教育委員会 小中学校課の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 小中学校課 所属長名 小林 傳 電話番号 0857-26-7509
組織ミッション
幼稚園や小中学校において、子どもたちの「生きる力」を育成するための支援を行うこと
1.政策内容と目標
(1)政策内容
@幼児教育の充実
(2)今年度の目標
・「鳥取県幼児教育振興プログラム」(改訂版)や「鳥取県幼保小連携カリキュラム」を活用した取組を展開し、幼児教育の充実に取り組みます。
(参考)該当する長期的目標
政策項目 | 元気づくり総合戦略 | 将来ビジョン | 環境イニシアティブプラン | アクションプラン(教育振興基本計画) | その他 |
|
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○
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|
○
|
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●政策項目
●元気づくり総合戦略
●アクションプラン(教育振興基本計画)
施策目標 | |
2 学ぶ意欲を高める学校教育の推進 | (4)幼児教育の充実 |
2.測定指標
指標1
指標名 | 指標の分類 |
小学校教員による保育所・幼稚園での保育体験研修の実施 | |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | (H24)
15市町村 | (H27)
16市町村 | | 16市町村 | 19市町村
(全市町村) |
時点 | | | | | |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
アクションプラン | | |
指標2
指標名 | 指標の分類 |
幼稚園、保育所及び小学校の連絡協議会の設置や、教職員の交流の機会の設定 | |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | (H24)
83.6% | (H27)
84% | | 86.8% | 全ての小学校区で実施 |
時点 | | | | | |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
アクションプラン | | |
指標3
指標名 | 指標の分類 |
「子どもの育ちを支えるための資料(保育所児童保育要録)」の作成と小学校への送付 | |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | (H24)
100% | (H27)
100% | | 100% | 全ての保育所で実施 |
時点 | | | | | |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
アクションプラン | | |
3.目標を実現するための主要事業・主要制度
番号 | 主要事業・主要制度 | 事業概要・スケジュール |
1 | 幼児教育充実活性化事業 (予算額(事業費)千円) | 「鳥取県幼児教育振興プログラム」、「幼保小連携カリキュラム」に基づき、義務教育以降の学びの基礎となる質の高い幼児教育の全県展開をめざして、幼稚園・保育所・認定こども園の教職員の指導力向上と小学校教育との連携推進を図る。 |
2 | 幼保小連携推進モデル事業 (予算額(事業費)千円) | 効果的な取組(接続期のカリキュラムの作成等)を行う市町村をモデル的に支援し、円滑な接続をめざした幼保小の連携を推進する。 |
4.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
○(予定どおり) |
達成度の評価 |
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評価理由 |
<幼児教育充実活性化事業>
・「鳥取県幼児教育振興プログラム」「幼保小連携カリキュラム」に基づき教職員の指導力向上のための研修会を実施、また平成27年度に作成・配布した園内研修用資料を活用して園内研修等を支援する等、幼児教育・保育の質の向上に向けた取組を推進することができた。
<幼保小連携推進モデル事業>
・4市町で園と小学校教職員の合同研修を行い接続期のカリキュラムを編成する等、各市町の実態に応じた取組を推進することができた。 |
