元気づくり総本部 元気づくり推進局 参画協働課の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 参画協働課 所属長名 村上敦志 電話番号 0857-26-7594
組織ミッション
○地域の自然、歴史、文化等の特性に応じた地域づくりなどに取り組む地域住民、活動団体などが、地域活性化を図るために行う主体的な取り組みを支援。 ○ボランティア、NPO等の多様な活動の活発化を促進。
1.政策内容と目標
(1)政策内容
NPO・ボランティア活動の促進・支援
(2)今年度の目標
○とっとりの元気づくり会議プロジェクトチームによるテーマごとのプログラムを実施したり、とっとり県民活動活性化センターが実施する伴走型支援に協力して支援を促進するなど、「トットリズム県民運動」を展開する。
○「とっとり創生支援センター」の事業実施と支部機能により、地方創生の推進に向けて、民間団体等が取り組む地方創生に資する取り組みを支援し、官民一体となった取り組みを進めるともに、東部・西部の支援センターは、活性化センターの支部としてNPO活動等への各種対応、運営支援、団体訪問による地域でのネットワーク構築を促進する。
○ボランとりの周知を図り、ボランティア情報(ボランティア登録(個人・団体)、ボランティア募集情報、ボランティア研修イベント情報)の登録を増やし、ボランティアをしたい人とボランティアを求める団体を結びつける。
(参考)該当する長期的目標
政策項目 | 元気づくり総合戦略 | 将来ビジョン | 環境イニシアティブプラン | アクションプラン(教育振興基本計画) | その他 |
○
|
|
|
|
|
|
●将来ビジョンの取組の方向性(該当所属のみ)
番号 | 大項目 | 取組みの方向性 |
1 | U【つなげる】様々な活動・力をつなげ、結集して、持続可能で、魅力あふれる地域を創る | A更に、次のような様々な分野での企業の公益活動・社会貢献活動を促進し、地域、企業の双方の利益が拡大することを目指します。また、このような企業の公益活動・社会貢献活動を県民に知らせ、県民も一緒になって取り組んだりすることにより更に大きな活動となるよう、行政がサポートします。 |
2 | W【楽しむ】いきいきと楽しみながら充実した生活を送る | F様々な年代や様々な分野を経験した方がリーダーとして地域社会を担い、地域活性化に寄与するよう、人材を育成します。 |
2.測定指標
指標1
指標名 | 指標の分類 |
ボランティア活動をしている県民の割合 | 活動指標 |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 0.345 | | | | 0.4 |
時点 | 平成18年度 | | | | 平成28年度 |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
その他計画等 | 総務省社会生活基本調査 | 全国との比較が可能 |
3.目標を実現するための主要事業・主要制度
番号 | 主要事業・主要制度 | 事業概要・スケジュール |
1 | トットリズム推進事業 (予算額(事業費)66675千円) | @とっとりの元気づくりプロジェクト
鳥取県固有の強みを生かすテーマを設定して民間主体のPTを東・中・西部のとっとりの元気づくり会議に立ち上げ、テーマごとにプログラムを実施
Aとっとり県民活動活性化センターによる支援
とっとり県民活動活性化センターが地域づくり活動に取り組む団体等に寄り添い、資金調達や人材確保といった課題の解決に向けて行う支援事業を委託・補助(クラウドファンディング」支援事業、社会人ボランティア(プロボノ)推進事業、寄附付き商品開発普及事業) |
2 | とっとり県民活動活性化センター事業 (予算額(事業費)56933千円) | @ボランティア活動支援事業
地方創生にあたり県民の主体的な活動が促進されるよう、県民の社会参画機会の創出、促進する事業を実施
A地域づくり活動支援事業
地方創生に資する地域づくりが継続・発展するよう、先進事例視察に要する経費の補助、情報発信等を実施
BNPO活動支援事業
NPOの育成、活動基盤の強化を図るため、基盤強化研修、実態把握、専門家派遣等を実施
C共通支援事業
県民活動に共通する課題に対応するため、きめ細かな相談体制の整備、情報発信等を実施 |
4.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
○(予定どおり) |
達成度の評価 |
7 |
評価理由 |
○とっとりの元気づくりプロジェクトを通じて、これまであまり関係のなった団体同士が新たにネットワークで結ばれ、普段の活動においても連携の芽が出てきた。
○とっとり創生支援センターでは、平成29年度2月末時点で相談件数が292件となり、今年度の目標件数(200件)を達成することができた。(27年度:277件)
○「クラウドファンディング支援事業」や「寄附付き商品開発普及事業」など、今年度新たに実施した事業等の実績をとっとり県民活動活性化センターと連携して行った。
○ボランとりについては、ボランティア情報提供件数が平成29年3月末時点で226件となり、目標(平成27〜31年度:500件)に対して順調に推移している。ボランとり登録者は平成29年3月末時点で239名となり、平成27年度当初の174名から65名増加しており、ボランティア活動者の登録も徐々に進んでいる。 |
H28年度の取組 | 成果 |
東・中・西部における活動団体等が主体となった「とっとりの元気づくりプロジェクト」の実施 | 東・中・西部地区において鳥取県の強みを活かしたプロジェクトを実施した。
○東部:豊かな自然の魅力を最大限発信する人たち「とっとり人」を紹介する情報誌を作成など
○中部:地域づくりのノウハウの共有や情報交換を行う交流の場(まちづくりカフェ)を設定など
○西部:古民家を上手に活用したイベントの開催など
プロジェクトを進めて行くうえで、これまであまり関わりを持っていなかった団体同士がつながり、普段の活動においても連携の芽が出てきた。 |
とっとり創生支援センターによる伴走型支援の実施 | 地方創生に係る相談件数 292件(2月末現在) |
とっとり県民活動活性化センターにおいて次の事業を実施
@クラウドファンデング支援事業
A社会人ボランティア(プロボノ)推進事業
B寄附付き商品開発普及事業 | @実施案件 5件、うち資金調達達成 4件(3月末現在)
Aプロボノワーカー(担い手)登録者 21人、2プロジェクトを実施した。
B2社3件実施 |
ボランとりの更なる周知 | 平成28年11月に岩美町社会福祉協議会主催のイベントにてボランとりのPRを行い、2名登録した。
平成28年8月に智頭町老人クラブ、同年9月に鳥取市老人クラブに対し、とっとりシニア人財バンクの募集チラシを30枚配布した。
サイトでの登録が困難な方に対して、入力項目を減らした上で紙での登録を受け付け、3名登録した。 |
課題 | 今後の取組 |
とっとりの元気づくりプロジェクトの推進 | 引き続き日本財団、とっとり県民活動活性化センターと連携しながら、設定した課題解決に向けた取組の実施や地域の魅力などの情報発信等を推進していく。 |
NPO等の活動への県民参加の推進 | とっとり県民活動活性化センターと連携して、社会人・若者ボランティア(プロボノ)やクラウドファンディング、寄附付き商品(お買い物チャリティー)など、県民が県内NPO等の活動に参加できる仕組みの周知を図るとともに、支援先となる県内NPO等の活動内容を発信していく。 |
ボランとり」の周知しサイト利用促進 | 関係機関と連携しながらボランティア募集情報の充実を図るとともに、県内で開催されるボランティア関係のイベント等に出向いて直接「ボランとり」のPRを行う。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。