円) | ・クマ、イノシシ等特定鳥獣に係る生息調査の実施 ・クマ追跡調査、遭遇回避対策等による人間社会との共生 |
4.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
○(予定どおり) |
達成度の評価 |
8 |
評価理由 |
おおむね年度内予定の計画策定等を実施できた。 |
H28年度の取組 | 成果 |
○ 全国ホタル研究会の開催、大山山頂ヒメボタル生息調査実施 | 7/2に「第49回全国ホタル研究会鳥取県よなご大会」開催。全国から約500名の参加者。 |
○ クマ、イノシシ、ニホンジカの生息調査の実施 | 年度内の野生鳥獣保護・管理計画策定に向け調査を実施した。 |
○ クマ追跡調査、遭遇回避対策等による人間社会との共生 | 通年でのクマ追跡調査により里山付近への個体異動の察知と市町村への早期情報提供を行い、不慮の遭遇等よる事故発生の未然防止を行った。
合わせて、年度末に策定した第1種鳥獣保護計画(ツキノワグマ)において、ゾーニングによる人とクマの棲み分けを図り、クマの保護を図る一方住民生活への被害防止の両立を推進することとした。 |
○ 希少野生動植物保護対策、外来生物防除 | 県内自然保護団体と連携し、希少野生動植物の保護と外来生物の防除活動を推進した。 |
○ 生物多様性地域戦略の策定 | 団体ヒアリング等で出された多くの意見を踏まえた計画内容とすべく、意見交換会や県関係課との連絡会を開催した。
次年度、計画の詳細を詰め、上半期での策定を進める。 |
課題 | 今後の取組 |
○ 大山山頂ヒメボタル生息調査実施 | 平成28年〜平成30年の三カ年で生息調査を実施する計画であり、引き続き調査を進める一方、結果を取りまとめリニューアルする大山自然歴史館においてその魅力を広く県民へPRする。 |
○ クマ追跡調査、遭遇回避対策等による人間社会との共生 | 策定した保護計画のゾーニングを実践するため、地元住民や市町村を対象とした説明会等を開催し、効果的な保護・防除対策の推進を図る。 |
○ 希少野生動植物保護対策、外来生物防除 | 取り組みを実践する保護団体を育成する面からも、引き続き県内の取り組みへの支援を行い、官民一体となった取り組みに拡大させると共に、活動の定着を図る。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。