福祉保健部 健康医療局 健康政策課の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 健康政策課 所属長名 植木芳美 電話番号 0857-26-7191
組織ミッション
1 日々の健康づくりが当たり前に取組まれる「健康づくり文化」を創造し、県民に定着させ、県内で様々な健康づくりが取組まれるようにする。 2 がん検診受診率向上、がん医療の質の向上などがん対策を推進する。 3 新型インフルエンザをはじめとした感染症に対応できる体制(医療体制を含む)を整備する。
1.政策内容と目標
(1)政策内容
感染症に対応できる体制(医療体制を含む)の整備
(2)今年度の目標
1 感染症指定医療機関及び関連機関との間で、通報、搬送、受入れ及び検体採取等の対応訓練、感染防護具の着脱訓練を引き続き実施し、本県の感染症発生時の体制強化を図る。
2 発生が懸念される新型インフルエンザ等の感染症について、県庁における対策本部運営訓練を実施するとともに、新型インフルエンザ等発生時における健康医療局内の事務分担を見直すことにより、体制強化を図る。
(参考)該当する長期的目標
政策項目 | 元気づくり総合戦略 | 将来ビジョン | 環境イニシアティブプラン | アクションプラン(教育振興基本計画) | その他 |
○
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●将来ビジョンの取組の方向性(該当所属のみ)
番号 | 大項目 | 取組みの方向性 |
1 | X【支え合う】お互いを認め、尊重して、支え合う | I健康危機の脅威から県民を守るため、健康危害の早期発見、原因究明、被害の拡大防止等を一元的に対応する拠点・機能の整備を検討します。 |
2.測定指標
測定指標なし
3.目標を実現するための主要事業・主要制度
番号 | 主要事業・主要制度 | 事業概要・スケジュール |
1 | 感染症対策推進事業 (予算額(事業費)106990千円) | 感染症の発生時における危機管理体制を整備するとともに、感染症患者に対する適切な医療の提供 を図る。また、感染症の発生動向を調査し、感染拡大の兆候を探知し適切な予防活動を実施する。 |
2 | 感染症医療体制整備支援事業 (予算額(事業費)4987千円) | 本県における感染症対策を強化するため、感染症専門医の養成と他の感染症指定医療機関に感染症専門医を協力派遣する体制を鳥取大学医学部に整備する。 |
3 | 新型インフルエンザ等対策事業 (予算額(事業費)2110千円) | 今後、発生が懸念されている新型インフルエンザ等の感染症について、迅速かつ的確な対応が図られるよう図上訓練や医療従事者の育成を行うとともに、新型インフルエンザ等が発生した場合は、関係機関との連携強化、住民への感染防止に関する啓発等を行い、感染拡大防止に努める。 |
4 | 新型インフルエンザ等入院病床確保事業 (予算額(事業費)100440千円) | 病原性が高い新型インフルエンザ等の重症患者の入院にあたっては、院内感染防止対策を厳格 に行う必要があるため、病棟単位で入院病床の確保が必要である。
このため、県の要請により病床確保を行う医療機関に対して、空床となる病床の損失分について 補助金を交付することにより、入院医療体制の整備を図る。 |
4.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
△(やや遅れ) |
達成度の評価 |
5 |
評価理由 |
エボラ出血熱患者移送訓練については、関係機関の協力を得て、11月24日に実施し、必要となる資機材についても必要性を検証して平成30年度予算に計上した。一方新型インフルエンザ等対応訓練については、平成30年4月に鳥取市が中核市に移行し保健所を設置することから、県と市の連携を検証するために、訓練実施を平成30年前半に延期した。 |
H29年度の取組 | 成果 |
エボラ出血熱患者移送等の訓練を、感染症指定医療機関、警察、消防等の関係機関の協力を得て実施(11月24日) | ・移送車に感染症専門医の同乗していただき、実施できる医療行為の確認、必要資機材の検証をすることができた。
・移送の際に必要となるストレッチャーについて、保健所職員の操作方法の研修を行うとともに、定期的な保守点検の必要性を認識できた。 |
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課題 | 今後の取組 |
鳥取市との連携の検証を目的の一つとして、新型インフルエンザ等対策訓練を実施するとともに、鳥取県新型インフルエンザ等対策行動計画を改定する。 | 新型インフルエンザのまん延防止対策等について、県と鳥取市保健所が連携して対応するとともにもに、県と市の保健所が限られた人材の動員など、相互に応援する仕組みを検討して、感染症面での危機管理体制を構築していく。 |
エボラ出血熱患者移送等の訓練を引き続き実施する。 | 感染症専門医の移送車同乗について引き続き検証を行うとともに、消防機関との連携訓練も進める。 |
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※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。