平成28年度工程表
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福祉保健部 健康医療局 健康政策課の工程表

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基本的事項

所管組織、所管責任者


 所属名 健康政策課 所属長名 影山知也 電話番号 0857-26-7191

組織ミッション

1 日々の健康づくりが当たり前に取組まれる「健康づくり文化」を創造し、県民に定着させ、県内で様々な健康づくりが取組まれるようにする。 2 がん検診受診率向上などがん対策を推進する。 3 新型インフルエンザをはじめとした感染症に対応できる体制(医療体制を含む)を整備する。

1.政策内容と目標

(1)政策内容

日々の健康づくりが当たり前に取り組まれる「健康づくり文化」の創造

(2)今年度の目標

25年度に改定した健康づくり文化創造プランと食育プランの数値目標の達成に向けて、各種施策の展開、県民への普及啓発を図っていく。

(参考)該当する長期的目標

政策項目元気づくり総合戦略将来ビジョン環境イニシアティブプランアクションプラン(教育振興基本計画)その他

●将来ビジョンの取組の方向性(該当所属のみ)

番号大項目取組みの方向性
1X【支え合う】お互いを認め、尊重して、支え合うD全ての世代が健康に関心を持ち、「日常的な運動文化」「健康を支える食文化」「心と体の健やか文化」の3つの柱で県民運動に取り組み、社会全体で「健康づくり文化」を創造します。
2X【支え合う】お互いを認め、尊重して、支え合うE健全な食習慣の定着、食に関する正しい知識の習得、食に関する感謝の心のかん養、豊かな食文化の継承等を通じ、県民一人ひとりの食を通して健やかに生きる力を育む「食育」を推進します。
3X【支え合う】お互いを認め、尊重して、支え合うF生涯スポーツ等の健康づくりの地域への浸透、検診の受診の向上等を進め、男性の平均寿命の全国順位を女性と同様、上位10位まで引き上げます。
4X【支え合う】お互いを認め、尊重して、支え合うG特定健康診査、特定保健指導、歯科検診の充実等により、メタボリックシンドロームの改善及び糖尿病等の生活習慣病の発生予防を推進します。
5Y【育む】次代に向けて、躍動する「ひと」を育むB健全な食習慣の定着を目指し、生産者、家庭、地域等の連携による「食育」「食農」教育を推進します。「食」を中心とした学校・家庭・地域のつながりを深めます。

●所属で設定する長期目標(設定がある場合のみ)

健康づくり文化創造プラン

2.測定指標

指標1

指標名指標の分類
生活習慣病死亡率 (年齢調整死亡率(10万人対))成果指標
基準値年度当初値今年度目標値今年度実績値長期的目標値
数値237.7人減らす
時点H22
根拠となる計画等その他計画の名称計画指標の選定理由
将来ビジョン その他計画等健康づくり文化創造プラン県民の生活習慣病の状況についての指標として適当であるため。

指標2

指標名指標の分類
主食・主菜・副菜の揃った食事をする県民の増加
基準値年度当初値今年度目標値今年度実績値長期的目標値
数値90%90%93%95%
時点H22H22H28H29
根拠となる計画等その他計画の名称計画指標の選定理由
将来ビジョン その他計画等健康づくり文化創造プラン県民が適切な食生活をしているかどうかを判断するのに適当な指標であるため。

指標3

指標名指標の分類
一日の歩数成果指標
基準値年度当初値今年度目標値今年度実績値長期的目標値
数値 男性6,627歩 女性5,473歩男性6,337歩 女性5,963歩男性7,500歩 女性6,700歩男性8,000歩 女性7,000歩
時点H22H24H28H29
根拠となる計画等その他計画の名称計画指標の選定理由
将来ビジョン その他計画等健康づくり文化創造プラン県民の日常的な運動量を計るのに適当な指標であるため。

指標4

指標名指標の分類
自死者数成果指標
基準値年度当初値今年度目標値今年度実績値長期的目標値
数値145人109減らす
時点H22H26H29
根拠となる計画等その他計画の名称計画指標の選定理由
将来ビジョン その他計画等健康づくり文化創造プラン自死対策の効果を計る直接の指標であるため。

指標5

指標名指標の分類
自分の歯を有する者の割合(40歳代で喪失歯のない者の割合)成果指標
基準値年度当初値今年度目標値今年度実績値長期的目標値
数値62.2%62.2%68%70%
時点H22H22H28H29
根拠となる計画等その他計画の名称計画指標の選定理由
将来ビジョン その他計画等健康づくり文化創造プラン歯の健康に関する指標として適当であるため。

