西部総合事務所 農林局 西部農業改良普及所の工程表

基本的事項

所管組織、所管責任者

組織ミッション

１．政策内容と目標

（１）政策内容

（２）今年度の目標

（参考）該当する長期的目標

政策項目	元気づくり総合戦略	将来ビジョン	環境イニシアティブプラン	アクションプラン（教育振興基本計画）	その他
○

�U　産業を元気に�G元気な農業に向けて農業活力増進プランを実行 �T豊かな自然でのびのび鳥取らしく生きる（２）農林水産業�@将来を担う若き担い手の活躍

●将来ビジョンの取組の方向性（該当所属のみ）

番号	大項目	取組みの方向性
1	�T 【ひらく】地域で・県外で・国外で新時代に向かって扉をひらく	�I退職された団塊世代の方、ＩJUターンされた方等も含め、認定農業者、新規就農者、集落営農組織、農外からの企業参入など多様な経営主体の育成・確保を推進します。

２．測定指標

指標１

指標名	指標の分類
新規就農者の育成【西部農業改良普及所】	成果指標

	基準値	年度当初値	今年度目標値	今年度実績値	長期的目標値
数値	所得目標値の達成率が５０％以上の新規就農者の割合	−	８０％以上	55％
時点

根拠となる計画等	その他計画の名称	計画指標の選定理由
政策項目 総合戦略 将来ビジョン		新規就農者の経営安定

指標2

指標名	指標の分類
新規就農者の育成【大山普及支所】	成果指標

	基準値	年度当初値	今年度目標値	今年度実績値	長期的目標値
数値	所得目標値の達成率が８０％以上の新規就農者の割合	−	７０％以上	58%
時点

根拠となる計画等	その他計画の名称	計画指標の選定理由
政策項目 総合戦略 将来ビジョン		新規就農者の経営安定

３．目標を実現するための主要事業・主要制度

番号	主要事業・主要制度	事業概要・スケジュール
1	新規就農者総合支援事業　（予算額（事業費）415938千円）	・支援事業を効果的に活用して新規就農者の就農定着をはかる。 ・新規就農者の就農相談、営農計画の策定、機械施設導入への指導助言、就農後の営農技術指導を新規就農者の営農段階に応じたきめ細かな対応を年間を通じて実施する。
2	鳥取県農業改良普及事業　（予算額（事業費）64179千円）	・農業者に対する農業生産方式や農業経営の改善の普及指導。 ・普及指導計画に基づいた目標管理と現地課題解決活動の実施。 ・7月の普及指導活動中間検討、2月の実績検討、3月の計画検討。

４．評価

■最終評価（年度末時点）

進捗評価
○（予定どおり）
達成度の評価
6
評価理由
・西部普及所の結果はそろっていないため未集計であるが約６０％であり、目標値の８０％にはやや届かなかった。 ・大山普及支所の結果は５８％であり目標７０％の達成には至らなかった。

H29年度の取組	成果
（１）西部農業改良普及所 ・新規就農者４３名に対して、各自の所得目標達成に向けた支援を行った。 ・年間３回の個表検討会を開催し、各新規就農者に必要な指導内容について、検討と実施を行った。 ・新規就農者の簿記能力向上のため、「新規就農者限定！農業で儲けるスタートアップセミナー」および「農業簿記のお悩み相談室」を２９年度初実施し、簿記能力の向上を図った。 ・地域の新規就農者と先輩農業者との連携を深めるため、境港市若い農業者のつどいの開催支援を実施した。	（１）西部農業改良普及所 ・所得目標の結果については集計中であるため、達成率が確認できていないが、約６０％程度だと考えられる。今後も継続して各自の課題解決に向けた指導を行う。 ・各自の課題解決にあたっては、各担当普及員が市町村、農協等と協力して指導に当たることが出来た。 ・「新規就農者限定！農業で儲けるスタートアップセミナー」では延べ１５名、「農業簿記のお悩み相談室」では延べ６名が参加し、簿記能力の向上を図ることができた。また、２９年度に実施する新規就農者対象の研修会について、希望する内容について把握することができた。 ・境港市若い農業者のつどいでは、若手農家９名、関係者２３名が参加した。新規就農者からの事例発表や意見交換が実施された。日本一の白ねぎ産地を目指す若手農家の熱意が十二分に伝わる会となったと考えられる。また、新規就農者が農地を求める声が多くでており、今後の農地確保と遊休農地対策の課題が、関係者に明確に意識された。
（２）大山普及支所 ・新規就農者１２名と新規就農者が設立した１法人に対して、それぞれの経営目標達成に向けた支援を行った。 ・生産部や農業士会と連携してベテラン農家と新規就農者の意見交換会を設定し、ベテラン農家から新規就農者への助言の機会をつくった。	（２）大山普及支所 ・目標値に対する実績は５８％と目標を下回った。未達成の要因を個々に明らかにして今後も継続して課題解決に向けた指導を行う。 ・経営の基幹作物として栽培しているブロッコリーについて、ＪＡと連携して新規栽培者１２名を対象とした篤農家による播種、育苗管理の実習、講演を行ったことで、生育ステージに合わせたかん水量や水圧、ハウス内の温度管理など技術習得につながった。

課題	今後の取組
（１）西部農業改良普及所 ・栽培技術のレベルアップによる所得向上 ・簿記等の農業経営にかんする知識向上	（１）西部農業改良普及所 ・個別に栽培技術について検討を行い、必要な技術指導を関係機関と協力して実施する。 ・「新規就農者限定！農業で儲けるスタートアップセミナー」等で得たアンケート結果を基に、新規就農者が身につけるべき知識について、研修会を実施する。
（２）大山普及支所 ・栽培技術のレベルアップによる収穫率、秀品率の向上 ・新規就農者の確保支援の検討	（２）大山普及支所 ・生産部や農業士会と連携して、新規栽培者を対象とした篤農家による講習会等を継続開催する。併せて、個別指導を行って収量や品質を向上させ、安定所得をはかる。 ・新規就農者の確保対策についての検討を役場や生産部に働きかける。

※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎：予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。