農林水産部農業振興戦略監生産振興課の工程表

基本的事項

　所属名　生産振興課　所属長名　永原知明　電話番号　0867-26-7279

○規模の大小に関わらず、創意工夫を凝らして経営発展していくたくましい農家の育成 ○水田フル活用による新たな水田農業の確立 ○次世代に引き継げる収益性の高い農業経営基盤の確立と低コスト施設園芸の推進 ○特産品の育成や直売等の推進による中山間地域の活性化

梨新品種の導入推進

「新甘泉」「秋甘泉」等の植栽を進め、平成２８年度末の梨新品種導入累計１８５ｈａを目指す。

政策項目	元気づくり総合戦略	将来ビジョン	環境イニシアティブプラン	アクションプラン（教育振興基本計画）	その他
○

Ⅰ豊かな自然でのびのび鳥取らしく生きる（２）農林水産業②農林水産業の活力増進

番号	大項目	取組みの方向性
1	Ⅰ【ひらく】地域で・県外で・国外で新時代に向かって扉をひらく	⑤-1年間を通じて切れ目なく本県のいろいろな農産物を出荷するとともに、鳥取オリジナル品種、こだわりのある農産物等（二十世紀梨につながるリレー出荷（連続的な出荷）が可能な梨新品種の導入による鳥取梨のシリーズ化等）を育成・普及します。

鳥取県梨産業活性化ビジョン：平成２７年度末の梨新品種導入累計面積２００ｈａ

指標名	指標の分類
梨の新品種栽培面積	成果指標

	基準値	年度当初値	今年度目標値	今年度実績値	長期的目標値
数値	166ha（暫定：確定次第変更予定）	171ha	185ha		230ha
時点	H28.3時点	H28.3時点	H29.3時点		H31年度末

根拠となる計画等	その他計画の名称	計画指標の選定理由
総合戦略		新梨品種の導入促進を図るため

番号	主要事業・主要制度	事業概要・スケジュール
1	鳥取梨生産振興事業（「新甘泉」「秋甘泉」特別対策事業）　（予算額（事業費）76728千円）	鳥取県から生まれた梨新時代のエース品種「新甘泉」と、それを補完し、自らも飛躍の可能性を秘めた「秋甘泉」を「梨産地とっとり」の新しい顔とするため、植栽面積、生産量の増加に向けた取り組みを支援する。
2	鳥取梨生産振興事業（梨生産拡大事業）　（予算額（事業費）9514千円）	鳥取オリジナル梨品種（「新甘泉」「秋甘泉」は除く）や各産地が振興する品種の生産拡大を進める取り組みを支援する。

進捗評価
○（予定どおり）
達成度の評価
8
評価理由
平成２９年３月末時点の集計で、新品種の植栽面積は暫定値で１８３haまで増加。高接ぎ更新による増加面積が未集計なことから、平成２８年度末の実績は１８５ha程度になると推測しているため。

H28年度の取組	成果
鳥取梨生産振興事業の活用を促すため、事業説明会や紹介を積極的に実施した。	補助事業の活用が積極的に行われたことで、新改植面積及び高接更新面積が拡大した。
早期多収、省力化に効果の高い「ジョイント栽培」の導入を進めるため、専用苗木の育成を支援する補助事業を実施した。	本事業を活用して1,338本のジョイント栽培用苗木が育成され、ジョイント栽培の導入機運が高まった。来年度はさらに2,000本程度の導入が予定されている。

課題	今後の取組
現状はジョイント栽培の導入に必要な専用の２年生大苗の販売・供給量が少ないため、導入を進める上での制限要因になっている。	新たに専用苗木を供給する育苗業者の育成に取り組む予定である。

※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎：予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。