農林水産部 農業振興戦略監 鳥取家畜保健衛生所の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 鳥取家畜保健衛生所 所属長名 安藤 功 電話番号 0857-53-2240
組織ミッション
食のみやこ鳥取県を支える畜産物のブランド化、安定供給の推進 ○安心・安全な畜産物の生産に必要な衛生管理体制を整備する
1.政策内容と目標
(1)政策内容
安心・安全な畜産物の生産に必要な衛生管理体制を整備する
(2)今年度の目標
畜産農家への定期検査による疾病監視と予防指導による疾病のまん延防止及び清浄化
(参考)該当する長期的目標
政策項目 | 元気づくり総合戦略 | 将来ビジョン | 環境イニシアティブプラン | アクションプラン(教育振興基本計画) | その他 |
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○
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●所属で設定する長期目標(設定がある場合のみ)
家畜疾病発生数の低減
2.測定指標
指標1
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 管内発生数(%)10.8%
全国発生数(%)5.2% | 管内発生数(%)10.9%
全国発生数(%)5.3% | 全国発生数(%)以下 | 管内発生数(%)8.4%
全国発生数(%)5.0% | 全国発生数(%)以下 |
時点 | 26年次 | 27年次 | | 28年次 | |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
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3.目標を実現するための主要事業・主要制度
番号 | 主要事業・主要制度 | 事業概要・スケジュール |
1 | 家畜伝染病予防事業 (予算額(事業費)23556千円) | 家畜伝染病予防法に基づく農場検査(通年、肉用牛125戸、酪農65戸、養豚18戸、養鶏36戸) |
2 | 家畜衛生対策事業 (予算額(事業費)20914千円) | 家畜疾病の監視検査、予防指導
1 牛ウイルス性下痢・粘膜病対策(牛191戸)
2 乳房炎検査及び指導(酪農65戸×2回)
3 幼獣疾病対策(下痢・肺炎 牛5戸×4回、豚5戸×4回)
4 牛白血病清浄化対策(和牛繁殖一貫農家1戸) |
3 | 特定家畜伝染病危機管理対策事業 (予算額(事業費)124498千円) | 発生予防のための衛生指導(通年)及び発生の危険性が高い場合の消毒実施
1 死亡、処分鶏等の焼埋却方法、場所の事前調査、調整
2 発生に備えた市町打合せ、防疫演習の開催
3 県境防疫検討会の開催 |
4 | 自衛防疫強化総合対策事業 (予算額(事業費)2831千円) | 牛、豚の伝染性疾病の予防接種推進(肉用牛、酪農、養豚 |
4.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
△(やや遅れ) |
達成度の評価 |
6 |
評価理由 |
全国発生率5.0%に対し、管内発生率8.4%(前年10.9%)と目標達成には至っていないが、監視伝染病の積極的な検査・淘汰により農場の清浄化は徐々に進んでいる |
H28年度の取組 | 成果 |
家畜疾病発生数の低減 | 全国発生率5.0%と全国は横ばい状態であるが、管内の発生率(延べ発生個数/全農家戸数)も8.4%(延べ6戸/71戸)と前年より低減となった。今年度はこれまでのBVDのPI牛摘発淘汰により陽性牛がいなかったことが要因だが、白血病の発生は例年どおりである。 |
課題 | 今後の取組 |
家畜疾病発生数の低減
H27→BVD3件、白血病6件
H28→BVD0件、白血病5件、豚丹毒1件 | BVDに関しては検査による摘発淘汰で農場の清浄化が進んでいるが、白血病に関しては毎年多くの発生が見られ、今後も増加傾向が続くと思われるため、引き続き農家の衛生管理の向上への取り組みが必要となっている。
豚丹毒に関しては近年発生はなかったが、発生農家に対してはワクチン接種の徹底及び早期発見・治療を指導する。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。