平成29年度工程表
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福祉保健部 健康医療局 鳥取看護専門学校の工程表

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基本的事項

所管組織、所管責任者


 所属名 鳥取看護専門学校 所属長名 池口正英 電話番号 0857-29-2407

組織ミッション

1 看護師として必要な基礎的知識・技術・態度を身につけ、主体的に学ぶ姿勢を持ち続ける学生を育成する。 2 県民の健康福祉の担い手として県内就業を促進する。

1.政策内容と目標

(1)政策内容

学生の確保及び県内就業の促進

(2)今年度の目標

1 高校生等への学校PRを積極的に行い、新入生の定員確保を行います。
2 学生が主体的に学習する姿勢を育み、教育の質の向上に努力します。
3 県内就職者数を100%とし、県内就業の定着化を促進します。
4 国家試験合格率100%を目指します。

(参考)該当する長期的目標

政策項目元気づくり総合戦略将来ビジョン環境イニシアティブプランアクションプラン(教育振興基本計画)その他

2.測定指標

指標1

指標名指標の分類
入学定員数
基準値年度当初値今年度目標値今年度実績値長期的目標値
数値新入生:40名新入生:40名新入生:40名新入生:40名
時点各年度末平成29年4月入学平成30年度入学生(平成30年3月末)平成30年度入学生(平成30年3月末
根拠となる計画等その他計画の名称計画指標の選定理由
定員充足率は、定員確保の指標となる

指標2

指標名指標の分類
看護教育の確実な実施
基準値年度当初値今年度目標値今年度実績値長期的目標値
数値教育時間数:   1年生 1,035時間   2年生 1,035時間   3年生  945時間教育時間数:   1年生 1,035時間   2年生 1,035時間   3年生  945時間教育時間数:  1年生  1,035時間   2年生 1,035時間   3年生  945時間教育時間数:  1年生  1,035時間   2年生 1,035時間   3年生  945時間
時点各年度末平成29年4月平成30年3月末平成30年3月末
根拠となる計画等その他計画の名称計画指標の選定理由
教育時間数の年間計画どおりの実施は、教育の質の評価指標となる

指標3

指標名指標の分類
県内就業者率(進学者を除く)
基準値年度当初値今年度目標値今年度実績値長期的目標値
数値卒業生(定員):40名卒業生:34名卒業予定者:41名卒業生:39名 進学者等を除く県内就業率100%
時点各年度末平成28年度卒業(平成29年4月)平成29年度卒業(平成30年3月末)平成29年度卒業(平成30年3月末)
根拠となる計画等その他計画の名称計画指標の選定理由
県内就業者数は、県内就業定着の指標となる

指標4

指標名指標の分類
国家試験合格率
基準値年度当初値今年度目標値今年度実績値長期的目標値
数値卒業生(定員):40名卒業生:34名卒業予定者:41名卒業生39名 合格者38名:合格率97.4%
時点各年度末平成28年度卒業(平成29年3月末)平成29年度卒業(平成30年3月末)平成29年度卒業(平成30年3月末)
根拠となる計画等その他計画の名称計画指標の選定理由
国家試験の合格率は、教育の質の評価指標となる

3.目標を実現するための主要事業・主要制度

番号主要事業・主要制度事業概要・スケジュール
1鳥取看護専門学校管理運営費 (予算額(事業費)31698千円)【目標1】  ○高校への個別訪問や進学説明会に参加(7月〜8月)  ○学生募集要項やホームページを刷新し、教育の魅力をPR(6月〜7月)  ○オープンキャンパスの実施(6月)  【目標2】  ○非常勤講師の確保と計画的な月間予定表の作成(通年)  ○臨地実習施設を対象に学生指導に関する研修会を開催  ○学内演習を強化するために、図書や教材備品(モデル人形等)の学習環境の整備・充実(8月) 【目標3】  ○鳥取県実施の就職ガイダンス、各病院開催のオープンホスピタルへの積極的参加を勧奨(通年)  ○県内就職情報の提供や進路指導・相談の実施(定例2回/年、必要時)  ○県内者・県外者へ鳥取県看護職員修学資金のPR(4月)  ○学生自身の就職活動年間スケジュール・マイカルテの作成(全学年)  ○就職面接試験の心得・履歴書の書き方について特別講演の開催(4月) 【目標4】  ○1年生:入学前 学習課題(数学・理科・国語)の提示及び入学直後に学習達成状況の確認テストの実施  ○1年生:低学年からの外部模擬試験の導入  ○2・3年生:外部模擬試験等を活用した学力診断、強化授業による補強を実施(通年)   ○3年生:学習成績や国家試験模擬試験結果を保護者に報告(2回/年)  ○全学年:教員と学生との個別面談を実施(定例2回/年、必要者は随時)  ○全学年:保護者会を開催し、支援体制の強化を図る(7月)  ○看護師国家試験出題基準に対応するため、教員を県外研修へ派遣(8月・3月)

