福祉保健部 東部福祉保健事務所 障がい者支援課の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 障がい者支援課 所属長名 高橋智鶴 電話番号 0857-22-5659
組織ミッション
共生社会の実現 ○市町や関係機関と連携して、障がいのある方が地域で安心して暮らし、働き、活動できるよう支援する。○市町や関係機関と連携して、自死予防、アルコール問題など心の健康の保持増進のための取り組みをすすめる。
1.政策内容と目標
(1)政策内容
農福連携事業の推進
(2)今年度の目標
○農作業のマッチングを行うとともに、自由契約に向けての支援を行う。
(参考)該当する長期的目標
政策項目 | 元気づくり総合戦略 | 将来ビジョン | 環境イニシアティブプラン | アクションプラン(教育振興基本計画) | その他 |
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2.測定指標
指標1
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | マッチング 継続22件
新規16件
計 38件
自由契約 継続24件
新規24件
計 48件 | | マッチング 継続23件
新規17件
計 40件
自由契約 継続25件
新規25件
計 50件 | マッチング 継続32件
新規12件
計 44件
自由契約 継続 25件
新規 2件
計 27件 | |
時点 | 28年度末 | | | | |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
| | 農福連携推進事業の指標として、農家と事業所のマッチング件数と自由契約の件数は必須である。昨年度から、より詳しく把握できるよう目標値に継続と新規の項目を加えている。 |
3.目標を実現するための主要事業・主要制度
番号 | 主要事業・主要制度 | 事業概要・スケジュール |
1 | 農福連携推進事業 (予算額(事業費)10376千円) | 1 【農福連携による東部圏域の状況把握】 農福専門担当職員が関係機関を訪 問し、聞き取りにより自由契約及び農福への参入の状況を把握する。
2 【事業所の経営指導強化】 事業所カルテを活用して、各事業所の経営方針や 特性をふまえて農福連携を提案し、利用者の特性に沿った作業内容のマッチ
ングや自由契約を推進する。
3 【新規参入事業所への支援】 新規参入の事業所や、新たにマッチングを希望 する事業所からの相談を受け付ける中で、各事業所の経営状況に沿った農
福連携を提案し、マッチングや自由契約につなげていく。
また、農作業効率化支援補助金と農業支援員派遣支援事業の活用を図る。 |
4.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
○(予定どおり) |
達成度の評価 |
7 |
評価理由 |
1 マッチングの実績44件であり、H29目標値40件や、H28実績39件を上回った。
2 自由契約は27件とH28年度実績48件よりも減少したが、今年度、新たに農福連携加工品3件の実績があがった。 |
H29年度の取組 | 成果 |
1【農福連携による東部圏域のマッチングの推進と状況把握】
年度当初より農福連携推進コーディネーターが、農作業受委託の対象農家及び就労系事業所 を精力的に巡回し、マッチングの推進・相談・支援及び自由契約に係る状況把握を行った。 | 農福連携のマッチング件数は、3月末時点において、44件(継続32件、新規12件)で、目標(40件)を
達成した。自由契約については、27件(継続25件、新規2件)を把握しているが、目標50件には届か
ない数値になっている。 |
2【事業所カルテや農家カルテ作成によるマッチング機能の強化】
・各事業所の特性やニーズを踏まえて、農福連携を提案できるように、平成28年度から事業所カ ルテの作成(特徴・利用者数・作業内容等)を始め、マッチング機能の強化を図っている。
・農家の特徴やニーズを踏まえて、農福連携を提案できるように、平成28年度から農家カルテを
作成している。 | 昨年度の事業所カルテや農家カルテよりも、詳しいカルテを作成しており、事業所や農家の特徴や
ニーズをより細かく把握して、マッチングができるようになった。 |
3【新規事業所や新規農家や委託可能な農作業の開拓】
・農福連携に関わる事業所や農家や農作業が、固定しつつあったので、新規開拓を行う。 | 新規事業所 0件
新規 農家 4件
新規 農作業 5件(アカモク、しめ縄飾り、枝豆、落花生、サツマイモ) |
4 【農福連携加工品の取組み】
・昨年度までは、農福連携加工品には取組んでいなかったが、今年度から取組みを始めた。 | ・クッキー加工、ゼリー加工、大福の3件の実績が上がった。 |
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課題 | 今後の取組 |
【新規事業所の開拓】
平成29年度には積極的に新規農家の開拓を進めたが、農作業の
受け手の事業所が見つからないことが多かった。その内容を分析し たところ、以下の1,2のとおり。
1 屋外の農作業の受託を検討できる事業所数が少ない。
2 農家側の委託希望は多いが、障がい者の対応が難しい作業が多
い。 | 課題の1,2に対応する今後の取組みは、以下のとおり。
1 ・屋内で行なえる新作業の提案(ハウス内作業)
・作業の分割発注を提案(白ネギの出荷調整)
・受託の規模を小さくすることを検討(田の畔草刈り)
2・受託可能な新たな農作業の提案(芝の管理、サツマイモの収穫、出荷調整)
・農作業の体験を受け入れることのできる農家の発掘 |
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※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。