農林水産部 農地・水保全課の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 農地・水保全課 所属長名 俵俊一 電話番号 0857-26-7319
組織ミッション
地域の農業戦略を支える生産基盤の整備・保全を行い、低コストで多様な農業が展開できるよう支援していく。 1 生産基盤の整備・保全・利用を支援 2 農村の身近な農地や水路を地域ぐるみで保全する活動を支援 3 住みよいまち・むらづくりの実現を支援
1.政策内容と目標
(1)政策内容
共生の里づくりの推進
(2)今年度の目標
新規協定の締結(毎年1件程度の締結を目指す)
(参考)該当する長期的目標
政策項目 | 元気づくり総合戦略 | 将来ビジョン | 環境イニシアティブプラン | アクションプラン(教育振興基本計画) | その他 |
|
|
|
|
|
|
U人々の絆が結ばれた鳥取のまちに住む | (3)支え愛 | A中山間地域の安心と元気をつくる |
●所属で設定する長期目標(設定がある場合のみ)
企業と農村集落のニーズのマッチングにより、農村環境の維持と保全を図る。
2.測定指標
指標1
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 0 | 8 | 9 | 12 | 10 |
時点 | H22年度末 | H27年度末 | H28年度末 | H28年度末 | H35年度末 |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
総合戦略 | 鳥取県農業活力増進プラン | 県内外との企業や市街地住民との連携により、中山間地域の農地や農業用施設など地域資源の保全と活用を図るため、鳥取県農業活力増進プランにより目標値を設定 |
3.目標を実現するための主要事業・主要制度
番号 | 主要事業・主要制度 | 事業概要・スケジュール |
1 | みんなで取り組む農山村保全活動支援事業(共生の里推進加速化事業、むら・まち支え合い共生促進事業) (予算額(事業費)4100千円) | 中山間地域の農村と、社会貢献活動に意欲のある企業や市街地住民が連携し、農地や農業用水路などの地域資源の保全活動を行いながら、遊休農地の再生や農産物の生産、加工品づくりなどにも取り組み、農業・農村の活性化を図る。 |
4.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
◎(予定以上) |
達成度の評価 |
10 |
評価理由 |
新規取組の拡大を推進した結果、目標を大きく上回る実績となった。 |
H28年度の取組 | 成果 |
新規地区の拡大に向け、市町村と連携し、農村集落や企業、公民館等への事業説明を積極的に行いながら事業推進に努めた。 | 企業と農村の連携(とっとり共生の里)で2地区、市街地住民と農村の連携(むら・まち支え合い共生の里)で2地区の新規協定を締結した。 |
各地区の活動を広くPRするため、活動毎に報道資料提供を行うとともに、課のホームページやフェイスブックを活用し情報発信に努めた。 | 各活動の実施状況についての新聞での紹介記事や、ケーブルテレビ放映等取り上げられ、本事業の認知度があがってきており、農村から話を聞きたいと行った要望が出てきた。 |
各地区の活動に積極的に参加し、活動状況の把握や意見の聞き取りを行い、課題や今後の取り組みの方向性について随時話し合いを行った。 | 農村と外部サポーターとが、より良い活動となるよう創意工夫しながら活動を行っており、農村に元気、やる気がでてきたと感じられる。特に2年目を迎えた地区は、農産物をどのようにして販売につなげ、収益を上げていくかといった視点での話し合いや活動が進められており、活動が深化してきている。 |
他地区の取組状況を共有するため、情報交換会を開催すると共に、取組事例集を作成し配布した。 | 事例発表やグループ討議を行った結果、他地区の状況や課題等が共有でき、今後の活動に活かせるといった意見をもらうことができた。 |
課題 | 今後の取組 |
企業、市街地住民においては、既に他の社会貢献活動に取り組んでいる場合が多いため、労力的に共生の里まで対応できない場合が多い。 | 単なる労務提供ではなく、企業や市街地にもメリットとなるような活動内容・仕組みを検討しながら、更なるマッチングに向けて事業推進を図るとともに、前向きな回答が得られた場合は取組事例集を配布し、具体的な取組イメージを分かり易く説明していく。 |
農村においては、リーダーとなる人材がいないため、外部のサポーターを受け入れる環境が整えられないことから、対応できない場合が多い。 | 市町村と連携し、既活動地区の事例を紹介しながら、無理のない範囲内で活動すればよいということを丁寧に説明し、事業推進を図る。 |
むら・まち支え合い共生の里は3年目を迎え、事業終期が来ることから、2期目に向けた制度設計が必要である。 | 活動の継続と自立的な活動への転換を促していくとともに、できるだけ行政の関与を減らす方向で支援策を検討していく。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。