生活環境部 水・大気環境課の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 水・大気環境課 所属長名 大呂英樹 電話番号 0857-26-7400
組織ミッション
安全で快適に暮らせる水・大気環境づくり ・快適な水環境の確保 ・良好な大気環境の確保 ・生活排水処理の普及
1.政策内容と目標
(1)政策内容
水・土壌環境の保全、地下水の適正管理
(2)今年度の目標
・公共用水域、事業場排水等の継続的な監視・測定・指導等を実施し、水環境を保全する。
・「とっとりの豊かで良質な地下水の保全及び持続的な利用に関する条例」に基づき、地下水環境の保全と利活用を図る。
(参考)該当する長期的目標
政策項目 | 元気づくり総合戦略 | 将来ビジョン | 環境イニシアティブプラン | アクションプラン(教育振興基本計画) | その他 |
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○
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○
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○
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●環境イニシアティブプラン
番号 | 目標 | 施策 | 具体的な目標 |
1 | 【5 安全・安心】安全で安心してくらせる生活環境の実現 | 5-1 大気・水・土壌環境の保全と地下水の適正管理 | ・河川、海域の水質環境基準の達成 |
●所属で設定する長期目標(設定がある場合のみ)
公共用水域の水質測定計画(水質汚濁防止法第16条に基づく公共用水域の水質測定)
2.測定指標
指標1
指標名 | 指標の分類 |
河川・海域の水質の環境基準達成率(河川:BOD、海域:COD) | 成果指標 |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | − | 78.0 | 100 | 90 | 100% |
時点 | − | 平成27年度末 | 平成28年度末 | 平成28年度末 | 平成27年度末 |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
環境イニシアティブプラン | 公共用水域の水質測定計画(水質汚濁防止法第16条に基づく測定計画) | |
3.目標を実現するための主要事業・主要制度
番号 | 主要事業・主要制度 | 事業概要・スケジュール |
1 | 水質汚濁防止対策費 (予算額(事業費)52258千円) | ・公共用水域等調査・指導
県内の河川・湖沼・海域(海水浴場を含む)・地下水を常時監視し、水質の維持・保全及び異常時の原因究明を図る。
・事業場排水調査・指導
工場・事業場の立入調査・管理指導 |
2 | とっとりの豊かで良質な地下水の保全及び持続的な利用事業 (予算額(事業費)6820千円) | ・「とっとりの豊かで良質な地下水の保全及び持続的な利用に関する条例」に基づき、「地下水研究プロジェクト」において地下水位のモニタリング結果の分析、評価を行う。
・「持続可能な地下水利用協議会」において官民一体となって県内の地下水の保全や涵養に取り組むとともに、地下水位のモニタリングの実施や水の日の関連イベントを実施する。 |
4.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
○(予定どおり) |
達成度の評価 |
7 |
評価理由 |
○河川・海域の水質について、公共用水域の水質測定計画に従い、調査を実施するとともに、事業場等の立入調査を実施し、必要な指導を実施した。
○地下水研究プロジェクトにおいて、県西部地域(大山地域、日野川流域、米子平野)を対象とする地下水流動解析モデルの精度向上に向けた評価・検証を実施した。 |
H29年度の取組 | 成果 |
水質汚濁防止対策 | ・河川・海域等の水質について、公共用水域の水質測定計画に従い、調査を実施した。
・河川の水質に異常値が見られた場合は、周辺の事業場等の位置情報を調べ、人為的な汚染か自然由来の汚染かについて原因の調査を実施した。
・地下水が水質基準を超えた場合には、周辺の井戸を調査し、飲用しないよう指導を行うとともに、汚染の広がりや人為的な汚染か自然由来の汚染かについて調査を行った。
・水質汚濁防止法に基づき事業場等の立入調査を実施し、必要な指導を実施した。 |
とっとりの豊かで良質な地下水の保全及び持続的な利用事業 | <条例の見直しの検討>
・「とっとりの豊かで良質な地下水の保全及び持続的な利用に関する条例」施行から4年が経過したことから、昨年に引き続き条例の各規定について点検を実施した。
<持続可能な地下水利用協議会との協働>
・観測井戸を28箇所の水位等のモニタリングを実施し、水位低下など異常を示すデータは確認されなかった。
・8月に地下水利用協議会と「水の日フォーラム」を共催し、多くの県民に水の大切さや、協議会が行う地下水保全の取組みについて普及啓発した。
<地下水研究プロジェクト>
・県西部地域(大山地域、日野川流域、米子平野)を対象とする地下水流動解析モデルの精度向上に向けた評価・検証を実施した。
・持続可能な地下水利用協議会が実施している県観測井戸の地下水位モニタリングデータの分析・評価を行った。特に鳥取県中部地震の発生後、鳥取平野の地盤沈下観測井戸のうち深井戸の水位が著しく上昇していることを委員に報告し、引き続き注視するよう意見があった。 |
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課題 | 今後の取組 |
水質汚濁防止対策 | 引き続き、事業場排水について工場・事業場の立入調査・管理指導を実施し、法令遵守を徹底する。 |
地下水の保全及び持続的な利用 | ・西部地域の地下水流動解析モデルについて、精度向上に向けた検証を行う
・県全域の地下水位観測点追加や河川流量測定等による観測データの充実の検討を行う。
・持続可能な地下水利用協議会が実施している地下水位モニタリングデータの分析、評価を引き続き行う。
・とっとりの豊かで良質な地下水の保全及び持続的な利用に関する条例について、国による法律の策定状況や令、周辺事情の変化等の動向を注視し、必要に応じて改正を検討する。 |
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※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。