鳥取県正規雇用1万人チャレンジ計画に基づき、@魅力的な雇用の場の創出、A県内外からの人材確保・育成、B雇用の質の向上・正規雇用への転換の具体的な取組を推進する。また、障がい者新規雇用1000人純増を推進する。
番号 | 主要事業・主要制度 | 事業概要・スケジュール |
1 | 女性・中高年者就業支援事業 (予算額(事業費)89,514千円) | 女性や高齢者などの就業支援と中小企業の人材確保を強化するため、「ミドル・シニア」及び「レディーズ」仕事ぷらざ(県内3か所設置)を一体化した「ミドル・シニア・レディーズ仕事ぷらざ」を開設し、求職者と企業双方のニーズに合った職場開拓、マッチングを行うとともに、中小企業の人材確保に向けた取組を行う。
○「ミドル・シニア・レディーズ仕事ぷらざ」の設置
○中小企業の支援、高齢者・女性の就業支援機能の強化
・雇用のミスマッチ解消に向けたセミナー、高齢者の再就職を支援するセミナー、高齢者活用推進セミナー、女性の再就職を支援するセミナー・職場体験講習、産休育休代替職員の登録・マッチング支援、就業基礎能力養成講座 |
2 | 女性の創業応援事業 (予算額(事業費)2,072千円) | 女性が創業しやすい環境を整備するため、女性が創業を考えるきっかけとなるセミナーを開催するとともに、創業後間もない方を対象とした事業継続に向けた支援や、創業した女性同士のネットワークづくりを目的としたセミナーを新たに開催し、女性の創業を支援していく。
○女性のための創業ファーストステップセミナー
○女性起業家のためのフォローアップセミナー |
3 | 若年者就業支援事業 (予算額(事業費)110,326千円) | 県内3地区に若年者の就業支援施設である「若者仕事ぷらざ」を設置し、それぞれに支援員を配置して、若年者に対するきめ細かな相談等を行いながら職業意識の形成、職業人としての基礎的能力の習得を図り、早期就職・職場定着を促進する。また、鳥取と米子に「若者サポートステーション」を設置し、若年無業者の就職支援を行う。
○「若者仕事ぷらざ」の設置(鳥取・倉吉米子)
○若年者就職・定着一貫支援事業
○「若者サポートステーション」の設置(鳥取・米子)
○「鳥取県ふるさとハローワーク」運営事業 |
4 | 障がい者就業定着強化援事業 (予算額(事業費)36,668千円) | 障がい者新規雇用1,000人の実現を図るため、ジョブコーチの設置支援や障がい者雇用アドバイザー設置などにより、企業に対する障がい者雇用の働きかけや定着支援の取組の強化を図る。
○訪問型ジョブコーチ設置促進事業
○訪問型ジョブコーチ養成研修派遣支援事業
○ジョブコーチ体験講習会開催事業
○障がい者雇用アドバイザー配置事業
○職場開拓支援員配置事業
○障がい者雇用推進PR事業
○発達障がい者の就業に向けた訓練モデル検討事業 |
5 | 障がい者就業支援事業 (予算額(事業費)40,920千円) | 県内事業所に対する障がい者雇用の啓発を行うとともに、障がい者就業支援体制の整備を行う。
○障がい者就業・生活支援センターの体制整備事業
○障がい者就業・生活支援センターの定着支援員配置事業
○県版ジョブコーチセンター設置事業
○障がい者職場実習
○障がい者就労ネットワーク事業
○障がい者雇用優良事業等の表彰
○障がい者雇用に関するハンドブック作成
○障がい者雇用推進啓発事業(好事例集作成、精神・発達障がい者雇用対応例示集作成、企業研修会開催)
○各種セミナー、研修会の開催(就業支援基礎研修、障がい者就業支援説明会、初めて障がい者を雇用した事業所研修会) |
6 | 特例子会社設立等助成金 (予算額(事業費)21,250千円) | 特例子会社又は企業内障がい者多数雇用施設の設置を支援し、障がい者の新規雇用を創出していくことを目的として助成金を支給する。 |
H28年度の取組 | 成果 |
女性・中高年者就業支援事業
○「ミドル・シニア・レディーズ仕事ぷらざ」において、就業希望者に対して就業支援員による個別相談・職業紹介を行う。
○企業支援及び女性や高齢者の就労を支援するコーディネーターを新たに配置し、企業の人材確保の支援や女性の再就職支援セミナー、正規雇用を目指す求職者向けのセミナーの開催などを実施。
○非正規雇用で働く方の正規雇用による就労への移行を支援するため、平成28年10月から毎月第1・第3土曜日も開所。 | 雇用情勢の改善に伴い、新規求職者数が減少する中で、平成29年3月末時点で、新規求職者数2,074人に対し、就職者数1,421人でその比率は68.5%であり、目標値を7.8%下回った。
うち、女性については、新規求職者数1,360人に対し、就職者数877人でその比率は64.5%であり、目標率を0.4%上回った。
高齢者の就職者数は、3月末時点で147人であり、年間150名の目標を3人下回った。 |
女性の創業応援事業
女性が創業しやすい環境を整備するため
○女性が創業を考えるきっかけとなるセミナーを開催する。
○創業後間もない方を対象とした事業継続に向けた支援や創業した女性同志のネットワークづくりを目的としたセミナーを開催する。 | 平成28年6月 県内3ヵ所(鳥取、倉吉、米子)で「女性のための創業ファーストステップセミナー」を開催。参加者数:鳥取 18名、倉吉 7名、米子12名 計37名
平成28年12月 県内2ヵ所(鳥取、米子)で「女性起業家のためのフォローアップセミナー」を開催。参加者数:鳥取8名、米子6名 計14名
アンケートの結果、いずれの会場もセミナー満足度は非常に高いものであった。 |
若年者就業支援事業
○県内3地区に若年者の就職支援をワンストップで行う「若者仕事ぷらざ」を設置・運営する。
○「若年者就業支援員」を若者仕事ぷらざに配置し、早期就職を支援する。
○職場体験の機会の提供、多様なカリキュラムによるパソコン講習の実施などによるきめ細やかな支援を実施する。
○座学による基礎的講習から実際に就職した状況に近い実務講習、その後早期就職・職場での定着までを一貫して支援する「若年者就職・定着一貫支援事業」を実施。
○ふるさとハローワーク(境港・八頭)の運営
○通常の就職相談だけでは就職が困難な若者の就業支援を行う「若者サポートステーション」の設置 | ・雇用情勢の改善に伴い、新規求職者数が減少する中で、平成29年3月末時点で、新規相談者数2,248人に対し、就職者数は1,728人でその比率は76.9%であり、目標値を0.6ポイント上回っている。
・平成28年9月末時点で職場体験講習受講者数は6名、パソコン講習受講者数は25名(基礎型15名、習熟型10名)
・「若年者就職・定着一貫支援事業」参加者数 第1回24名、第2回21名 計45名。
就職率は53.3%。
・平成28年7月にふるさとハローワーク八頭で雇用保険業務を開始し、利用者の利便性が高まった。
・よなご若者サポートステーションは利用者が増えているが、とっとり若者サポートステーションの利用者数が伸びていないため、利用者獲得のため更なるPRを行う必要がある。
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