H28年度の取組 | 成果 |
<幼児教育充実活性化事業>
・【幼稚園教員、保育士等を対象とした研修会の実施】8月に国の委託事業を活用して全県対象の「幼稚園教育課程等研究協議会」を開催した(参加者数は105名)。5月下旬〜11月下旬に、東・中・西部の各教育局が各地域で合同研修会を実施した(東、中、西部各5回。参加者数のべ1,262名。)。各地区の研修会では特に「園内研修用資料」を活用した園内研修の進め方や家庭教育支援の大切さと教職員による保護者への働きかけの重要性、及び県教委の実施している派遣事業を活用した幼保小連携等をテーマに実施した。
・【幼保小連携推進のための研修会等の実施】幼保小連携の在り方につき、実践等をもとに幼保小連携推進をテーマにした研修会を開催(対象者:幼稚園・保育所・認定こども園、小学校教職員等 参加者数:176名)。幼保小の連携につき校長会や小学校等で説明を行った。
・【カリキュラムの普及促進】年間を通じて、市町村主催の研修会や園長会、園内研修等に出席して、カリキュラムの活用を通じた幼児教育・保育の充実に向けた取組について説明した。
・【園内研修用資料の作成・配布】「園内研修用資料」(園内研修用DVD、取組事例集)を活用し、県内幼児教育・保育施設、小学校での研修で活用法について説明を行った。(活用171園/208園)
・【幼保一体化に向けた取組】幼保一体化に向けた幼児教育・保育相互理解研修に、受入れ園22園・研修者62名が参加している。 | <幼児教育充実活性化事業>
・「鳥取県幼児教育振興プログラム(改訂版)」及び「鳥取県幼保小連携カリキュラム」の内容に即して、幼稚園教員、保育士等の指導力の向上が進んでおり、各園で特色を生かした取組が広がっている(プログラム活用186園/208園・カリキュラム活用191/208園)。小学校のスタートカリキュラム作成の割合は96.1%と前年を大きく上回るなど幼保小連携に向けた取組が進んでいる。幼保連携の相互理解研修への参加者・受入れ園が拡大し研修内容の充実が図られている。受入れ園にとっても研修者にとっても指導力の向上にとって有効な研修となっている。幼児教育調査(H28.9実施)の結果より、前回調査(H24.5実施)よりも園内・園外における研修内容が充実し、満足度が高くなっていることが明らかになった。 |
<幼保小連携推進モデル事業>
・平成28年度には、小中学校課で3市町、体育保健課で1市が本事業を活用し、園と小学校との円滑な接続に関する取組を行った。市町村への委託事業であり、各市町のめざす方向性に向けて、市町が創意工夫して取組を進めている。 | <幼保小連携推進モデル事業>
・連絡協議会で実践報告を行い各市町の取組状況を把握したりアドバイザーによる指導助言等を受けたりしながら取組が推進されている。
・接続期のカリキュラムを編成することを通して、園と小学校の教職員同士がつながり、相互理解が進んだ。 |
課題 | 今後の取組 |
<幼児教育充実活性化事業>
・カリキュラムや園内研修用資料を活用し「遊びきる子ども」を育むための取組により幼稚園教諭・保育士等の指導力向上を図る。幼保小連携に向けた取組の推進。「幼保小モデル事業」とのつながりを図る。市町村の幼児教育・保育担当者の指導力向上のための取組実施。 | <幼児教育充実活性化事業>
・幼稚園教育要領・保育所保育指針等の改訂内容について、市町村主催の研修会や園長会、園内研修等に出席して、プログラムやカリキュラムの活用を通じた幼児教育・保育の充実に向けた取組について説明を行う。幼保小連携推進モデル事業を実施し、幼保小の円滑な接続に向けて効果的な取組を行う市町を支援するとともに、その成果を全県に普及する(「接続期のカリキュラム」編成ハンドブック作成).市町村等の指導者を対象とした研修会の実施(2回)及び情報提供。 |
<幼保小連携推進モデル事業>
・鳥取県幼保小連携推進研修会で幼・保・小・市町村教育委員会指導主事等が研修する機会があるが、その内容がより多くの小学校や園に伝わる方策をとる必要。市町村による格差や小学校区による取組差が大きく、園関係者だけでなく小学校管理職・教職員へ研修会への参加を広める必要。 | <幼保小連携推進モデル事業>
・研修会参加対象者を小学校教職員へも広げ、園と小学校の共通実践となるようにしていく。
・接続期のカリキュラム編成に向けた参考資料となるハンドブックを作成し、配付することで、全県への波及効果を狙う。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。