教育委員会 体育保健課の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 体育保健課 所属長名 吉田 朋幸 電話番号 0857-26-7528
組織ミッション
○児童生徒が生涯にわたって運動を親しむための資質や能力の育成 ○児童生徒が生涯にわたって心身共に健康で安全な生活を送るための基礎づくり
1.政策内容と目標
(1)政策内容
A少年期(小学校〜高等学校)の適正なスポーツ活動の充実
(2)今年度の目標
・運動機会を充実させるとともに、体力テスト結果を分析し効果的に活用することにより、児童生徒の体力向上を図ります。
(参考)該当する長期的目標
政策項目 | 元気づくり総合戦略 | 将来ビジョン | 環境イニシアティブプラン | アクションプラン(教育振興基本計画) | その他 |
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○
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○
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●政策項目
●元気づくり総合戦略
●アクションプラン(教育振興基本計画)
施策目標 | |
4 生涯にわたって運動、スポーツに親しむ環境づくり | (15)ライフステージに応じた運動、スポーツ活動の充実 |
2.測定指標
測定指標なし
3.目標を実現するための主要事業・主要制度
番号 | 主要事業・主要制度 | 事業概要・スケジュール |
1 | 子どもの体力向上推進プロジェクト事業 (予算額(事業費)千円) | 子どもの体力・運動能力が低下、二極化の傾向にある鳥取県の課題を解決し、運動の習慣化及び体力の向上を図るため、地域の指導者等を学校に派遣するなど、運動機会の確保及び充実を図る。
・チームとっとり元気キッズ育成モデル校事業
・児童生徒の体力向上支援事業 |
2 | とっとり元気キッズ幼保小連携推進モデル事業 (予算額(事業費)千円) | モデル地域を指定(1箇所)し、幼稚園・保育所と小学校低学年のつながりを踏まえ、多様な動きを習得できる楽しい運動あそび又は体育学習のあり方を実践研究し、その成果を県内に普及する。(NPO法人に委託して実施) |
4.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
○(予定どおり) |
達成度の評価 |
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評価理由 |
<子どもの体力向上推進プロジェクト事業>
・体力・運動能力調査の体力合計点では全国平均値を上回り全体的には低下に歯止めがかかっている。体力・運動能力調査で柔軟性を測る長座体前屈の結果が低く、引き続き取り組みが必要。運動実施時間による体力・運動能力の二極化への対応が引き続き必要。
<とっとり元気キッズ幼保小連携推進モデル事業>
・事業を委託した境港市において運動指導者の派遣や先進地視察等取組が進み、保育園・小学校低学年での運動プログラムの実践が行われた。 |
H28年度の取組 | 成果 |
<子どもの体力向上推進プロジェクト事業>
・鳥取県子どもの体力向上支援委員会を年2回開催し(10月の第1回は鳥取県中部地震のため中止)、県内児童生徒の課題把握、改善策の検討を行った。また、とっとり元気キッズ体力向上モデル事業を実施し、3つのモデル地域(学校・園)で各校の課題や県の課題に応じた取組が進められた。体育主任等連絡協議会を開催し、全県の先生方と体力の向上について協議を行った。また、県の児童生徒の課題である柔軟性の向上に向け、「毎月17日は柔軟の日」ポスターを作成し、各学校に配布し啓発した。さらに、遊びの王様ランキングを実施し、年間330チーム参加。トップアスリート派遣事業は、年11回派遣。 | <子どもの体力向上推進プロジェクト事業>
・鳥取県子どもの体力向上支援委員会では、平成28年度から養護教諭を委員に加え体力の向上を運動面や生活面の幅広い立場から向上策を検討することができ、その成果を体力つくり報告書等で全県に周知することができた。とっとり元気キッズモデル事業のモデル地域からは課題となる種目の数値の改善が見られ、その成果をリーフレットにまとめ、全県に配布して周知することができた。体育主任等連絡協議会において県内児童生徒の課題である柔軟性の向上策や体育学習の充実について協議を行い、実践を広めることができた。
・遊びの王様ランキングでは放課後児童クラブ、中学校の参加等、小学校以外の団体の参加が見られた。 |
<とっとり元気キッズ幼保小連携推進モデル事業>
・事業実施地域として境港市を指定。多様な動きを身に付けるため低学年の体育学習に運動指導者を派遣。先進地視察等の取組が行われた。 | <とっとり元気キッズ幼保小連携推進モデル事業>
・運動指導者の活用で小学校低学年の発達段階に応じた運動指導が行われた。保育園・小学校低学年での運動プログラムの在り方の研究が進んだ。 |
課題 | 今後の取組 |
<子どもの体力向上推進プロジェクト事業>
・児童生徒の柔軟性を向上させること。また、日常生活の中に運動が位置づけられるよう、家庭や地域を巻き込むための方策を検討すること。 | <子どもの体力向上推進プロジェクト事業>
・「毎月17日は柔軟の日」の取組を各校に呼びかける。学校に出向いて遊びの王様ランキングを実施する取組を進める。体力・運動能力調査結果を集計・分析し各市町村、学校に取組の改善を呼びかける。 |
<とっとり元気キッズ幼保小連携推進モデル事業>
・今年度の取組成果(体力・運動能力向上)の検証。平成29年度の事業実施地域の設定。 | <とっとり元気キッズ幼保小連携推進モデル事業>
・モデル事業実施を各市町村に依頼し、事業実施に結びつける。
・平成29年度鳥取県体力・運動能力調査結果を活用して体力・運動能力面での成果を検証する。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。