4.評価

■最終評価(年度末時点)

進捗評価
○(予定どおり) 
達成度の評価
8
評価理由
○平成30年度の入学生は、定員数の40名を確保 〇看護教育の実施時間は、予定通りの3015時間を確保 ○平成30年3月 卒業生予定者41名は、卒業延期により2名減少し、39名が卒業。進学者等を除く、県内就職率は、100%であり、近年95%以上で推移している。 ○H30.2月実施 国家試験試験合格率は、97.4%(全国91.0%)であり、全国平均を上回った。 

H29年度の取組成果
【目標1】 ○高校への個別訪問の実施(東部地区を中心に10校を訪問、当校の教育内容のPRと進路担当者との情報交換) ○学生募集要項の作成(7月下旬から希望者に配布、学校PRのためクリアファイルを作成し、受験生・関係各所に配布し、教育の魅力をPR) ○ホームページの更新(入試情報等の掲載) ○学生募集ポスターの作成(高等学校・実習施設・県立図書館等の公共施設に掲示を依頼) ○入学試験変更点の周知(高等学校への訪問、ホームページ掲載により周知) ○オープンキャンパスの実施(6/24に開催し、89名が参加、在校生との交流を図る)  ○H29.10.20 推薦・社会人入学試験を実施(受験者:推薦入学試験10名、社会人入学試験7名) ○H30.1.5 一般入学試験を実施(受験者:81名) ○高等学校訪問し、入学試験変更点を説明し、理解をいただいた。 ○学生募集ポスターの作成、ホームページの更新などを行い、入試情報を効果的に発信することができた。 ○オープンキャンパスの参加者は昨年度(77名)と比較して、増加した。実施アンケートによると「自分の聞きたいことがたくさん聞けたし、丁寧に教えてもらうことができた、他の学校との違いや良さがよくわかり楽しかった、少人数で学びやすい環境にあると思った」と好評であった。 ○平成30年度 推薦・社会人・一般入試受験者は、98名(受験倍率2.5)と、昨年度112名と比較して、若干減少した。県内では、平成27年度に看護大学等の開校が相次いでいるが、試験科目の削減等、試験体制の見直しの効果があり、影響を最小限に抑えることができた。 ○平成30年度の入学生は、定員数どおりの優秀な学生40名を確保できた。
【目標2】 ○H29年度に予定している講義・演習等の非常勤講師を確保(依頼も終了) ○臨地実習施設の実習指導者を対象に、学生指導に関する教育研修会を開催(H29年8月17日実施 参加者数23名) ○学内演習を強化するために、図書や教材備品(モデル人形等)の学習環境の整備・充実(6月・7月) ○関係機関の協力のもとに、講義や演習の非常勤講師の確保は可能となった。 ○教育研修会は、多くの参加者があり、アドラー心理学を活用した学生理解について考える良い機会となった。 ○年度初めに、教材備品を購入し、講義や演習等の学習に役立てることができた。
【目標3】 ○鳥取県実施の就職ガイダンス、各病院開催のオープンホスピタルへの参加を1年生から勧奨   H30.3月に実施された鳥取県看護職員就職ガイダンスに1年生全員が参加 ○県内医療機関の訪問情報やポスター等を廊下や図書室に提供   図書室の「進学・就職コーナー」の刷新を実施   3年生に対して、就職・進学相談を個別に実施 ○学生自身の就職活動年間スケジュール・マイカルテの作成(4月 全学年) ○就職面接試験の心得、履歴書の書き方について特別講演の開催(4/17・18) ○県内者・県外者へ鳥取県看護職員修学資金のPR(4月) ○病院が開催するオープンホスピタルへは、多くの1年生・2年生が参加し、将来の進路について視野を広げることができた。   鳥取県看護職員就職ガイダンスを1年生全員参加としたことで、就職に対する意識が高まった。 ○図書室の「進学・就職コーナー」の刷新を図ったことで、学生から利用しやすくなったとの声が寄せられている。 ○3年生、4月の早期に、就職に関する特別講義を実施し、就職試験に関するスキルが向上した。 ○卒業生(3年生 39名)のうち、進学者等(2名)を除く、就職希望者37名の就職が内定している。(県内就業率100%) ○鳥取県看護職員修学資金の貸与を受けた学生は、127名中89名と70%を占めている。