指標6

指標名指標の分類
特定健診受診率成果指標
基準値年度当初値今年度目標値今年度実績値長期的目標値
数値33.2%39.5%70%
時点H22H25H29
根拠となる計画等その他計画の名称計画指標の選定理由
将来ビジョン その他計画等健康づくり文化創造プラン特定健診の受診率は、県民の健康づくりに対する意識を図るのに適当であるため

指標7

指標名指標の分類
メタボリックシンドロームの該当者及び予備群成果指標
基準値年度当初値今年度目標値今年度実績値長期的目標値
数値67,359人6,500856,000人
時点H23H25H29
根拠となる計画等その他計画の名称計画指標の選定理由
将来ビジョン その他計画等健康づくり文化創造プラン県民の生活習慣の改善状況についての指標として適当であるため。

3.目標を実現するための主要事業・主要制度

番号主要事業・主要制度事業概要・スケジュール
1ココカラげんき鳥取県推進事業 (予算額(事業費)10,382千円)健康・長寿の鳥取県を目指すため、一次予防としての運動習慣を定着させることが必要であり、誰でも手軽に取り組めるウォーキングをはじめ、県民が健康づくりに取り組めよう、各種事業(ウォーキング立県19のまちを歩こう事業、ウォーキング立県推進事業補助金、職域から始める健康づくり推進事業、健康マイレージ支援事業補助金、地域の健康寿命アップ促進事業補助金)を展開する。
2健康づくり推進事業 (予算額(事業費)9,654千円)県民一人ひとりが健康づくりの大切さを認識し、日常的に、地域や職域で良い生活習慣を実践しようという機運を盛り上げ、世代を超えて受け継がれていく「健康づくり文化」の創造へ繋げる。
3栄養改善指導事業費 (予算額(事業費)14,330千円)「健康づくり文化創造プラン」に定める目標を達成するために、地域における栄養・食生活改善の活動を充実させ、健全な食習慣を実践する県民を増やす。
4みんなで支えあう地域づくり事業(地域自死対策強化事業) (予算額(事業費)37,049千円)自死を防ぐための相談体制の整備、人材養成等により、県内の自死に対する支援及び体制の充実化を図り、もって自殺の防止及び自死遺族者に対する対策の充実に資する。
5歯と口腔の健康づくり推進事業 (予算額(事業費)3,333千円)『鳥取県歯と口腔の健康づくり推進条例』(H25.12月施行)に基づき、総合的な歯科保健施策を推進することで、むし歯や歯周病等歯科疾患有病率の一層の低下を図り、県民の生涯にわたる健康の保持増進に寄与することを目的とする。
6糖尿病予防対策連携強化事業 (予算額(事業費)2,465千円)県民が安心してかかりつけ医療機関で糖尿病の初期治療が受けられる体制の構築を図ることを目的とし、平成24年度から運用を開始した鳥取県・糖尿病医療連携登録医制度の安定した継続を図る。
7みんなで取り組む「まちの保健室」事業 (h28明許) (予算額(事業費)12,570千円)市町村の健康課題を解決するために地区単位で「まちの保健室」を大学等の専門機関と協力して開催するとともに、地域の健康づくりの核となるリーダー養成等を行う。さらに、将来の医師・看護師、栄養士になる学生に地域との関わりを経験させる機会とする

4.評価

■最終評価(年度末時点)

進捗評価
○(予定どおり) 
達成度の評価
7
評価理由
健康経営マイレージ事業は、順調に健康づくり宣言事業所が増加。健康マイレージ支援事業は、2町が新規で実施できた栄養改善指導事業、みんなで支えあう地域づくり事業なども、おおむね予定どおり実施できた。 

