農林水産部 森林・林業振興局 森林づくり推進課の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 森林づくり推進課 所属長名 濱江謙二 電話番号 0857-26-7306
組織ミッション
県民に多くの恩恵をもたらす森林づくりの推進
1.政策内容と目標
(1)政策内容
森林整備の推進、森林病害虫被害対策の徹底
(2)今年度の目標
○造林事業、合板・製材生産性強化対策事業等の適正な執行管理による間伐面積の確保等森林整備の推進
○市町村等関連機関と役割分担の上、相互に連携しながら松くい虫及びナラ枯れ被害対策を徹底
(参考)該当する長期的目標
政策項目 | 元気づくり総合戦略 | 将来ビジョン | 環境イニシアティブプラン | アクションプラン(教育振興基本計画) | その他 |
○
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○
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●将来ビジョンの取組の方向性(該当所属のみ)
番号 | 大項目 | 取組みの方向性 |
1 | V【守る】鳥取県の豊かな恵み・生活を守り、次代へつなぐ | B-2二酸化炭素の吸収や様々な活動の源となる上質な水の供給源としての役割などの、森林の環境面への貢献や、森林の手入れを適切に行い、森林を活用することが環境を支えることにつながることなど、森林や林業の重要性に対する県民の理解を促進し、森林の健全な整備・保全を進めます。 |
2 | V【守る】鳥取県の豊かな恵み・生活を守り、次代へつなぐ | B企業等が森林保全活動を行う「とっとり共生の森」による企業と連携した森づくりや、森林環境保全税を活用した森林の保全・整備を推進します。 |
3 | V【守る】鳥取県の豊かな恵み・生活を守り、次代へつなぐ | C間伐等を着実に進め、健全化した森林が二酸化炭素吸収源として有効に機能することを目指します。間伐材の利用を促進します。 |
●所属で設定する長期目標(設定がある場合のみ)
とっとり森と緑の産業再生ビジョン(間伐面積:4,200ha/年(H32)、再造林面積:30ha/年(H32))
2.測定指標
指標1
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 2,764ha | 3,050ha | 4,200ha | 集計中 | 4,200ha/年 |
時点 | H24 | H26 | H29 | H29 | H32 |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
その他計画等 | とっとり森と緑の産業再生ビジョン | |
指標2
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 15ha | 24ha | 19ha/年 | 集計中 | 30ha/年 |
時点 | H24 | H26 | H29 | H29 | H32 |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
その他計画等 | とっとり森と緑の産業再生ビジョン | |
3.目標を実現するための主要事業・主要制度
番号 | 主要事業・主要制度 | 事業概要・スケジュール |
1 | 造林事業 (予算額(事業費)783614千円) | 森林経営計画策定者等が行う間伐等の森林施業への支援 |
2 | 松くい虫等防除事業 (予算額(事業費)114063千円) | 松くい虫被害の拡大を防止し、重要な松林を保全するため、県による駆除・予防事業の実施と市町村が行う駆除・予防事業への支援 |
3 | ナラ枯れ対策事業 (予算額(事業費)87467千円) | 県中・西部を中心に発生しているカシノナガキクイムシによるナラ類樹木の集団枯損被害防止のために、市町村が実施する駆除事業の支援 |
4 | 苗木生産体制強化事業 (予算額(事業費)11672千円) | 優良な苗木を育成するために行う県営採種穂園の維持管理と、需給調整後に発生した残苗(廃棄苗木)に係る苗木生産者に対する支援。および、苗木生産者が行うコンテナ苗育成に係る資機材整備への支援 |
4.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
○(予定どおり) |
達成度の評価 |
8 |
評価理由 |
各事業とも一定の成果が得られた。 |
H29年度の取組 | 成果 |
造林事業:森林経営計画策定者等が行う間伐等の森林施業への支援 | 一定の予算の確保と概ね着実な執行が図られた。 |
松くい虫等防除事業:松くい虫被害の拡大を防止し、重要な松林を保全するため、県による駆除・予防事業の実施と市町村が行う駆除・予防事業への支援 | 守るべき松林の松くい虫被害は抑えられ、農薬散布による危被害の発生も無かった。 |
ナラ枯れ対策事業:県中・西部を中心に発生しているカシノナガキクイムシによるナラ類樹木の集団枯損被害防止のために、市町村が実施する駆除事業の支援 | 積極的な対策を講じたものの、被害発生量と被害区域の拡大があったが、市町、森林管理署及び環境省等と連携を図ることができた。 |
苗木生産体制強化事業:優良な苗木を育成するために行う県営採種穂園の維持管理と、需給調整後に発生した残苗(廃棄苗木)に係る苗木生産者に対する支援。および、苗木生産者が行うコンテナ苗育成に係る資機材整備への支援 | 県営採種穂園の適正な管理、残苗補償を行った。苗木生産者のコンテナ苗育成技術も向上しつつある。 |
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課題 | 今後の取組 |
造林事業:一定の予算の確保と皆伐・再造林の増加 | 予算確保については、国へ適宜要望する。皆伐・再造林については、別途創設した新規事業や基金制度も活用しながら、普及に取り組む。 |
松くい虫等防除事業:円滑な防除・駆除事業の実施 | 市町村との連携と事業内容の一部見直し。 |
ナラ枯れ対策事業:被害の拡大・増加の解消と大山開山1300年祭に対応した景観対策 | 重要な区域における重点的な対策の実施と大山寺周辺の景観対策の実施。 |
苗木生産体制強化事業:ヒノキ少花粉、早生樹等のコンテナ苗の育成技術への取組 | 皆伐・再造林の増加を見据えた多様な樹種のコンテナ苗生産への取組と山行苗木生産量全体の拡大への支援 |
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※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。