【目標4】 ○1年生:入学前 学習課題(数学・理科・国語)の提出及び入学直後、学習達成状況の確認テストの実施(4/19、5/15)        解剖生理学の知識定着を目指し、毎週3問程度の課題を提示し、学習成果を「見直しノート」にまとめて提出 ○1年生:国家試験豆知識のレクチャーや国家試験過去問題のチャレンジにより、低学年からの意識づけを図る(7月) ○2年生:外部模擬試験等を活用した学力診断を実施(7月)       国家試験の傾向と対策の講義(7月)        専門業者による国家試験対策特別講義の実施(10/5実施)  ○3年生:外部講師による解剖・生理学に関する補強講義の実施(7月)       外部模擬試験等を活用した学力診断を実施(9月までに4回実施)       専門業者による国家試験対策特別講義の実施(12/7実施)  ○保護者会の開催(7/14、37名が参加、熱心な情報交換がなされた) ○教員と学生との個別面談を4月〜5月に実施   学業不振や体調不良の学生に対して、保護者を含めた個別面談を実施 ○入学時に、学習達成状況の確認テストを実施し、その結果を入学後の指導に活かすことができた。   毎週見直しノートを提出することにより、解剖生理の知識の積み重ねにつながっている。 ○全学年の国家試験模擬試験やオリエンテーション等は、計画どおりに実施した。 ○保護者会は、学年毎の懇談会において、活発な保護者同士の交流や意見交換が実施された。   また、年間講義計画・認定試験・国家試験等の説明を行い、現在の学習状況や問題点について、保護者に理解いただいた。 ○学業不振者や体調不良の学生に対して、必要時、保護者を含めた個別面談を実施し、現在の学習状況や学習目標の確認等を行ったことで、学習態度等に改善が見られた。 ○保護者に3月末に学業成績を送付した結果、学習状況がよくわかるとの評価をいただいた。 ○2年生に対して、今年度初めて導入した専門業者による国家試験対策特別講義は、受講した2年生から大変好評であり、国家試験に対する士気が向上した。 ○H30.2月実施の国家試験試験合格率は、97.4%(全国91.0%)であった。
 
 
 
 
 
 
課題今後の取組
○今後も継続した受験生の確保のため、積極的なPRが必要○本校の特徴的な教育内容や充実した実習指導体制等について、高等学校進路担当者や保護者等に積極的なPR活動が必要である。
【目標2】 〇昨年度に継続して、学生指導に関する教育研修会を実施したが、多くの実習指導者の参加があった。実習指導者と教員との意思疎通を図り、臨地実習を充実するためには、継続実施が必要である。〇次年度も継続的に教育研修を企画し、臨地実習の質の向上に努力する必要がある。
【目標3】 ○H29年度は、県内就職率100%を達成した。○次年度も継続して県内就職率100%を目指す必要がある。
【目標4】 ○国家試験合格率は、97.4%であった。次年度は、合格率100%を達成できるよう3年生の学習意欲の向上と国家試験対策の更なる充実が必要○学生個々により、学習段階に格差があるため、学力を引き上げるために、学生の学習段階に合わせた指導体制づくりの更なる充実が必要である。 また、日頃から臨地実習において、学生の考える力を育成するための関わりを徹底していく必要がある。

※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。



最後に本ページの担当課
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