H28年度の取組成果
・地域での健康マイレージ支援事業では、市町村が実施する健康マイレージ事業に要する経費に対して助成し、全県への展開を図るとともに、制度の充実によりマイレージ事業の魅力を向上させ、住民参加を促進した。 ・健康経営マイレージについては、事業所が、あらかじめ定められたメニューに従って、社員の健康づくりに取り組んだ場合、事業所に対し、メニューに応じたポイントを付与し、ポイントを多く集めた事業所について、広報・表彰した。更に、その中でも特に優れた取組を行った事業所へは、鳥取県知事表彰を行い、他の事業所にも取り組みを広げた。  ・2町(智頭町、北栄町)に対して助成(補助金)を行い、健康マイレージ事業の新規立ち上げを支援した。 ・健康マイレージ事業に取り組む事業所が、H27年度末の680事業所から、事業所が増加し、1,084事業所(H29年3月末)となった。知事表彰事業所を決定し、優れた取り組みを、広報するなど、健康経営の意識を広める取り組みを実施した。 ・平成28年7月に、鳥取県健康づくり文化創造推進会議を開催し、平成28年度元気な人づくり行動計画を策定した。
歯と口腔の健康づくり推進事業では、デンタルプロフェッショナル派遣事業、職域・地域における歯周疾患検診促進パイロット事業を実施した。 デンタルプロフェッショナル派遣事業(モデル校5校)、職域・地域における歯周疾患検診促進パイロット事業(モデル事業所7ヶ所、モデル地域4町)では、歯科保健の正しい知識の普及や実践行動等につながった。
栄養改善指導事業費で、地域において栄養・食生活改善活動を行う者の専門的知識・技術の向上を図るため、栄養管理、減塩教育に関する研修会を開催した。  CKD対策・減塩研修会などで、栄養士等の栄養管理に関わる多職種の参加があった。 栄養管理研修会及び栄養指導推進研修会では給食施設及び行政栄養士を中心に災害時の栄養管理について理解を深めた。
糖尿病予防対策連携強化事業で、県民が安心してかかりつけ医療機関で糖尿病の初期治療が受けられるよう体制構築のため、糖尿病医療連携登録医の登録の要件となる研修会を開催した。  糖尿病医療連携登録医は、増加傾向にある。おおむね予定どおり実施。
厚生労働省の地域自殺対策強化交付金を活用し、相談窓口整備、人材育成、自死遺族支援、精神医療体制の充実、普及啓発など自死対策を総合的に推進。 特に地域において自死のサインに気付き、見守り、必要に応じて専門機関につなぐ役割が期待される「ゲートキーパー」の養成に力を入れる。  ・H28自死者数(年間) 82人 ・講演、ゲートキーパー研修、メンタルヘルス研修などの研修会を実施 ・自殺予防週間及び自殺対策強化月間街頭キャンペーン等普及啓発を実施。
市町村の健康課題を解決するために地区単位で「まちの保健室」を大学等の専門機関と協力して開催するとともに、地域の健康づくりの核となるリーダー養成等を行う。さらに、将来の医師・看護師、栄養士になる学生に地域との関わりを経験させる機会とする。 ○「まちの保健室」実施市町村:12市町村   鳥取看護大学による実施:7市町村   鳥取大学による実施:4市町   独自で実施:1町    ※ 県の補助事業を活用せず同様事業を実施:7市町
課題今後の取組
○健康マイレージ事業、既に取り組んでいる他市町村へも情報提供し、全市町村での取組を目指すことが必要。 ○健康経営マイレージについては、協会けんぽと連携しながら、取り組む事業所を増やしていくとともに、さらに職域での健康づくりを推進していくことが必要。 ○職域・地域における歯周疾患検診促進パイロット事業は、モデル地域やモデル事業所の応募が少ない。事業PR等の工夫が必要。 ○糖尿病療養指導を実施するコメディカルの養成を行い、糖尿病指導体制を充実させていく必要がある。 ○自殺対策基本法の改正により、県及び市町村に自死対策計画策定が義務づけられたため、より一層の市町村支援と県の計画改定を進めていく必要がある。 ○健康マイレージ事業に既に取り組んでいる市町村の取り組みなど情報提供し、実施していない市町村の事業立ち上げを支援する(H29年度から、日吉津村が、新規に実施する予定) ○協会けんぽと、引き続き連携しながら、健康経営マイレージ事業のメニュー等の充実や、健康経営意識の浸透による職域での健康づくりを推進していく。 ○市町村及び関係機関等と連携して新規のモデル事業所の拡大を目指す。 ○糖尿病療養指導士養成を鳥取県で実施予定。 ○本県の実情にあった自死対策の他に、若年層、ハイリスク者等へも対策を広げ、本県の自死対策を更に推進していく。 また、県計画を策定するとともに、より一層の市町村支援を進めていく必要がある。

※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。



最後に本ページの担当課
   鳥取県総務部行財政改革局業務効率推進課
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