教育委員会 中部教育局の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 中部教育局 所属長名 中田朱美 電話番号 0858-23-3250
組織ミッション
市町教育委員会との協働と学校・地域との連携による教育力の向上
1.政策内容と目標
(1)政策内容
@教員の資質向上や指導力、授業力の向上
(2)今年度の目標
・2020年の学習指導要領の完全実施による小学校での英語の教科化や中学校での英語による授業実施に向けて、教員の指導力向上や児童生徒が実際に英語のコミュニケーション活動を体験できる機会の拡充等、先導的な英語教育を推進します。
(参考)該当する長期的目標
政策項目 | 元気づくり総合戦略 | 将来ビジョン | 環境イニシアティブプラン | アクションプラン(教育振興基本計画) | その他 |
|
|
○
|
|
○
|
|
●政策項目
●元気づくり総合戦略
●アクションプラン(教育振興基本計画)
施策目標 | |
3 学校を支える教育環境の充実 | (12)人的、物的な教育資源の充実 |
2.測定指標
測定指標なし
3.目標を実現するための主要事業・主要制度
番号 | 主要事業・主要制度 | 事業概要・スケジュール |
1 | 授業力向上への取組 (予算額(事業費)千円) | 学校教育目標の達成につなげるため、各校が充実した校内研究が実施できるよう支援する。ニーズに合わせた研修や情報提供を行い、教職員の資質向上を図る。 |
4.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
○(予定どおり) |
達成度の評価 |
|
評価理由 |
中部地区講師研修会、中部地区外国語担当者研修会を実施し、どちらの研修会においても、参加者から高い肯定的評価を得ている。さらに、全ての小学校、中学校へ訪問し、授業参観を行い、授業改善についての指導助言を行うことができた。 |
H28年度の取組 | 成果 |
@ 中部地区講師研修会を実施し、講師の授業力向上を目指した。第1回研修会では、「単元を見通した授業づくり」の大切さを伝え、指導案作成を行った。第2回研修会は、小学校2校を会場として授業研究会を実施した。(全体研修1回、授業研究会2会場)
A 中部地区外国語担当者研修会を実施し、今後の英語教育の方向性について研修を行なった。第1回研修会では、全体での講義や校種ごとの演習等を行なった後、中学校区で実施する授業研究会についての協議を行なった。第2回研修会は、各中学校区での授業研究会を実施した。(全体研修1回、中学校区での授業研究会8会場)
B 要請訪問、各市町の計画訪問への同行等において、授業参観、授業改善についての指導助言を行なった。 | @ 第1回研修会の参加者アンケートでは98.6%の肯定的評価を得た(未記入1.4%)。研修をもとに各講師は指導案を作成、自校で実践し管理職からの指導を受けた。第2回研修会の授業研究会では各自が自校で受けた指導をもとに協議を行うことができていた。
A 第1回研修会の参加者アンケートでは、小学校100%、中学校91%の肯定的評価を得た。各中学校区での授業研究会では、小中連携の体制が定着してきており、参加者のアンケートでは、全ての会場で100%の肯定的評価を得た。
B 全ての小・中学校へ訪問し授業参観、指導助言を行った。複数回の訪問により年間を通し授業改善に関わることができた学校もあった。 |
課題 | 今後の取組 |
@ 今後増えることが見込まれる講師の授業力向上は、喫緊の課題であり、今後も充実させていく必要がある。講師経験にも差があるため、研修内容について十分な検討を行い、工夫する必要がある。
A 小学校への外国語導入に向けて、研修内容と小中連携のさらなる充実が必要となる。
B 各学校が授業研究会を実施しているが、そこで明らかになった授業改善のポイントが日々の授業へ生かされていない状況がある。 | @「中部版スクラム教育(第3期)」事業における連絡協議会等の機会を利用して、講師の状況や学校のニーズを把握し、研修内容の工夫につなげる。 A 来年度も全体研修1回、各中学校区での授業研究会を実施し、さらなる充実につなげる。
B 学校訪問、授業研究会等の機会を捉えて、日々の授業改善への意識を高める助言を行う。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。